稽古場より徒然なるままに

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1月27日(土)
どこの劇団もそうだと思うんですけど、たまに…ところによっては頻繁に…悩まされますよね「稽古場確保」問題。
演劇の稽古だって言うと断られたり、「あんまり大きい音が出なければ(または、激しい動きとかなければ)大丈夫ですよ」と言われ「…どこからが大きい音(激しい動き)と認定されるの…?!」と悩んで結局諦めたり。
音問題がクリアでも、区民が〇名以上いないとならない(公共施設だから仕方ないけど!)、平日の昼に現地に予約に行かなきゃならない(社会人だとこれは結構厳しい)、値段が高い、etc,etc…制作さんはそのたびに頭を痛める訳です。私たちも未だに宝くじ買うたびに言いますもんね「これ当たったら、稽古場と劇場建てるからね…!」って。
そんな我らにとっては夢のような場所…そう、この日の稽古は諸事情によりいつもの拠点から場所を移しまして『都内の貸し稽古場』で行われました…キャー!!!!! どんなに大声出しても、床を走り回っても、誰にも何にも言われない!!!! ヒャッハー!
なお、稽古場が変わったことにより、最初は13時〜22時だった稽古時間がしれっと10時〜22時と長丁場に変わったのだが、そこに突っ込む人は誰もおらず…ただ、無邪気にはしゃぐのみなのでありました。

そんな素敵な稽古場の片隅で私はおもむろに持参のDynabookを開く。その横では吉田さんがスッ…とVAIOを開く。時折、互いに互いの画面をのぞき込み「こんなもんか?」「どう思う?」「お、いいね」「こっちにずらしたらどう?」「…ああ、なるほど」「な?」と低い声でコメントを交し合い、またも作業に没頭。
そう! 私! この日! 稽古場で! ずっと! 今回公演の! チラシ製作! してた! ってなわけで、ご挨拶遅れました…稽古場音響でも留意の代役"トメイ"でもない…内山! なんつーか、この日の私はただの内山! そんな内山が1/27の練習日記をお届けいたします。(うるさい)

今回客演してくださる、堀さんの本拠地であられる「劇団サラリーマンチュウニ」のご公演が、来月の8日から11日まで上野ストアハウスであるんですけれども、そうなってくるとやっぱり当日パンフレットなどに、我らの公演チラシを折り込みたいじゃないですか。で、色々逆算して…1月最終週に入稿して印刷すればご公演に間に合う! ってことになりまして…でも、私にはデザインスキルとかはないのでそこは絵心ある七海さんにお任せし。私は、七海さんのデザイン(表面)を微妙な色の具合とか文字の配置を確認しながら「印刷所に入稿できる形に落とし込む」という作業を請け負わせて頂いたのでした。そして、吉田さんは裏面の情報部分をより見やすく分かりやすい形へと整備する業務を担当。そう、手分けしたのです! かくして、稽古場のすみっこに小さな小さなデザイン工房が開業されたのでありました。



が、作業しながらも口は動く。以下、パソコンを作業したり他の作業をしながら、私も吉田さんも口出し参加をしている場面練習の模様をお届けします。

〇HN談議
今回、吉野さんが演じる役(別にネタバレにつながるアレではないんですが、今はまだとりあえず名前を伏せさせて頂き、仮に…HN氏、と呼ばせて頂きます)であるところのHN氏の一挙手一投足が、このお話に足を踏み入れて以来、なにかと皆の心をざわつかせています。吉野さん本人はもちろん、周りにいる私たちまで「どうして彼は…」「もしかしたら彼は…」「どうしたら彼は…」「あの時彼は…」「あーじゃないか」「こーじゃないか」「そーなんじゃないか」「そういえばこの間…」とまぁ、話し出すと止まらないHN談義。自分と重ねてみたり、理解できないと首を傾げてみたり、各々それぞれ切り口は色々。私は個人的に「人はみなすべからくHN氏の心を持っている」を提唱しているんですけれども。まぁ、そんなキャラクターの内面の話から、個々人のイメージの話、役者としての役作りの話、演出の意図…と、話の波及が半端ない。この日も、柔軟や腹筋や発声を終えてからお昼休憩までの小一時間ほどをみっちり使ってのHN談義、喧喧囂囂たいそう盛り上がりました。ま、この日吉野さんは練習お休みでその場にいなかったんですけどね…って、本人いなかったのかよ!

〇萌えを詰め込む
ウッチー内田氏はそれはそれは不思議な役者で。彼にしか出せない独特の雰囲気の役がよく似合う。演出や周りの役者にあれこれ言われて、しばらく役の周りをぐるぐる回っていたかと思うと…突然、シュルっと役の皮をかぶって「最初からここにいましたがなにか?」みたいな顔で舞台に立っていたりする。じゃあ、役作りが完成したのか? と思いきや、翌日に「うぉーい、皮が脱げとるがな!」ってなったりもする。そんなことを繰り返し、なんか知らんがいつの間にかその役がウッチー内田になっている、って感じ。
ただ、まぁ、活舌とかセリフのテンポなんかは良いに越したことないよね、どうせだから直しまショ、そうしまショ…! というわけで、その場にいた総員でウッチー内田氏の台詞まわしに注文を付ける、という稽古をしたわけなんですが…。(因みに、この日の稽古参加者、ウッチー内田氏以外全員女子)
「仕事の話をしている時と素の話をしている時の切り替えをして欲しいの!」「そこは、もっと…相手の言葉をさらっと流すニュアンスを取り入れて!」「情けない部分はすごくいい!」「もっと、(テンポは)ゆっくりなのぉぉぉぉぉ!!!!」
傍から見れば完全に、「(萌え要素を詰め込んだ)わたしのりそうのかれし」を作っている…みたいな光景だな、って思いました。
そんな怒涛の時間の中、ウッチー内田は何が何だか分からずときおり棒読みになりつつも…「あー、はいはい」と女たちの注文を軽くいなして、鷹揚に笑うのでした…。

〇代役といふもの
私が二夜ノ先生役の吉田さんを拘束しているので、場面練習には七海さんが代役の一夜ノ(ひとよの)先生としてお立ちになりました。一夜ノ先生はとっても重厚な雰囲気のお方でした。どれくらい重厚かというと…『多分、政界進出を狙っている』と噂されるくらいに、です。二夜ノ先生は割と自信満々な感じですが、一夜ノ先生はそれに加えて腹に一物アリ、な感じ。(怪事街に政界ってあるのかしらん?)
他にも三夜ノ(みよの)先生という方がいらっしゃるらしいので、今後、お会いできるのがどうかが…楽しみです。

思ったように動かない自分の手に「イーーーーッ!」ってなったり、頭がぼーっとしていて…"ぽかぽか陽気"を"ほかほか容器"に書き間違えたり(危なかった! お弁当屋さんの話になるところだった!!!)しつつ…おかげさまでチラシ原稿は無事に完成、印刷所の方で何事もなければサラチュウさんのご公演に無事に折り込みさせて頂けるはず! 参加メンバーにもどや顔で画像配布したので、どこかでふいにご覧になる方もいらっしゃるかもしれません。
皆さま、ご協力ありがとうございました!!

次は、チケット製作やDM製作が待ち受けているYO☆彡


仕事後のからあげはうめぇなァ…。
| 怪事街〜ミス・サンフラワーの逃走 | comments(0)









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