稽古場より徒然なるままに

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3月24日(土)
れ、れ、練習日記のことをすっかり忘れとったー!!というわけで、大分遅ればせながら、練習日記を綴らせていただきます…ダメ人間ヤロー七海でございます。

そういえば、稽古場に衣装たちがぼちぼちと出現し始めました。
衣装の装着が始まると、キャラクター感が一層強まって、見ていて気分がうきうきします。でも、人の衣装を見ているのは楽しくても、自分自身は衣装決めはあんまり好きじゃありません。おえってなります。

吉田演じる二夜ノ先生、初回は冬だったのでブラウン系の厚手のジャケットを、2回目は夏だったので真っ白な爽やかジャケットを纏っておりました。さて…初めての「春」となりますが、どんなジャケットになりますかのぉ。春らしくふわふわした装いになるかも知れません。一年中霧の立ち込める「怪事街」には、季節なんて関係ありませんけど…。

あやあやの衣装は今回もごっつり手作り。数年ぶりにミシム←七海家のミシンのこと←を引っ張り出した私は、ただただ「おおー!!」と感嘆詞を吐くばかりでございます。この前よしださんに「いつの公演の時に買ったミシン?」って聞かれて全く答えられなかった私は、今、「その上着、もちょっと裾が短いほうがいいんだよなぁ」との意見を受けて、「縮め縮めと念じて見つめていたら、丁度よく縮まんもんか」と思いながら途方にくれているところです。

ウッチーさんは普段メガネ男子ですが、今回の役ではコンタクトを使用して、ばっちばちのくりくりマナコで登場する予定です。そういえば吉野っティーもメガネ男子。そう…実はウッチーさんは、怪事街ベストオブメガネ男子を決める戦いに敗れたのでございます…。←うそうそ。

そして怪事街のベストオブメガネ男子である吉野っティーは、清潔感のある文系男子コーデ。抱えた本がマッチングしますな。因みに稽古の時はズボンの背面に座り皺くっきりで、ある日の演習のダメ出しには「ズボンにアイロン」と書かれていました。(笑)本番の時は消えるみたいですよ。

季節が進んであったかくなって、稽古場の室温もあったかめで…衣装はといえば、よしださんはジャケットォ!首元にはスカァフゥ!あやあやは生地のしっかりしたゴシック系ワンピィ!同じく首元しっかりィ!ウッチーさんもジャケットォ!吉野っティーはカーディガァァン!!私は多分もこもこォ!
はい、汗だく決定です!汗だくヤロウたちが、汗だくであることをひた隠し、柔らかな気持ちで紡ぐ心に優しい物語…それが『怪事街〜ミス・サンフラワーの逃走』でございます。



楽しい稽古場日記をお届けしようと思いましたが、おそらく通しを3回くらいやって脳がもへもへしており、記憶がふわっとしております。
色々なエピソードが浮かんで参りますが、それが果たして私が担当した日の事だったのか…それとも別の日の事なのか…それとも春に見た夢の中の出来事なのか…定かではありません。なので、物語について少しばかり…。

「怪事街」は一年中乳白色の霧に包まれた街。
けれどせっかく「春」の公演ですから、春らしく柔らかであったかくて優しい色のついたお話にしたいなと思います。
私が演じる留意に今のところ足りないのは、脳みそと心に咲いたお花の量かな!東京の桜はもう葉桜になってきちゃいましたが、留意のはもっともっともっふもふ咲かせて満開にしちゃっていいようなので、「んはー!!!」と咲かせちゃおうと思います。

では最後に、ある日の二夜ノ家の会話を…

留意「先生」
先生「んー?」
留意「お花見って美味しいですか?」
先生「ぶはっ!お花見は…気持ちが満腹になるかも知れないが、お腹は膨れないなぁ。留意が言いたいのはお花見弁当のことかな?」
留意「あぁっ、そうです、お弁当です!風呂敷包みのお重のすごいやつです!」
先生「んー…どこで仕入れて来たんだそんな情報をー!ジョン君か?!お友達のジョン君なのか?!」
留意「お花見弁当食べたいです!」
先生「留〜意、お花見弁当は咲き誇る桜の木下で食べるからこそ美味しさ倍増なんだ。怪事街は桜は?」
留意「…ないです」
先生「だろう?だから留意、お花見は…ウチでやろう!!」
留意「…へ??」
先生「季節柄、桜を題材に扱った古書たちが、ど〜にも落ち着かなくてだなぁ。本棚から出してあげようと思っていたところだったんだ」
留意「桜の本、ですか?」
先生「そう!この季節の桜の本からは、微かに甘い匂いがするのさ。リビングに並べて、お花見ならぬ…花の本見でもしようじゃないか!」
留意「ほわぁぁぁ」
先生「私はこれから本たちを集めてくるから、留意はとびっきりのお花見弁当を作っておくれ。まんまるのおにぎりに、甘い玉子焼き、ヒジキを煮たやつと、タコさんのウィンナー…おっと、水筒に熱々のお味噌汁を入れておくのも忘れるんじゃないぞ」
留意「はいっ!…は!先生…」
先生「どうした留意!?」
留意「お重と風呂敷がありません…っ」
先生「んー…よし!このまえ椋鳥店主が持ってきてくれたクッキー缶があるだろう?あれに桜色の紙を貼って、お重の代わりにしようじゃないか!風呂敷は…っと、古くなったテーブルクロスから切り出そう。なぁに丁度買い換えようと思っていたんだ。どうだい?」
留意「素敵です!」
先生「よしよし、では早速…風呂敷作りから始めようか、留意」
留意「はいっ!」

二夜ノ家のお花見は、おうちの中で桜の本を見ながら手作りのお弁当を食べること。普通のお花見じゃないけれど、とっても幸せでほんわかした時間だったそうです。






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