稽古場より徒然なるままに

9月30日(日)
 暑がりです。この二日天気が悪いこともあり一気に涼しくなりました。というか、涼しいを通り越して寒いくらいなのかな?「なのかな?」と言うのは、本人がそこまで感じていないから。
ハイネックだ、長袖だ、が服装の中、上長袖シャツ、下サンダルの季節感を破壊した服装で登場の僕。
風邪が治りきったのかどうなのか微妙にもかかわらずですよ。
そんな、天気の悪い日曜日、本番まで1ヶ月をきった日曜日(なに!?)
新人堂員竹原が、練習日記勤めさせていただきます。
 
 
【今のうちにひいとけば、本番は大丈夫だと思うのは僕だけか?】
 存知のお方はご存知でしょうが、知らない人はしらない(←当たり前のことですな)。
 体調を崩していた堂員が2名。七海さんと竹原だ。
 どちらも病院にいってきました。(ちなみに僕は、最近出来たばかりの新しい病院に)
 僕はともかく、七海さんはそりゃー、演出業から役者業まで大忙しの日々のため、休まる日々も少なかろうと思われる中、今日は  声が出ないバッドコンディション。
 そんななかでもテキパキ、ビシバシ。
 きっとここで風邪をひいたのは本番をグッドコンディションで迎えられる為の取引さ(←誰との?)
 てなわけで、皆さん、グッドコンディションの七海さんをせひ劇場で。
 。。。あぁー、もちろんそのほかのメンバーも当然グッドコンディションでお待ちしておりますぜ。
 
 
【裏方稽古】
 昨日は、大きな荷物を持ちこんでのチェックがほぼだった為、あんまり場面練習とかは出来てません。
 で、このチェックを通してわかった事、
 「裏側の様々なことはほぼ僕がやる!」
 あんなものを引っ張りあげたり、そんなものを回したり、結構舞台に居るよりも忙しくやってるかもしれません。
 そんな僕は今日、裏方隊長に任命されました。
 そんなこともあり、そのシーンになると、一人で手を挙げたり、足で踏みつけたりおちついてなかったなぁ。
 エアー裏方ですわ。丸見えの。
 単純に場面練をしてる皆のお邪魔さんに見えないこともなかったですなぁ。
 なんか、特殊なことが起こった時、その裏に竹原がいます。。
 
 
【ジャージー】
 そんな、裏方忙しい僕に、今日また新たに仕事が増えました。
 それは、あるものを、腕に巻きつける仕事。
 これは、一人では出来ないのでそのとき一緒に裏に居る内山さんも参加です。
 さて、今日その練習を行うことになったときひとつの問題が、、
 「昨日持ち帰っちまったな」
 結構大きなものだったので昨日持ち帰ってしまっていたのです。
 「じゃぁ、代替品で。」
 急遽あらわれた代替品。
 それは、、ジャージ(下)。黒いジャージ(下)。横に白いラインの入った黒いジャージ(下)。
 腕に巻きつく黒いジャージ。
 練習の時はうまく出来るかに一生懸命だったんですよ。
 でもこれが、後で、あんなことになるとは・・・
 
 
【通します!!】

 「とおします」(演出)
 「・・・はい」(その他)
 てなわけで、八千水蜘はじめての通し(通称馬鹿通し)が行われました。
 衣装を着替え、小道具を用意し、さぁ、いざはじまりだ。
 動き、セリフ、段取り、今まで稽古で積み上げてきたものをここで放出させるのだ。
 
 
【みんなで写真を】
 通し中、「手の空いている者は積極的に写真を撮るように」との演出の指示のもと、積極的に、写真をとります。
 特に、アグレッシブだったのが内山さん。
 カメラをもって、上手へ下手へ縦横無尽。その姿わが子を撮影する父親のごとく。
 でも、そろそろ、内山さん本人が出られる場面なので、私が代わりに・・・
 「あぁ、竹原君は裏方作業の想像力を鍛える必要があるからいいよ」
 いや、お気遣いはうれしいですが、出ていただかないとそれが一番困りますので。
 自分のお気に入りの場面は絶対人には譲らない。プロですな。(笑)
 
 ラストのシーン。
 舞台上にふたり。一人は横たわり、一人は手にカメラ・・・って、おい!!。役者が舞台にカメラ持参って。
 「いや、せったい一回は舞台上で撮ろうと思う」
 稽古開始前の宣言どおり、しっかり舞台上で写真を撮った演出の顔は晴れやかだった。
  
 「さてここの場面は前から撮ろうか、横から撮ろうか。」
 珍しくカメラを手にした竹原は悩んでいた。
 「結構ここすきなんだよね、場面的に」なんて事思いつつ、カメラを構えて場所さがし。
 「・・・・うん!?」はて、なにか庶民的な。
 「・・・・ほむ?」チープな感じは何だ?
 「ぬはっ、ジャージかっっっ!!!」
 芝居的にはクライマックス。音楽も盛り上がり最高潮の場面で、腕に巻きつくジャージ(下)。黒いジャージ(下)。横に白いラインの入った黒いジャージ(下)
 すごくいいシーンなんですよホントは。
 でもジャージなのが残念でした。
 
 
【そして反省に】
 反省議事録 
 参加者:吉田 内山 常世田 七海 竹原
 筆記 :竹原
 演出より
   吉田・・・・もっとキャラクターを考慮してやるように
   内山・・・・今日はすごくよかった。しかし、良いと次に落ちることがあるので次回も落ちないように
         気をつけるように
   常世田・・・問題ありません
   竹原・・・・もっと落ち着きなさい
   七海・・・・体を治します。
                                                             以上


 さて、今日は通しもやったことだしという事で早めの終了。
 今日を底辺に、皆で作り上げ、良いものを作っていきましょう。
 本番まで、あと少し。がんばりますぜ。どうぞお楽しみに
 
 ありがとうございました。

| 八千水蜘〜やち、みずち〜 | comments(0)
9月29日(土)
 いやぁぁぁ!(絶叫)
一週間ってあっという間〜!! こないだ練習日記書いたばっかりなのに、もう土曜日ですか。もう、9月最終週ですかッ?!
てっことは28日の本番まで・・・うわぁ、もう、そんなとこまで迫っているのですかぁ・・・。(え? ○日! って言わないの? 言わないの。ドキッとするから)
アホみたいに続いた夏もようやく本格的に終わりを告げ・・・いよいよ秋。
半袖を長袖に替え、季節の変わり目に付きものの、“気温の変化についてけなくて・・・”な体調に戦きつつ、本日の練習日記を綴らせて頂きます・・・。
 
 
【音声だけでお送りしております】
先週見合わせたという後半の殺陣を本日組み立てました。
と、云ってもここで活躍するのは、八千(吉田)水蜘(七海)なお二人で、“ひ”印(瓢箪爺&一二三)な2人はその時は舞台にはいない役回り。
『見てても良いし、何か持ち込んだ仕事をしていてもいいし・・・』
と演出が云うので、「じゃ、見ながら仕事・・・」と呟いて、内山はちくちくと針仕事。竹原くんはちょきちょきと工作。
うん、でもね、良く考えたら、僕らあんまり器用じゃないのね。特に私、ながら仕事って苦手なのね。
なので、結局は手元をガン見しながら、舞台の様子を音声だけで楽しんでおりました。
「とーう!」「やーあ」「たーっ」「避けろ!」などの臨場感たっぷりの声が聞こえる中、ふと、
『イヤらしい太刀筋・・・』
という、気になる一言が!!!
「・・・イヤらしい太刀筋っつーと、あれですかい、こう刀を振ると・・・」
「そう、着物がパラ〜っと切れて・・・」
「裸がポロ〜ンと!」
「エッチ!!!!」
ほとんど野次のようなツッコミを入れる内山に、悪ノリする七海さん。
「違うもん!!! イヤらしいっつーのは、こう避けにくいというか、相手にしてて嫌な感じって意味で・・・違うもん!!」
吉田さんがオロオロと弁解する。
うん、知ってた。
君があんまりウブで可愛いから、おねーさん達ちょっと遊んじゃった(笑)。
ココの殺陣は、前半の殺陣とは違う、やや緊迫した感じのもの。(多分。ちゃんと見てないから断言していいものか迷う)
夜光堂の殺陣は、硬軟取り混ぜてお送り致します。(ポロリはないヨ!)
そんな中、竹原くんは一心に手元を見詰めて、ちょきちょきちょきちょき・・・。君は大人だ。
 
