稽古場より徒然なるままに

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4月14日(土)
いよいよ、稽古場練習残り2日となりました。
うーむ、今回はなんでか全然「これにてこの物語は完成だぁ!!」という感覚がありません。
それは決して出来上がっていないとか、物語やキャラクターが馴染んでいないとかいうわけではなくて、なんちゅうかこう…回にごとにキャラクター達の違った表情とか、感情とか、時には行動が見られるから、なのです。
うちの子だうちの子だと思っていましたが、どうやらちゃんと、お預けした先の子になって幸せに生きてるみたいです。
私のキャラクターは助手という立場上、渦中にいながらもがっつり中心部を担っているわけではなくて、言うなればお散歩中に飼い主さんがお友達に出会ってお喋りを始めちゃったときの犬的な…「まだかなー。まだかなー。何話してるのかなー」ってちょっと飼い主さんのことを気にしながら「おまたせ!行こうか!」って言われるのをわふわふ待ってる、みたいな感じです。
毎回毎回通しのたびに、同じお散歩ルートだけど「今日はちょうちょを見かけたなぁ」とか「いつもおやつをくれるおばちゃん今日はいないなぁ」とか「飼い主さんの服装が今日はちょっと薄着だなぁ」とか…そんなちょっとした違いをこっそりと感じています。
さて、本番はどんな発見が出来るのか…!


【佐藤さんも宮島さんもぎゅむー】

さて、本番1週間前の稽古といえば、照明の佐藤さんが通しを見て照明プランを立ててくださるというイベントがございます。
それが今日!
なのですが、今日の稽古場はちょこっと狭めの場所で、舞台がフルで取れるかどうかくらいの…役者たちの荷物の上にバミリを貼られるほどの…私は迂闊に靴を置いておいたら靴の上にバッテンのバミリを貼られましたが…、つまりは舞台のほかは余分のスペースがあんまりないようなところだったのです。
なので、大変申し訳ないのですが、プランを考えている最中の佐藤さんも、音響オペをしてくださっている宮島さんも、舞台のあれこれを作成している内山も、舞台の前っつらギリギリに並べた机と壁の間にぎゅむーっと挟まるみたいに座っていただきました!!
宮島さんなんて…役者が前面ぎりぎりに出てくるような場面だと、オペに使用してるパソコンのディスプレイをすっと手前に引いてくださったり…。
狭いスペースで申し訳ありません、と思いながら、舞台に置かれたソファを模した椅子にどえぇえんと横になるキャラクター達なのでありました。


【なんか舞台外から解説してくれるガラ仮面のキャラクターみたいな人がいるんです】

1日に通しが出来る回数は、2回〜3回。
先が見えて参りました。
今日は2回。きっとあとは、明日が3回とゲネで2回と本番4ステージ…。
だからなんかいいかなって思ったのです。ちょこっと巫山戯てもいいかな、って。
二夜ノ先生とのやり取りで、「先生が3日前くらいに既に今起きる事態を予見していて事に備えていた」…みたいなやり取りがあったのですが、わたくし、衝動に耐え切れずにその場面でこう叫びました。

「アンビリーバボー!!」…と。

あり??先生が呆れた顔をしておるよ。
小道具を裏で受け取ってくれる吉野ッティーは苦笑いだよ。
そんな時、舞台の外から解説が飛んだのです。
「先生が3日前に事を予見していたことが不思議体験だったわけね…!!!」
うっちゃんなんだけど…ええ、ガラスの仮面にこういう人いる。
麗ちゃんの近くに座ってる人だ、きっと。
そして内山は続けてこう言ったのです。
「70点の出来やね」←モノマネが
意外と高評価だけれど…「なんで急にブッ込んで来たのだ。練習日記に書きなさい」と先生に怒られました。(笑)
いや、もうあと少ししかないんだなぁと思ったら、なんか思いついたことやりたくなっちまったんです。
人間だもの…りゅうい。
あ、しまった!!!私のキャラクター、純粋な人間じゃない!!!


【メイクに対する取り組み様々】

本番に向けて、今日は通し一回分を削ってメイク決めをしました。
あやあやは流石、演出の「○○姫みたいにして欲しいんだよー」という本日初めて口にしたリクエストに応えるべく、色々な化粧品で技を繰り出していました。
えー今回のあやあやの最重要課題は、いかに流れて落ちぬメイクにするか、です。
ウッチーさん、吉野ッティーの男子コンビは、ウッチーさんがさささっとメイクを終え、吉野ッティーが始終「これでええんか?」という顔をして宙とスマホを見つめている、という対照的な姿を披露していました。
んんんん、夜光堂、なんやかんやで女性の肌用の化粧品ばっかだから、男子が塗るとちょっと白っぽくなってしまうんよね。
そりゃ「これでええんか」と思うわい。
その隣で吉田…飽きてます。
片方の目張りを入れたところで完全に飽きてぽけっとしてます。
いや、せめて両方入れてから飽きてくれ!
私はピンクの頬紅を塗るのが楽しくて、追いチークを楽しんでいました。
本番では受付や場内のご案内を担当する内山も、ぴしっとメイクで盛ってくるそうなので、我々も楽しみでございます。


【終わるの?】

佐藤さんが舞台の図面とイメージ図を見ながらこう言いました。
「これほんとに仕込み、終わるの?」
んあー!
夜光堂史上最も本格的な室内セット…!!


【劇場にてお待ちしています】

先生に「君は髪色を黒にしなさい」と言われたけれど、真っ黒にしちゃうと次に染めるのが難しいので、せめてもと思い「アールグレイベージュ」カラーにしました。
二夜ノ先生、アールグレイ好きやもんな!!うん!!!
ううーん、このキャラクターたちとこの物語の中で過ごすのはあと少し。
んあー!!!
優しくてあったかくてクスリと笑えて…古書をめぐる事件が起きて楽しくて、でもちょっと辛くてしんどくてせつなくなって…。
「怪事街〜ミス・サンフラワーの逃走」は、心の底に残ってる叶わなかった想いの物語です。
でもそれを、辛くて悲しいことじゃなくて、あったかい想いとして残してあげたくて、足掻く人たちの物語です。
本に想いが芽生える…そんなこと有り得ないって思いますか…??
どうぞ劇場にて二夜ノ家と共に、太陽の本をめぐる物語を体験していただければと思います。
劇場にてお待ちしております!
さ!
明日はいよいよラスト稽古!!
練習日記はー…あの人だぁ!!!








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