稽古場より徒然なるままに

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11月8日(日)
夜光堂第22回公演「ツキノニジ」最終稽古日の練習日記執筆を栄光のチョキで勝ち取りました、内山です。
なんか、こないだ(11/3)の日記でお名残惜しゅうございます…みたいな雰囲気でしめちゃったけどもう1日書くわ! メンゴメンゴ! ( °∇^)]テヘペロ
この日は照明の佐藤さんが稽古場にいらっしゃる日だったので、佐藤さんエピソード多めでお送りします!


【たべるかとおもって】

お昼時に稽古場にカンヅメになる佐藤さんと宮島さんのために、ケータリング隊長の七海さんが昼食用にと最近お勧めのお店で買ってきた美味しいおにぎりとおかずを何種類かご用意。通しを見終わり打合せも一段落してから休憩スペースにてご飯たーいむ。
からあげを食べながら「…うまっ」と呟く佐藤さん、もりもり食べる宮島さん、七海セレクトの評判は上々。
そして、事件(?)は私がちょっと場を離れていた間に起きました。
用を済ませて自席(音響ブース)に戻った私の目前、そう、開きっぱなしの台本のヨコに突如現れた(ちょこんと置かれている)『切り昆布煮』のパック(未開封)…!!!
『…佐藤さん? これ、佐藤さんのおかずですよ。どうしてここに置いたんです??』
と、訊ねてみたところ、さらりと「いや、食べるかと思って」と返され絶句する私。
…いや、確かに、私大食いですけど。良く食べますし、そんときちょっとお腹空いてましたけど。さすがに…「これあげる」とか云われもせずに目の前にあったものを食べたりは…しませんよ!? それ、野生動物とかにやるやつじゃない?
…今、書きながら思ったけど、私、そのとき、佐藤さんと宮島さんの間に座ってたんですよね。だから、切り昆布煮パックを宮島さんが置いた可能性もゼロでは無かったんですよね。でも、なんの疑いもなく佐藤さんに訊いた私…w だって、宮島さんはそんなことしない…たぶん…w


【小声じゃない】

私だけが『…馬鹿な?!』ってなったハナシ。
その1。
通し中に佐藤さんに暗転明転のタイミングを出来る範囲で伝えるお仕事に任命された私。たいへん! 分かるところとなんとなくしか分からないところがあるわ?! しからば、通しが始まる前に復習を…ということで、とある音楽合わせの部分を手元のメモを見ながら、イヤホンで音楽を聴いて…ぶつぶつとカウントを取りながら一心不乱に練習。
…知らなかったんです、本人的には“呟いてる”くらいのつもりのその声が、傍らの打ち合わせの邪魔になるくらいの結構な音量だった、なんて。…知らなかったんです…!
その2。
通し中の出来事。
宮島さんが以前にニガテと言っていた場面にバシッと効果音をキメてくれたので『宮島さん…完璧じゃないですか!』と横から称賛を囁いたのですよ。宮島さんは無言で親指を立てて応えてくれました。
で、なんかね、そのあと、退場した役者がね、二人で肩寄せあって『ナイわー』『ナイわぁ…』って言ってたそうで。
うん、もう、全員がオチ分かっちゃったと思うけど…私の囁き声ね、舞台まで聞こえてたそうです…orz
『内山くんにしては小さい声だったけど、あれ、普通の人の話し声のボリュームだったよ』(吉田談)
まぁね、1はね、イヤホンで音楽を聴いていた、という素地があるからね、まだね、言い訳がきくけど、本人的には囁き声のつもりが丸聞こえって…どうよ、どうなのよ?!
ってか、これって、お婆ちゃんのエピソードじゃない? 私、おばちゃん通り越してお婆ちゃんになったの?(確かに節々が痛むようになりました…w)
本番当日はもう、あれだ、伝達事項は筆記だ!


【いつ暗転した?】

ツキノニジ、クライマックスシーンがついにいい感じでまとまりまして。
それで…元々このシーンは涙腺がバカになる傾向があったんですけど…この日も…この時も…ちょっと…効果音入れながら色々と感極まって涙ボロボロ流してたんですね、私。(スタッフが自分とこの舞台を個人的な感情駄々漏らしで観ていることの是非は取り敢えずおいといて戴きたい)
で、そこを過ぎると、私のオペは終了なので…場面切り替えのところで佐藤さんに明転タイミングを伝えなきゃと思い、涙と鼻水を拭いながらポイントで『め、明転…っ(ぐすっ)』って言ったんです。
佐藤さん、ギョッとしてたよね。
それは、横の女がいつの間にかだーだー泣いていたから…ではなくw
どこで暗転したのか言ってないのに、いきなり明転のタイミングだけ指示してきたからw
暗転と明転はセットで伝えようね!w
通しの後、七海さんが『うっちゃん、泣きながらも照明タイミング伝えてて頑張ったなーって思ったよ』と言われるw
ああああ、それも…舞台に聞こえてたんですね…orz


【伝わってた…】

佐藤さんがいらしたときの大まかな流れは、まず演出が膝詰めで台本をめくりながら舞台装置の概要や、場面ごとにお願いしたい照明効果などを口頭で説明いたします。
で、その後に実際の通しを観て頂き、プランを固めて頂くわけですが、夜光堂は佐藤さんの照明プラン、オペ共に大好きなので特にこだわりがあるところ以外は割とお任せすることが多いです。『ここで、いい感じの明かりを…』なんて依頼の仕方はざらにございますし、時には『ここは、おにぎりを食べている感じの照明を入れていただきたいです』(例はネタバレしないように私が今テキトーに考えましたw)なーんて抽象的すぎる依頼もガンガン出します。
佐藤さんはそんなとき『…おにぎり?』と一応ツッコミながら(ツッコミなのかな?)も、必ず最後には『分かりました』と仰るのです。
その度に、夜光堂は『伝わった、伝わった!』と大喜びし、実際に佐藤さんが作って下さった“おにぎりを食べている場面の照明”を現場で観て狂喜乱舞するのです。
通しを観たあとに確認事項があればその場面を反復したりもするのですが…っていうか、今日も佐藤さんのリクエストがあれば、もう一回通しをやる心づもりでいたのですが(因みに佐藤さんがいらっしゃる前に既に1回通し済みです。つまり、3回やる気があった)…今日は1回観た時点で『分かりました』を言っていただきました。
分かっちゃった! 伝わっちゃった! これでもう、あとは現場で狂喜乱舞するだけだ!
本当に…頼りになる…ナイスガイです、佐藤さんは!


と、云うわけで…夜光堂第22回公演『ツキノニジ』の稽古場での芝居練習はこれにて終了致しました。
残った時間は、メイクテストと仕込み日の段取り打ち合わせを行い、なんだかフワフワした気持ちで帰宅の途につきました。

7人の役者と3人のスタッフが総力をあげてお届けする物語『ツキノニジ』、是非とも劇場で御覧いただければと思います。

総員でエンジンぶるんぶるんにしてお待ち申し上げております!

…って、最後の日記っぽく締めてみたけど、噂によれば、仕込み日とかに誰かが気紛れに『今、こんな感じでーす』って感じの日記を投稿する可能性があるらしいので、良かったらそちらの方もご期待ください!

ひとまず、稽古場からはの報告は以上となります!
皆さん、お疲れさまでした!!
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