  
【これが、ああなってこうなると・・・くぁぁぁっ!!!】
先週に引き続き、この日も、舞台装置の仕掛けのテストを実施しました。前回よりも、大分、本格的な感じで機材をあれこれ持ち込み、組み立て、“仕掛け人”吉田さんの指示に従って、簡易舞台装置を設置いたしました。
壮観!!!
「じゃ、装置(仕掛け)を使う場面を総ざらいやってみっか〜」
ってことで、各々配置につく。
場面その1。仕掛け操作:七海さん。 舞台に出てる人:吉田さん、竹原くん、内山。
場面その2。仕掛け操作:竹原くん。 舞台に出てる人:七海さん、吉田さん。
場面その3.仕掛け操作:竹原くん。 舞台に出てる人:七海さん、吉田さん。
・・・オレ、仕掛けに総ざらい関係ネェェェェ!!!!!! 気付いたら、ぽつんと舞台の外で膝を抱えて、装置が動くのを「わぁ〜」とか「おお!」とか「スゲェ!」とか云いながら見てました(笑)。
いや、あの、違うのよ?! 別に私が夜光堂イチ不器用でクライマックス場面における大事な仕掛けの操作なんか、とてもじゃないけど任せられない・・・からじゃないのよ!? ・・・多分。
仕掛けにかかわる人々は皆、誇りに輝いていた。
七海さんは演出でもあるわけで、トータル的に仕掛けの作動具合なんかも見なくてはならぬ身。
でも、場面その1は、その本人がね、仕掛けを作動させなくてはならない訳ですよ。
「七海さん、外から見たいでしょ? 操作替わるから、確認してみて」
ってね。吉田さんが言いました。
『吉田さんが』言ったんですよ。“安心・確実・精密”な吉田さんが。
なのに、七海さんは「この場所は誰にも渡さネェ!!!!」とばかりに首を振り、握った紐を離そうとはしませんデシタ・・・。
いや、しかし、竹原くんがあそこで舞台装置にかかりっきりになっていると云うことは・・・後半の盛り上がりに合わせて行われる、『幕裏のダンスパーティー(大不評)』は、私一人で開催せねばなりませんな!!
(いっそ、中止にしてくれ、と八千水蜘な二人は思っていることだろう・・・)
 
 
【小道具注意報】
夜光堂の〜、皆(↑)〜様(↓)〜にぃ〜、お願い申し上げます〜。
今回、小道具として懐かしの駄菓子が使われることとなり、見栄えのいいもの、噛み砕いたときに良い音がするものを求めて、私の元に大量のソレが集まりました。(何故、秘すか。それは・・・公演後のお土産として・・・お客様に御持ち頂こう計画があるからです・・・。分からないほうが楽しいでしょ??)
そりゃあ、もう、ちょっとしたお店が開けるくらい。
皆様の温かいご協力、私、深く・・・深く、感じ入りました。
「こんなにあっても使いきれないから・・・ま、気が向いたときにでも食べてよ」
って、言いました、私。確かに言いました。
でもさ、何か・・・ちょっと・・・食べすぎじゃね?
いや、量のことを心配してるんじゃないの。小道具で使う分を別除けにしとくくらいの知恵、さすがの私にだってあるわ。
そうじゃなくてさ、あの・・・大丈夫?
そんなに食べて、気持ち悪くならない?
「・・・ここの音は・・・(ボリボリ)。あ、これ酸っぱい!」
「え、ホント?(ボリボリ) あら、ホントだ。分かりました、じゃ、ちょい下げってことで」
打ち合わせの合間に、雑談をしながら、ボリボリボリボリボリボリボリボリ・・・。
夜光堂でお菓子を食うと言ったら、専ら、私(内山)なんだけど。今日は、出る幕無しで何か圧倒されました・・・。
口寂しいのかな、皆・・・。
 
 
後半殺陣も、すんごい装置も、その操作具合も、口寂しい時のお菓子も!!
みんなみんな劇場でお目にかけます。
どれか一つでも心の琴線に引っかかったら、是非ともその目で確認しにいらしてくださいませ・・・。
メンバー一同で、お待ち申し上げております!
それでは、30日の練習日記担当竹原君に・・・バトーンタッチ!!!
| 八千水蜘〜やち、みずち〜 | comments(0)
9月24日(月)
 お久しぶりです!本当に久しぶりです!吉田です!
あんまりにも久しぶりなもので、「練習日記を最後に書いたのはいつだったかなー」と調べてみました。
結果!前々回公演「壱〜いち〜」の最終練習日、つまりは2006年6月11日が最後でした!
何で書かないかっていえば…その辺の内情は聞かないでやって下さい、の事情なのです!(え?ホントに?)
ともかく、本日の練習日記、半ば書く事のない練習日記を(笑)、約一年と…えーと、3ヶ月ぶりの吉田がお送りしますっ!
 
 
【今日はふたり】
本日の練習は、昨日の日記に書いてあるように、七海と吉田のふたり練習だ!
昨日の夜、提示された「24日の練習でやる事」は以下の4点。
  1.後半の殺陣をつける。
  2.エンディング一歩前のシーンをつくる。
  3.水蜘と八千の二人のシーンをつめる。
  4.台詞をたたき込む。
…これを全部やるとなると…相当な体力気力を必要とするようですな。
何せ、叫び・泣き・笑い…大盛り上がりのシーン満載だ!
昨日、諸事情により吉田家に泊まっていた七海と共に、9時に稽古場に入り、13時間みっちり稽古せねばなるまいて!
9時に稽古場に入ってな!…9時に?
本日の稽古場入り時間、12時。
いやいやいや、いくらなんでも9時からとか無理!
昨晩帰宅したのは深夜1時ちょっと前くらいで、就寝時間も深夜2時を回るくらい。
体力のない僕ら、これで早朝から殺陣とかやったら倒れますから!
なので、
「もう駄目だね!」
「足があがらないね!」
「疲れてるよね!」
なんてケラケラと笑いながらゆっくりの稽古場入り。
「だるぅぅい」
「はぁ、眠いっていうか寝たい」
と言いながらジャージに着替え。
そしてビリーのプログラムをやりました(笑)。
いま流行のブートキャンプじゃないんだけどね。最初から最後まで突っ走る系の割としんどいプログラム。
開始10分で早々にばてましたが、なんとかラストまで!
ふっ…やりきった…!!!
そして、その後しばらく倒れていた。
 
 
【そして殺陣】
殺陣は危ないのでやめました。
手にも足にも力の入らない本日におこなったら、確実に両者怪我をするだろうという予測の元に!
危険だからね。
 
 
【台詞たたき込み!】
体力のない本日こそ、と台詞のたたき込み!
うおおおお!
なんて言っても、ラスト近辺の台本改訂後、ラスト一歩前のシーンから未だ台本片手の我ら。
よぅし、おぼえるぞ〜ぅ!と、ガチでもシーン練ならぬ台詞覚えを開始!
「ホントノコトヲイエ!」
外国人!外国の方がおります!
自分の台詞を云うときに、何故かカタコトです!
「『え?』…あ、ここから2ページ喋りません」
ふたりで台詞あわせしてるのに、喋らないヤツ出現!
にまっと笑って座っております!ふたりでやっている意味がまったくありません!
しかも、演出と舞台装置装置・音響編集担当、と段取りに詳しいふたりなので、ついでに音を入れたり仕掛けの段取りを追う!
もう一回!
そして、もう一回!
「…エンディング曲、今日はこれで5回目ですよ?」
それでもいいー!
実際に場面練で立ち稽古をしていないところも音をいれつつ台詞をたたき込む!
「これ、音が入ると…ッ(泣)!」
「ん?ここは、SE(効果音)を入れるといいのでは!?」
「あああああああああああっ!おぼえたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
本日オヤスミの二人、自分の台詞はラストまで全部たたき込んできた方が良いですよ?
何故なら、我らは本日全台詞をおぼえ終わってしまったからです!!!
万歳!
 
 
【音もキメタヨ!】
音楽と効果音が多いといわれている夜光堂。
本人たちはまったくもってそんな意識のない夜光堂。
本日は、台詞を覚えるのと同時に音も決めて行きました!
サクサクサク〜っとは行かないので、膨大な効果音CDやら効果音ストックから、どれがいいのか…と、演出:七海が渋い顔をしながら「どうだろう、こんなのは?」と候補を上げていく。
目の前の吉田は七海が候補を上げるまではヒマなので台本を熟読。台本の書き込みを熟読。
……パチ。目を開ける吉田。
「あのですね、今、私は目を開けたワケですが。3分程寝ていたようです」
んなああああああっ!
居眠り!居眠り!練習中に居眠りーーーーーー!
そりゃないよ、そりゃないよ!
「じゃあ、聞いていると思って話していたけれど、実は独り言だったのか!?」
七海もショックをうけるさ!
「…で、これだけど」
立ち直り、早ッ!
(その後、音は無事にきまりました)
 
 
【稽古のこり回数10回切りました】
来週は再度全員集合でのみっちり練習だ!
エンディングまで行ける準備は整った!
ガッツリ食べて、ガッツリ寝て、体力気力満点で稽古場に来るのだ!
10月28日まで突っ走れ〜ぃ!
| 八千水蜘〜やち、みずち〜 | comments(0)
9月23日(日)
 こんにちは。
突然ですが、小道具を運搬する、ガラガラカートを新調しました。ギュウギュウに詰めて、大雑把に引くんで、破れちゃったんですよね〜。
で、何となく緑色を買ったら、それを見たメンバーが「ひふ(一二三の愛称)の衣装が緑だから合わせたんでしょ〜?」と言う。
ち、違う!!! 色の選択に意味はない!!
「でも・・・ほら、小道具のカバンも緑だし・・・」
それは、デザイナーの装飾!!!
「頭に緑のスカーフ巻いてるし・・・」
それは、衣装さんの決定!!
気付けば、全身緑に埋め尽くされ・・・なのにちっともエコっぽくない、不思議キャラ、一二三役の内山が本日の練習日記を担当します。
でも、みんな・・・。
瓢箪爺だって・・・その実・・・全身緑なんだぜ・・・?
 
 
【行間を読め! っつーハナシ】
学生時代に現代文の授業なんかで良く言われたねぇ。
『行間を読め! そこにこそ作家の意図があるのだ!』と。
まぁ、芝居なんかもそうですけどね。間とか。台詞だけじゃなくてちょっとした間とか仕草とか・・・その辺もね、感じて頂けるといいかな、みたいなね。
さて、稽古が主に場面練習を中心となってから、夜光堂の練習形態は『12時から場面練を開始。それまでは各々で自由に基礎練、発声練習等をする』という形になっております。
七海・吉田両名は、『最強の50代』こと、ビリー隊長のキャンプに入隊し、1時間ほどみっちり汗を流してから発声。
竹原くんはシュッシュ云いながら持参の竹刀を振るい、私は地味に腹筋やって〜、背筋やって・・・というパターンが多いのですが、たまぁに、吉田さんからキャンプに誘われます。
「内山くん、早く〜! 始めるよ〜?」
いや、始めたらいいじゃないですか。私、キャンプ脱退者ですし。(ついていけないんだ・・・。動きが難しくて・・・)
「さ、やりましょ、やりましょ!」
・・・「やる?」って訊かれれば「やらない」って言えるんだけど、「やるよ」と云われればNOとは云いにくい、そんな日本人な私。
だって、吉田さんがあまりにニコニコしてるから!!! つい、でれっとしちゃって!!(笑顔の誘いに弱い)
で、キャンプに参加。でも、一人でジタジタするの嫌だ〜! と思ったので、竹原くんを誘ってみた。
「竹原くん! ビリーの服が黄色いよ! だから・・・ね?」
『・・・それは、あれですか、同じ黄色い服を着てる者(←稽古着のTシャツが黄色)として、僕にも参加しろとか、そういう・・・?」
はい、行間読めて100点満点!!!
『参加しません』
OH! NOと言える日本人・・・!! 君、マイペースで素敵だよ・・・?
そんなわけで、華麗なパンチキックを繰り広げる2人の横で、ドタバタと変な踊り(としか思えない)を披露し、失笑を買う私でした。
やれば楽しいんだ! でも、出来ないから、恥ずかしいんだ!!!
 
 
【役者さんは難しい】
《難しいその1》
それは、水蜘さんが図らずも八千さんの核心に迫ることを示唆するシーン。
出番がないので、私はそれを舞台外から観ていたわけですが・・・実際の客席よりはちょっと近い距離で、目線は客席と同じ感じで・・・結構、細かい動きが良く見えたんですよ。
で、場面が終わったときに、「いやぁ、八千さんの動揺が良く伝わって来たよ〜。ドキドキした〜。私まで震えちゃった〜」と云いましたら、吉田さんがぷいっとして、『私は震えてませんです』と云う。
「え? いや、震えてたよね、こう・・・水蜘さんの台詞を聞く間に・・・プルプルと」
『震えてませんのです』(←実際の口調とは違います。イメェジ口調)
あっれ〜? 私、何か悪いこと云っちゃったのかしらん・・・? と思っていたら、演出が、
「いいんだよ、動揺してるところなんだから、震えても」
とコメント。
それを訊いた吉田さんは、ハッとした顔をして、
『震えてみたのです!』
と云った(笑)・・・。
そうだよ、君はあそこで震えて、八千さんの心の動きを表現していたんだよ、確かに・・・。誉めてたんだよ、私は!!!!
この場面、始まりの台詞と締めの台詞が同じですが、それを云う八千さんの表情が微妙に違います。それがちょっと切ない、いいシーンです。
 
《難しいその2》
水蜘さんと一二三くんの会話シーンなんですが、効果音が加わって、ちょっと段取りが変わりました。
水蜘台詞(2文)→一二三台詞→水蜘台詞(1文)
だったのが、
水蜘台詞(1文)→効果音→一二三台詞→水蜘台詞(2文)
になったんですね。
で、最初にやってみたとき、水蜘な七海さんが、一二三台詞前に自分の台詞を挟んでしまい、「あ〜!! そこで台詞が来るんだったね!! ゴメンゴメン!!」と、やり直しに。
で、やり直して・・・効果音を聞いた一二三の私が自らの台詞を言いながら水蜘さんの方を(芝居で)振り返ると・・・。
そこには、勝ち誇った顔の七海さんがいた。(しかもロッキーの勝利のテーマを口ずさみながら)
「ちょっと! これは勝ち負けじゃないでしょ〜!! 段取りでしょ〜!!!」
思わず突っ込む。内山、ちょっとおねーさんぶってみる。
しかして、その後、『あれ、でも、内山君の振り返る段取り・・・違わない・・・?』と云うハナシになり・・・。
仕方ないから言い直した。
「・・・引き分けだからね・・・? 別に私、負けたわけじゃないからね・・・?」
舞台は・・・役者のプライドの・・・ぶつかり合い?
 
 
【色々と見えてくるモノがあるわけで・・・】
本日、2/3通しを実施しました。
エンディングと後半のもう一盛り上がりを除いては、確かにあらかたのシーンを作りましたし、実施の時期としては何の不思議もないのですが、演出からそれを告げられた私は、思いの外、動揺した。
缶コーヒーを一本飲み、小道具の置き位置を確認し、冒頭の衣装を身に付け、何故かその場をうろうろうろうろ・・・。
落ち着かない私を見て、みんなが笑う。
嗚呼、クソ度胸だけが売りだったのに!!!!
幸いだったのが、冒頭の私の衣装には“顔布”が含まれており。これを装着しておれば、周りから私の表情を見ることはできない。でも、私から周りは見える。
いいわぁ、これ〜。落ち着くわ〜。
「ねぇねぇ、内山くぅ〜ん」
だから吉田さん!!! 面白がって私の顔布をべろべろ捲るのはやめて下さい!!!!!
「ほほ〜。ここまで寄れば中の顔が見えますナァ・・・」
七海さんも!!! 顔布越しに私の顔をガン見するのはやめて下さい!!!!
竹原くん・・・君は・・・マイペースだね、こんな時も・・・(笑)。
ところで、私、自分の出番じゃないとき(主に殺陣シーン)、舞台裏で、聞こえてくる音楽に合わせて歌ったり踊ったりして過ごしているんですけど、稽古場には幕の類はない状態なので、稽古の時は、演者からそれが丸見えなんですね。
大変、不評です(笑)。
「ノリノリで踊ってるのを見ながら真面目な台詞を言わなきゃならないんだよぉぉぉぉ!!!!」
七海さんから血の叫び。
「しかも、何で竹原さんまで踊ってるわけ?!」
吉田さんからも抗議の声。
「いや、内山さんからアイコンタクトで“アンタも踊れ”と・・・」
えー、今回の舞台裏でのダンスポイントは2カ所有ることが、本日の通しで分かりました。
熱唱ポイントは・・・やっぱり、まだ正式にやってない、あの後半の盛り上がり部分かな!!
皆さんにも、知って欲しい。
舞台で熱い演技がかわされているその裏で、不必要に踊っている、2人の人間がいることを・・・!!!!
嘘です、知らなくて良いです。舞台に熱中して下さい・・・。
そして、私は舞台鑑賞に熱中する余りに出トチリかますようなミスはしないで下さい・・・。(←やっちゃった!!!)
 
 
【本日の台詞ミス】
正:「で? その村の名前は?」 → 誤:「で? その村の“お”名前は?」
・・・何に敬意を払ってるんだ・・・?
正:「此処は・・・古の柱のある神域」 → 誤:「ここは、神々のおわすところ・・・!」
云わんとしてることは合ってる!! ただ、無駄に壮大だ!!!
正:「村の真ん中に井戸があってな。それを下って行くと、地下に〜」→ 誤:「井戸の地下を下って行くと、そこに・・・」
かなり深く潜るね!! 地下を下る・・・B3とか? 駐車場みたいだね!!
「幻の村はある。あ〜、ここ、音入れるんだった、言うの忘れてた・・・えーと・・・」
もしもし? 演出と役者がゴッチャになってますよ〜? 心の声、ダダ漏れですよ〜?
もーう、みんな、面白いんだからぁ〜!!(うち、一つはお前のミスだ!!!!・・・さて、どれでしょう?)
 
 
今週も3連休。故に、3連稽古。
の、筈が・・・。
私と竹原くん、3日目がお休みになりました。
両名の体力、精神のへろへろぶりを見かねての処置でございます・・・。不甲斐ないことでございます・・・。
「とにかく、一回、リセットしてらっしゃい!」
というお言葉を有り難く受け止め、10月の3連休稽古には元気に参加できるよう、休養に努めます・・・。
その間、七海・吉田はガチでクライマックスシーンの稽古を行うそうです。
ますます目が離せないシーンになっていくんだろうな・・・。見とれて出トチらないように気をつけねば(笑)・・・。
ひとまず・・・23日、お疲れさまでした!!
| 八千水蜘〜やち、みずち〜 | comments(0)
9月22日(土)
 遅くなりました。最近めっきり体力の回復が遅いなぁーと思う新人堂員竹原です。
って思ってたら、僕、風邪引いてない?
なんか、これを書いてる9月24日現在、若干寒気を感じております。
いやいや、今日、お休みいただけたのはラッキーだったのかも知れない。ただ、風邪菌を昨日の稽古場に置いてきてしまってるとしたらみんな、手洗い、うがいをやってくださいね。
以上、業務連絡。。
うーむ、なんかやられちゃってるのかな、言動がまとまらない(笑)
そんな半病人が、練習日記を、記憶を手繰り寄せ書かせていただきます。
 
 
【第一回衣装ファッションショー】
ほぼ一ヶ月後には本番です。。。お芝居の完成度を上げていくのは当然のこととして、その他の準備も完成に向け着々と進んでおります。
そんなわけで、今日はいろいろなものの持込があったのですが、その中のひとつ、それが衣装ファッションショー!!
早い話が衣装合わせさ。
今回の舞台は旧江戸街のお話。壱をご覧の方はご存知の古き良き江戸の時代を懐かしんでいる世界だ。
てなわけで、自然着物系が多くなります。
前回は、唯一スーツだった竹原も、今回は和装です。
逆に、今回、唯一、完全に和装から離れているのが内山さんだ。
みんなでお着替え、羽織ったり、紐を縛ったりしているなか、ボタンを閉め、ファスナーをあげる。
おお、中世の貴族的な服ですな。なるほどそこに、それをかぶせて着ると。。。あれ、急に色合いが・・・
で、小道具のかばん・・・・により、色合いが。。。え、頭にそれを。。。
完成形は・・・緑の人ですね。あぁ、横断歩道のところで旗もってる人。って、それは、緑のおばさん。
八千は、全体的に白く。色が薄いのに、存在感ばっちりだ。
水蜘は、逆に黒。対比として存在感ばっちりだ。
瓢箪爺。瓢箪がワンポイントだね。あれ、突っ込みは無かったが、おいらも全体的に緑じゃん。(笑)
そんな色合いのわれらに実際にお目にかかれるのは10月28日。是非、お楽しみに
 
追記
この衣装あわせ、音響の常世田さんが来る前におこなわれました。
パシャパシャと写真を撮って、汚しちゃダメだから衣装を脱いで、後で常世田さんに報告。
「うっちゃーん、かわいい」
「でしょー。えへー」
・・・・数時間後。
「常世田さんは、写真の時はかわいいって言ってくれたのに、実際着るとなんで何も言ってくれないの?」
「・・・・。ねぇー」
そんな感じ。
 
 
【あんた背中が煤けてるぜ。】
先週から引き続き、音響あわせな稽古。
ちょいと先週完全に調子を崩したシーンも修正ができ、個人的にはほっとしたところもありました。
それはさておき、今回、登場から、はけ、果てはセリフの途中まで、小ボケ連発のようにちょっとした細かい音が続出です。
それが、タイトル的に「ポン」とか「カン」とか。
当然、常世田さんへの依頼も、『ここで、「ポン」をいれて。つなげて「カン、カカン」と』等。
ここだけ聞くと、雀荘だな。
みんな、なきまくってるな。
 
 
【いまさら、いや、いまだからこそ】
「積極的なプロンプ、キボンヌ!!!」
はやってます。今さら。今頃?どうしたんだろう。突然出現頻度が高くなってます。
僕は、この言葉をきくと、我修院達也を思い浮かべます。
眉毛の太い、役者さん?芸人さん?。以前の若人あきら。
うん、だれも似てないからギャップで面白くなってます。
まぁ、先週の日記にも書いてたとおり、これを発する人たちは、プロンプ要らないんですけどね。
さぁ、みんなで、第二次キボンヌブームを是非。
 
 
【僕たちはここにいます】
長丁場なので、夕方ごろになると買出しに出かけます。今日も今日とて買出しに出かけ、戻ってきたら。。
「クーラー切れてねぇ?」
外出姿をみて、おしまいだとおもわれたのかね。
窓がない、防音の部屋。めちゃめちゃ蒸し暑い。
汗を気軽にかける僕は、衣装に汗染みがどんどん、どんどん浮き上がる。
本番前に、えらいことになってしまいそうだ。
ちょっとした送風機を今回持ち込んでいたから、まだ何とかなったものの、ひどい暑さだ。
一シーン終わるごとに、送風機にかけよる我ら。
ねぇ、管理者の人、僕たちはここにいます。まだ稽古してますよー。
 
 
さて、そんな感じで、2週連続三連休の初日の稽古はこんな感じ。二日目のけいこは、あんなかんじでした。
ひきつづき、内山さんの練習日記をお楽しみください。
 
それでは、また来週。
 
ありがとうございました。
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稽古場写真「9月16日」

今日から音響:常世田ねえさんが参加でーす。
(手前:七海 奥:常世田さん)


ちょこちょこと台本が変わっているので、
現時点での台本配布準備中の内山。
横には基礎練習の七海。
…すごい至近距離で腹筋…?


常世田ねぇさんと吉田。何してるところ?


わーわーわー…え?


「八千」のまねをして構えてみようとしたら…。
練習用の刀ですが、これ、結構重いんですヨー。
一瞬しかキープできない内山(笑)。


重いので肩に乗せて格好つけてみました!


内山:「あー、私、しばらく出番ないんだよねー。
やってらんねぇなー」(続く)


竹原:「センパイ、そういわず!頑張りましょうよ!」
内山:「…竹原…っ(泣)」 
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9月16日(日)
 

寒の戻り、っつーのは聞いたことがあるけど・・・これは・・・暑の戻り? まだまだ暑い日が続くの? もう、そろそろ涼しくなってくれてもいいんじゃね? 「そろそろ入れ替えようかな」と思っていた半袖を引っ張り出し、汗拭きタオルを携えて稽古場へ。
あ〜つ〜い〜よぅぅぅ!! ジーパンが足に張り付くよぉぉぉぉう!!! 
でも、尤も日差しが強く、気温が上昇している時間には、僕ら揃って地下の稽古なのサ・・・。
昨日は“散れ! 夜光堂!!”(仕事に個人練に備品購入に、と)でしたが、本日は“集え! 夜光堂!!!”ってな具合で全員勢揃い(そして、そして、ついにあの人が!!!)の練習日記です。
 
 
【大丈夫、みんなトモダチ!!(多分)】
今回のオハナシには録音ボイスがいくつか効果音として?出現致します。今までも結構ありましたが、今回は特に多いなァと思う次第です。役柄それぞれですが、4人とも声の出演があります。アナウンス有り、ナレーション有り、会話あり。実に多彩。
さて、本日収録したのはエンディングにて使われる「会話」。
「ノビノビとした感じの・・・くつろいだ雰囲気で!」という演出のリクエストにより、思い思いの姿勢で録音に臨む。
家にいるときの感じで・・・と云われた七海氏はゴロリと床に転がった。
「だって、家にいるとき立ってないも〜ん」と云いながら。そうだね。私もほとんど立ってないよ・・・。
しかし、まぁ・・・技術、喋り方、声質等・・・色んな要素が絡み合っておりまして・・・「君の声はマイクに当たるから、ちょっと壁に向かって喋ってくれ」「君は声が大きくなりがちだから・・・もっとマイクから下がってくれ」などの技術者のリクエストにより・・・会話なのに総員見ている方向がバラバラ。
七海氏が・・・七海氏がどんどん遠ざかっていく・・・。(良く通るイイ声なんですが、それ故に周りとバランスが合わなくなってしまうため。・・・災難)
「・・・私だけ、稽古場の外に行け、とか云われない・・・?」
次第に開いていく距離を見据え、膝を抱えて寂しげに呟く七海氏・・・。
そんなに距離があるんじゃ音のレベルに違いが出ない? と思われる方もおられると思いますが・・・。
録音を聞いてみたら、違わないのな。七海氏の声、スゲェな。
因みに私の喋り方、声の出し方は録音に不向き。技術者を困らせておりました・・・。ごめん。(竹原くんは丁度イイ声みたいです)
 
 
【イイものを見た!!】
昨日、七海・吉田組が作り上げた殺陣、我々の前に本日、初お目見え!! 
七海氏がスチャっと「十字モチーフのリストバンド」を装着。未だその詳細を知らぬ私はそれが武器とは気付かず。「変身ベルトみたいなもんかしらん?」と思っていました(笑)。
蓋を開けてビックリ、剣術 vs 体術!!! スゲェや、水蜘さん、己の身体のみかよ!! 因みに小道具係の私は、大事な御神酒樽が武器として使われたりしたらどうしよう・・・と密かに心配しておりました・・・(大笑)。ナイナイ。
どうせなら俯瞰して見たいものよのぅ・・・と思い、殺陣鑑賞のベスポジを探して稽古場をウロウロする。
む、上手のこの隙間が良さそうだ・・・と、そこに陣取った私に向かい、吉田さんが「・・・そこに座るとイイものが見えるかも・・・よ?」と云う。
イイもの・・・? 何だろう・・・。
そして始まる“八千と水蜘のちゃんちゃんばらばら”(←と、台本に書いてある)!! 
きらめく白刃! 風を切る音が聞こえそうな蹴り! 謎の動き!!! うひゃひゃひゃ、楽〜し〜い!!
そして、肝心の「いいもの」ですが・・・。
足? 吉田さんの足? 立ち回り中に稽古着のおねまき浴衣からチラチラ覗く、吉田さんの生足!? こいつぁ、良いぜ!
「うひょ〜! 足がベロベロ見えるワイ!!!」とセクハラオヤジのように喜び勇んでいたら、「実際の衣装では見えないから・・・」と云われたので、多分、違うと思います・・・。
かなり、見応えのある場面になっておりますので、お楽しみに! 真剣な面持ちの八千さんと、ニヤッと笑いの水蜘さんの対比がとっても愉快です。
 
 
【炎の音響、常世田ネェさん降臨!!】
ミキサー、スピーカーの入ったスーツケースを携え、音響担当の常世田ネェさんが、本日より稽古に参加しておりま〜す!!
ネェさんをメンバーがグルリと囲んで歓迎の踊りを舞った(脳内で)後、早速、音響のキッカケ写しを開始!
「今回は、効果音とか・・・多いの? どうなの?」とお会いする度に聞かれていたので「多くないです! ホントっす! ネェさんなら余裕ッス!!」とお答えしておりましたが、本日の稽古後に「・・・結構あったじゃないのよ・・・!」と云われました(笑)。
しかして、さすがに旗揚げから夜光堂と付き合っているだけあり、指示に対するレスポンス最高! あと、フェードアウトが綺麗!!!
ネェさんが来るまでは、その場面に出ていない者が代理として音響を入れており、一応、“その場面の担当者”としてネェさんに「ここは、こう入れてここで音を下げて・・・」みたいなことをお伝えするのですが、私・・・クライマックスシーンで自分の出番ギリギリまで音響ブースに陣取ってあーだこーだやってた割には、明確な伝達が出来ない。
「ここで、音楽が入ります」
「ボリュームはどれくらい?」
「・・・ぼりゅーむ?」
「大きめ? 小さめ? 台詞レベル?」
・・・適当。
「ここで、音を下げます」
「何秒のところ?」
「なんびょう・・・・?」
・・・何となく演者が台詞を言いそうだな、と思ったところ・・・?
わぁ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさぁぁぁぁぁい!!!!!!
「お前が困るな!!!」と七海さんに怒られる(笑)。
「ふふふふ、ネェさん、この場面の効果音は難しいですぜ?・・・なかなかタイミングが合わな・・・」
3回やったら、もう合ってるのな。掴みがとっても早いのな。要するに私が不器用・・・いや、ネェさんが素晴らしいんだ!!!
グッドなタイミングでグッドな音をグッドなボリュームでグッドな感じで流すネェさんの美技に・・・みんな、劇場で酔いしれろ!!
 
 
【イメージがぁぁぁ!!!】
吉田演じる八千さんは、クールで(天然)お茶目で、責任感が強くて・・・そして悲しい運命(と書いて、“さだめ”と読む。うっかり“うんめい”と読んだ私は、「キサマ、何ヶ月この台本を読んできてるんだー! だー! だー!」と怒られました)を背負った孤高の人。そんな八千さんが、自らの重く苦しい気持ちを吐露するシーン・・・。
物語の第一クライマックスな訳ですが・・・台詞が多い。そして複雑。吉田さんの台本、この場面のページは書き込み満載!!
だから、このシーンをやるとき、吉田さんは始めにいつも「プロンプ(台詞を影から教えること)してね」と言い置いてから舞台に立つ。
でも、そんなこと云ったって、始めれば結構、スラスラと台詞云えてるんですよ。だから、その度に「んなこと云ったって、いつもできてるじゃ〜ん」とお返ししているのですが・・・。
今日の吉田さんは違った。
ビシィっと胸を張って、私に向かい、こう、言い放ったのだ!!
「積極的なプロンプ、キボンヌ!!!」
「ンプ」「ンヌ」で、上手く韻が踏めてますね・・・ってえええええええ!? 2ちゃん用語!?
キボンヌ、はない! キボンヌはないよ、吉田さん!!!! 今さっきまでアナタの苦しげな心情に思いを馳せて、胸を熱くしていたのが、その一言で宙に浮いたよ!!! キャラクターとギャップが有りすぎだよ!!!
余談ですが、八千さんの立ち振る舞いはとても美しい。凛としてて、隙がなくて、流れるように滑らかな所作。
その為、吉田さんは舞台上では普通に立ち、歩くだけでも身体のあちらこちらに力を入れて、綺麗さをキープせねばならない。
楽と綺麗は両立しないのだ。
稽古前の買い出しで、コンビニに行ったとき、ふと気になったことがあり、聞いてみた。
「ねぇ、吉田さんは何故、たまに・・・チンピラ歩きをするの?(←その時してた)」
『それはね・・・』
吉田さんは、ふと、目線を落として答えた。
『舞台で、“綺麗”をしている反動だよ・・・。たまには力を抜きたいんだ・・・私だって・・・』
おおおお、お疲れさまですっ!!!!
でも、“キボンヌ”はナシです!!!
っつーか、キボンヌしてたけど、結局、いらなかったじゃないですか、プロンプ!!!
 
 
【そして決まったエンディング曲】
先週、演出が提案したエンディング候補曲3曲に対し、演出を除くメンバー3名の意見が3つに分かれ、「・・・ああ、もう!! 再考!!!」と演出が頭を抱えた話が書かれていましたが・・・本日、ついにその曲が決定しました!!!
メインキャストが「舞台で気分がイイ」とコメントしたあの曲か?!
「未来を感じる歌詞がイイ感じです」と称されたこの曲か?!
はたまた、「観客気分からするとしっくり来るのよね〜」と推されたその曲か?!
果たして・・・!?
「あ、どれとも違います」
違うのかよ!!!!!
っつー訳で、無事に第四の曲に決まりました(笑)。
胸が透くような心持ちのする・・・爽やかな・・・でも耳に残る声の・・・なかなか印象的な曲です。お楽しみに!!

来週は3連休。(いや、今週もだけど、今週は稽古休みがあったので)
勿論、ガッツリ3日間稽古でございます! 舞台で使う仕掛けのテストをするとかで、なかなか賑やかな稽古場になりそうです。

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9月15日(土)
 オス!オラ七海!
全国の有閑マダム、今晩は。(おお!奥さんから有閑マダム向けに!!それ狭すぎネェか!?大丈夫なのか!?)
本日は、わたくしめが年に二回の土曜会社出勤のため、全体練習はお休みでございます。
内山・竹原の物品調達班は、この日を有効利用して今回の公演に大量に使うあるモノを購入に問屋街へ!!内山曰く、「三歳児ほどもある」という重さのソイツを、うんしょうんしょと抱えて帰ってきたそうです。ありがとよ!!
そして吉田は、仕事が終わって稽古場に現れるハズの七海を待ち、一人、稽古場にて舞台を作ったり、自主練を行ったり、淋しくなって膝を抱えたりしていたのであります。
夜光堂員たちが様々な事柄に奔走する本日の練習日記、このわたくしめが綴らせていただきます・・・!!
 
 
【走れ!メロス(七海)!!〜出勤時間に翻弄される哀しき社会人の一日〜】
 
夜光堂の堂員たちは、平日社会人として世を生きている。
それでも愛する芝居のため、出来うる限り稽古日には会社の用事を入れないようにしているのだが・・・、ああ哀しきかな雇用労働者は年に何度か稽古日に会社に呼ばれてしまうのだ。
最近で記憶に新しいのは、「おでん」に呼ばれた竹原氏。
吉田氏も「打ち上げ日が延期になった花火」に呼ばれ、稽古を早めに切り上げたこともあった。
そして今回この七海氏が呼ばれたのはズバリ・・・「決算」である!!(ババ〜ン)
前日に「明日の決算準備の出勤時間はまだ見えてない状態なので、明日連絡します。大体目安は午後三時。そこから早まったり、遅くなったりする時には連絡入れますので、ケータイ番号教えてくださ〜い」と上司。
(何ィ!?時間が解らネェ!?チックショウ、予定がたたネェじゃねぇか・・・!ま、しかし三時が目安と云うならば、そこにあわせて予定を組むか・・・)と七海考える。
当日。
まずは稽古場に9時出勤。
吉田と共に、基礎練と発声を手短に終わらせる。
そして、本日のメインイベントである『八千水蜘』の殺陣付けを行っていく。
「ヤァー!!」
「避けろ〜!!避けるんだ七海ィィィィィィ!!!」
「・・・え?右ふかわ?左ふかわ??」
響き渡る気合い声!!
あ?あれ?気がつくと俺のケータイがピカピカ光ってるぜ!!(稽古場は地下。電波が届かないのだ)
僕が気付くはるか前に上司より「ごっめ〜ん。出勤時間早くなった!午後一時くらいに来れる〜??」というメッセージがお留守番電話サービスに・・・!!
オウ!!現在午後十二時六分!!
「すんません!!今から行くんでちょっと遅れますぜ〜」と電話!稽古場に戻るなりジャージを脱ぎ捨て、「よちさん、俺行ってくるぜ!」と稽古場を飛び出す。
乗り継ぎがあまりよくないこの道筋、あらゆる交通手段を駆使し、一時十四分会社到着。焦りすぎて、うっかりタイムカードを「退社時間」で押してしまう。総務様、すまん!その後、ありとあらゆる場所から呼ばれた皆さんと一緒に、決算準備に勤しむ。(中には「ヤマ●電気」の店内に入った途端に呼ばれた」「布団を干している最中に呼ばれた」などの哀しい話もあった)
午後五時、決算準備終了。またしてもあらゆる交通手段を駆使して稽古場に戻る。午後五時五十三分なり。
駅までジャージで迎えに来た吉田と共に夕飯を買って稽古場に帰る。
その後、十時まで稽古。十一時五十三分、帰宅する・・・。
くそう、同じ電車に二度ずつ乗るこの虚しさよ・・・!
本日の僕はまさにメロス。・・・疲れた・・・!!疲れたぜ、セリヌン(吉田)!!→次に続く。
 
 
【ならばセリヌン(吉田)は一体何をしていたのか??〜謎の暗闇〜】
 
後に吉田に聞いた話である。
「蚊を・・・六匹退治してました・・・。墓標をね・・・エエ」
今回の稽古場は何故か異様なほどに蚊が発生する場所。ただでさえ蚊に喰われやすい吉田は、発声をしている間も、場面練を一人返している最中も、絶えず襲ってくる蚊と戦っていたのだと云う。(以前、同じ稽古場で吉田さんが、八千さんの小道具である刀で蚊を斬ろうとしていたのを見た事があります・・・)
いや、練習は・・・??
「してたよ!!・・・部屋を真っ暗にして」
え!?なんで真っ暗!?
「この稽古場、鏡張りだからね・・・最初は見ながらやってたんだけど、なんだか気が散るし・・・気分出なくて・・・人もいなくて・・・。そこでハッと気付いたのですよ。暗くすればいいんじゃネェの??ってね・・・」
意味わからあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああんんんんんんんんんんんんん!!!!(爆)
いや、なんとなく解る!!雰囲気作りだよな!?なんとなく解るが、君は、暗い稽古場の中で、ひとり、台詞を云ったり、刀を振るったりしていたのか!?それは怪しい・・・!!怪しすぎるぜ吉田さんよぉ!!
ああ、セリヌン。君のことをこう呼ばせてもうらおう。
稽古場引きこもり役者、とな・・・!!(しかも、かなり盛り上がっておられたそうです・・・)
  
 
【殺陣!!殺陣をつけるときがやってきたんだ!!】
 
今回の「八千水蜘」、物語のアタマにおケツにと殺陣がちりばめられております。
吉田演じる八千さんが構えるは白鞘の刀。身柱村の神事に使う聖なる刀だ。八千さんが片時も離さず身につけているそれは、金の鍔(つば)が付いた、短めの刃の刀だ。スラリと抜けば、実に重厚な刃がキラリと光る。
白い着物をまとってそれを振る八千は、華麗で美しい太刀捌きが特徴だ。
一方、七海演じる水蜘。
コイツの武器は一体何なのか!?
七海と云えば、過去の公演で様々な特殊武器を扱って来た。
「壱」では三本爪の付いた通称「ツメスケ」を、アヤカシでは鉄で出来た扇「鉄扇」を・・・!
さぞや今回の武器も、ユニークなものなのであろうなと思いきや・・・、殺陣の稽古場に現れた七海、何一つ武器を持っていない。
特徴的なのは、手に巻いた十字モチーフのリストバンドだけ・・・??
七海さん、今回の武器はもしかして・・・!?
「ハイ!自分の武器は、このコブシと(ビュンビュン)、ケリと(シュッシュッ)、気合いと情熱と心意気です!!(ババ〜ン)」
ええええええええええええええええええええええええええ!?手ぶらッスか!?手ぶらで刀と戦うんスカ!?それ、OPでいきなりあの世へ行ってしまったりしないんスか!?
「大丈夫ッス!!僕には、江戸街でつちかった『ちょっと様子のおかしな喧嘩サッポウ』がありますから!!予想外の動きで相手に隙を作る・・・セクシーコ●ンドーみたいなもんがありますから!!」
ま、まさか、ズボンを下ろしてピヨピヨ走り・・・!?
「それはないッスから!!夜光堂の芝居コードに引っかかりますから!!」
では一体、この水蜘、どんな技を見せてくれると云うのか!?
刀VS素手!!勝負の行方を是非とも劇場にて・・・!!
 
 
【本日はここまで!!】
 
本日は、「八千水蜘」の殺陣練習にて一日が終了でございます・・・!
うっちゃんのオモシロ演技話などを楽しみにされていた皆様、申し訳ございませぬ!!内山はただ今、腕をぷるぷるさせながらお買い物中でございます!!
明日はいよいよ炎の音響さん、常世田ネェさん来る!!稽古場に美しきメロディたちが響き渡ります!!
うっちゃんもたけちゃんも明日は全員集合ゥ!!よちさん、良かったな!!明日は暗い稽古場に一人でいなくてもいいんだ!!
稽古場と会社を往復した七海、さすがに疲れたのか、ヨレヨレと家路を歩いて帰りました。
今日ぐっすり寝たら、明日は元気に出勤だ!!
| 八千水蜘〜やち、みずち〜 | comments(0)
9月9日(日)
  いやいやいや。家に着いたら1時前でね。さて、アップするかと思ってPCつけてからおもいましたわ。
 「あれ?練習日記のデータもってきたっけ?」
 案の定、あるところに置き忘れ、一日寝かした上で本日アップとなりました。
 すみません、なんかボーとっしてまして。
 今日も今日とて遅い時間ですが、新人堂員竹原、がんばってアップするのです。
 
 
【疲れって抜けにくくなってるの】
 たぶん僕だけ。すごいの。疲労が。びっくりするくらい。
 朝起きると、体を動かしたいと思う間と、実際に動き出すまでの時間にものすごい誤差がでるのね。
 変に、頭はさえてるけど、からだがダメ。
 体がついてこないってたぶんこれね。
 何とか、シャワーをあびて、頭も洗ってすっきりしたかなと思いつつ稽古場到着。
 一通りこなしていた僕ですが、えー、ちょっとした声録りをおこなってるとき、寝てたよ。(笑)
 録音中は静かにしなきゃいけないと思って、床に寝転がったのがだめだったね。
 完全に意識がおちました。
 うん、みんな気づいてたと思うけど、何も突っ込みがなかったのはやさしさだね。
 ありがとう。
 そして、ごめん。稽古場で、というか、稽古中に熟睡して。
 
 
【激しさとせつなさと・・・】
 集合してから12時までは各自アップタイム。
 鍛える者、木刀を振るもの、それぞれの方法で体をあっためます。
 普段から、七海さん、吉田さんはビリってるわけですが、最近、内山さんもビリってます。
 この後の超時間を考えれば(笑)僕は絶対参加しないほうが安全なんですよ。
 とかいいながら、今日は僕も参加。案の定、ふらふらですよ。テンポ速いから動きは付いていかないし。
 アップの後は場面練。
 「じゃぁ、今日は、昨日の宣言どおり切ないところからやります」・・・・激しい後の切ない場面。
 本番だってそんな切り替えありますし、
 ビックリしちゃいけない、ビックリしちゃいけない。息が切れても、整えろ。
 でも、一番ビックリしたのはその場面に出てる人たちですよね。
 ちなみに僕はでてなかったのさ。
 
 
【ブースから離れない、離したくない】
 今思うと、毎回、最も盛り上がる場面は、内山さんが音響やってます。
 舞台に出ている人たちよりも盛り上がり、真剣に、フェ―ダーを上げる姿は誇らしさすら感じます。
 でもね、ここ、あなたも出てるんですよ。
 えぇ、何度かの打ち合わせも終わり、次はこの場面を通すぞ、という段階でも席を譲りません。
 僕が横から手を出すと、「大丈夫!」と力強く宣言。
 いや、あの、その心配でなく、えっと、場面に出ていただきたいのですが・・
 場面通しスタート。
 音が入る。
 さぁ、そろそろ・・・
 「盛り上げるところまでは大丈夫かな?」
 あの、いやほんとに。そんな挑戦は・・・・
 「じゃぁ。あと。おねがい。」
 ・・・ええと、後は勢いよくフェーダーを下げるだけですね。
 満足げに舞台に立ち、音の入りの反省を行う内山さん。
 本番のときはちゃんと舞台に居てくださいね。。
 
 
【こめかみオランウータン】
 解説しよう。こんかい、珍しい(?)現象がみられます。
 普段であれば、支える側の七海さんと、支えられる側の吉田さんの立場が逆転するのだ。
 物理的にね。
 つまりは、倒れる七海さんを、吉田さんが支える。
 器用にアクション、殺陣をこなすお二人だ、なんの事はないだろうと思ったら、やりなれていないほうは難しいらしく、うまく、倒れることができない。
 倒れるプロ、吉田さんの動きを見てはやってみる。
 そしてうまれたことば、それが、
 『おれはこめかみオランウータン』
 こめかみを相手の方にあて、滑り落ちるようにひざまずく。
 オランウータン部分は多分、脱力の事を表しているのではないかと考える。
 やるたびに、この言葉をつぶやき練習に望む七海さん。
 さぁ、みんなも劇場で、そっとこころのなかでとなえよう。
 『おれはこめかみオランウータン』
 
 
【それぞれの思い】
 とうとう、エンディングの場面まできました。いよいよ大詰めです。
 ここで、それぞれのこの芝居に対する思いが爆発。一触即発の危機だ(大げさ)
 「やはりね、このシーンで舞台に立っている自分としては3番目の曲がしっくりくるのですよ」
 「いやいや、2番目の曲はこう、未来があっていい気がしますよ」
 「最も、お客さんの感覚で見ることが出来る私は1番です」
 どれが誰の発言でしょうか?
 候補は3つ。役者は4人。演出が自分以外に意見を求めた結果、全員がバラバラでした。
 「わかりました、演出がよく聞き込んで決定します。」
 「了解です。ただ、音響全般の作成を行った自分としては・・・」
 「もう単純に、こういうのが好きなんで」
 「ぜったいに、お客さんは・・・」
 好き勝手わがままな堂員の言葉に困惑を隠せない演出なのでした。
 ・・・と、かいてきて、この場面、代役でやってて、本役100パーセントでやってないな。
 本役がやればまた変わるかもしれないねー
 
 
 てなわけで、とうとう、とりあえず、最後までやれました。
 そんな余韻にひたりつつ今日は解散。
 ちなみに来週は、七海さんお仕事の為、内山。竹原はお休みを頂きます。
 あぁ、15日だけね。
 全員集合は16日だ。
 それではまた。
 
 ありがとうございました。
| 八千水蜘〜やち、みずち〜 | comments(0)
9月8日(土)
 いやぁ台風、凄かったですね〜!! 金曜は電車が止まったり遅れたりしたので、変な経路で出社を余儀なくされました。
七海さんは1時間半歩いて会社に行ったそうですよ!!(そしてお風邪を召された。おいたわしや・・・!!)
皆さんは、大丈夫でしたか? 
でも、吹き荒れたのが土日じゃなくて良かった・・・と思う私たちは公演まで2ヶ月を切った、社会人劇団。
夜光堂第13回公演「八千水蜘〜やち、みずち〜」のチケットは9月9日(日)いよいよ発売開始!! 
10月28日(日)の本番目指して、台風のように猛烈に邁進中。長(超)時間練習も2週目です。


【うーん、にゃんでだろ〜?】
小道具で、私演じる一二三が使う肩掛けカバンがございます。
稽古に行くときに良く持参する、わたくしの私物なんですが、「・・・それ、確定にしようか。確定小道具で」と云うことになり、「そのままじゃアレだから、何かひふ(愛称)っぽい加工をしよう」っつー話になりましたので、小道具係の私、そしてそのカバンを使う本人である私、考えましてね。
可愛いシールを一杯貼ってみよう・・・!!! と思い立ったのですよ。
で、シールをカバンにぺたぺたと貼り・・・それをそのまま稽古場に持ち込んでも良かったんですが、ちょーっと、かなりファンシーな「幼稚園児カバン?」みたいな、「これはこれでアレだけど、舞台上ではともかく、これをこのまま下げて稽古場に行くのはイタイな、30代女子として・・・」という感じの仕上がりになってしまったので、写真だけ撮って、演出に「こういう風に可愛くしてみましたぁ!」って稽古場で見せたんですね。
「どれどれ」と写真を見た演出の顔がちょっと引きつった(ような気がした)。
「・・・えーと・・・もし良かったら・・・私が・・・加工するけど・・・?」
何故か遠慮がちに申し出る演出。
「え? シール駄目ですか? くまさん可愛いでしょ?」
「いや・・・その・・・」
ごにょごにょやっている私たちの様子を見た吉田が、ひょいと写真を覗き込んだ。そして、絶句した(ような気がした)。
「・・・加工・・・して貰いなよ、内山くん・・・」
「え? でも、シール可愛く貼れたと思うんですけど・・・?」
「いいから! カバンの加工は七海が担当! 七海に任せるの!! 決定だからね!?」
・・・何故、みんな、私がデザインしたものを見ると・・・顔を引きつらせるのだろうか・・・?
(ヒント:学生時代から図画工作、美術系で3以上を取ったことがありません)


【今日の八千さんは人と近かった】
例の如く、音響チェックをせねばならない演出の代わりに水蜘役として舞台に立っていた私。水蜘さんの鋭いお言葉に、八千さんが過敏に反応して、喉元に刀を突きつける・・・というシーンなのですが・・・。
「何!?」
と叫んだ八千さんが突きつけた刀の先が・・・。
私の頸動脈の辺りにヒヤリと。当たった。
・・・死んだね。今、確実に水蜘さん、赤い血飛沫撒き散らして死んじゃってたよね!!!!
本役の七海氏と私は10儷瓩た板杭垢あるので、距離が測れなかったのかな・・・? 吉田さんにしちゃ珍しいな・・・と思ってたら、その後、本役でやったときも、「近ぁぁぁぁい!!!」と叫ばれていました。
そう言えば、その前にやった神事のシーンでも、「何か、いつもより間合いが近くないですか・・・?」っちゅー話が出ておった。
「あれ? あれれれれ?」
本人も困惑気味。
人恋しかったのかな・・・八千さん・・・。
そんな行為でしか寂しさを表せなかったのかな、八千さん・・・。
非行少年みたいだね、八千さん・・・。
(その後、無事に適切距離を会得しました)


【全員に突っ込まれました】
いつまで引き摺るんだ? っつー、“内山は「呼べよ」という台詞が何故か言えずに「よべべ」と言う”の件ですが、私の「よべべ」が稽古の進行を妨げるのは如何なものかと思ったので、代役を竹原くんに替わって貰いました!(良く見るとおかしな文章)
これで事態は避けられたな・・・と思いながら舞台を外から眺めていた私ですが、その台詞が近付いて行くにつれて、竹原くんの目線が泳ぎ始めた。
そうだ、この台詞って台本に書いてあるのとちょっと違う構成になってるんだ!! 竹原くん、分からないんだ!! しかし場面は進んでいく・・・止めるわけにはいかない・・・!!!
咄嗟に私は・・・舞台の外から・・・台詞を叫びました。竹原くんの動きに合わせて。アニメのアフレコみたいに。
「結局、お前が言うのかよ!!!!!」
みんなが私に向かって突っ込みました・・・。
うん・・・まったくだよね・・。じゃあ、何で代役を替わって貰ったんだろうね・・・?
因みに、「名前を呼べよ」はとっても重大な台詞。
これ、後で(芝居の後半で)生きてきます!! すっげぇイイコトになるんで・・・。みんな、実際に舞台を観るときは「よべべ」のことは忘れてね。


【夜光堂空耳アワー】
夜光堂芝居には音楽は欠かせない存在。
今回の芝居でも、歌詞有り歌詞なし・・・色々な曲が場面を彩ります。
中には・・・抽象的な、何語ともつかない不思議な言語で歌われているものもあります。
私の耳は空耳です。良く、歌の歌詞を聞き間違えては、音楽好きの吉田さんに「君の空耳は・・・ほんとに何とかしたほうがイイ!!」と真顔で諭される今日この頃です。
そして、そんな私が何度聞いても、どう聞いても、「生臭ぇ、心の叫び〜♪」と聞こえる歌があり・・・。
その場面をやるたびにそれを歌ってたら、今日、「何か・・・本当にそうとしか聞こえなくなってきた・・・」と七海氏が呟いているのを聞きました!!!
ふふふふ。この場面が、堂内で「生臭ぇ、のシーン」と呼ばれる日も・・・近いね(ニヤリ)。
注)場面自体はちっとも生臭くありません。
今回も音響アレコレこだわってますよん♪ ウチの演出陣はホントに音楽の趣味がいいわん!!!


来週はついに音響の女神、常世田さんが稽古場に降臨なさいます!
ってことは・・・そろそろ・・・通しが・・・始まるってことであり・・・。
非常に楽しみな反面、「うひょう、もう、そんな時期ですかい?!」と焦る気持ちもあり・・・なかなか心中複雑でございます。
台詞噛み噛みを、襲い来る(?)空耳を乗り越え、一同総力を挙げて堂々と皆様の元に物語をお届け致しますので、10月28日は是非、劇場へ!!
何卒、よろしく、よろしくお願いします!!!!
| 八千水蜘〜やち、みずち〜 | comments(0)
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