稽古場より徒然なるままに

稽古場写真「稽古終了」
 
これを撮ってから「笑顔でっ!」と言ったら下の写真になりました。


七海・笑顔写真。珍しい。ホントに珍しい。
っていうか、後ろで内山が一生懸命片づけをしてます。


内山、なんかイッパイイッパイで笑ってくれました。
ホラ、笑っていても手元は小道具に・・・。
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稽古場写真「稽古場」
 













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稽古場写真「キャラクター編」
 
海月


海月と浜野先生


ジャージを・・・海月、一体何を・・・?





蒼と浜野先生。一緒に記念撮影ですかねえ。


蒼・・・滅茶苦茶リラックスモード


浜野
・・・大あくび
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6月20日(日)
 第8回公演『薄雲の月』、最後の稽古場練習日を迎えてしまったとです・・・・。夜光堂です。
(夜光堂内では、お笑いピン芸人『ヒロシ』が流行っています)
来週の今頃は・・・・えええっ、片付けも終わって・・・打ち上げ中ということに!?
いつも言ってるけど・・・・早いなぁ、時の流れって・・・・。
そんな大事な日だって言うのに、気付いたら(床で目覚めたら)、稽古開始30分前だったとです! 当然、遅刻です。・・・内山です。

早速いつものように、腹筋・背筋・側筋をしながら昨日の『冬のソナタ』について語り合う。
あまりにベタベタな展開の連続に、七海氏は既に飽きかけてきたそうです。危うし、NHK!
私はむしろ夢中になりかけ、だったりする(笑)。まぁ、来週の『冬ソナ』は、宿泊先のホテルにて、全員でお土産の袋詰めをしつつ(あ、今回もご来場の皆様にお土産をご用意させて頂きます! モノは昔懐かしい・・・・アレだ! 忘れずにお持ち帰り下さい)鑑賞することは決まっているので、そこで一発ドカンと大展開なぞを見せて下さることを希望。

淡々と発声練習を終えたその後は、吉田氏は音響MDの最終チェックを、七海氏は小道具の装飾を私は小道具の作製をせっせと行う。個人的にこの時間は有り難かったですね! 私の作製してた小道具は『布袋(ぬのぶくろ)』だったわけなんですが、お裁縫だったわけなんですが、別に嫌いじゃないんですが、と〜に〜か〜く、私の手は鈍いので! 本当は作り上げてから稽古に来るつもりだったんですが、予想以上に時間が掛かり、作り上げてくることができなかったので、それを作製する時間が与えられて・・・・本当に助かりました。お陰で今日の通しに間に合ったです!有り難う、演出さま!
合間合間に『個人的に確認をしておきたい場面』や『ちょっと思ったんだけど、音響、こういう風に入れた方が良くない?』チェックなどをやりつつ(この期に及んで、まだ、変えるか! 変えますよ〜、より良くしていくためなら!!)、ちくちくお裁縫。ところで、吉田嬢は私が3時間かけて作った袋をわずか30分ほどで作り上げてしまったんだが・・・・これは、やはり私が特別にとろいのでしょうか? それとも吉田嬢がスゴイんでしょうか・・・・? とほほほ!

やがて、音響の常世田さんがにこやかに登場。差し入れの『納豆おむすび』に齧り付く夜光堂メンバー。いやぁ、純粋に美味しかったです! 有り難うございました!!
今日は本番と全く同じスケジュールで通しをする予定になっているのです。2時と5時半の2回。
1時半になり、常世田さんが客入れ曲を流し始める。
『はらり〜、はらり〜♪』
ふんなぁぁぁぁぁ(絶叫)!!!
この曲は・・・・この曲は何だ!! いや、いい曲なんですよ、すごくイイ曲なんですけど・・・・。
何だか知りませんが私『歌詞の入った曲』が流れると異様に緊張が高まってしまうんです。今まではオープニング曲が流れると(これにも歌詞が・・・)『あわわわ、あわわわ・・・・』とか言いだし、メンバーの失笑を買っていたわけなんですが、今回は、それが、この客入れ曲で始まってしまいそうな予感です。今までより30分も早く始まってしまいそうです。
同位置にスタンバイ中の七海氏に縋り付き、『ファンです、ファンです、フアンです・・・って言うか私、不安です〜!! 不安ですぅぅぅ!!!』と譫言のようにつぶやき、『・・・この人、精神が面白いことになってるよ・・・』と呆れられる始末。あ、蒼のファンなのも本当ですから(笑)。
『・・・って言うか、最初に舞台に出るのは私なんですけど・・・・?』と吉田嬢も微苦笑気味。
もし、『薄雲の月/メイキングビデオ』を作製することがあり、舞台裏にカメラが潜入してくることがあるならば。血走った目で、七海氏に『ファンです、不安なんです〜!!』とまとわりついている私がそこには写るのでしょう・・・・って言うか、本番もやる気なの、私?!
そして、本番さながらのスケジュールで行われた通しには面白ポイントが一杯!
”饌耄△乃訖綯罎瞭盪魁∋罐僖奪飲料のストローを大音響で鳴らす!(解決:内山の給水はペットボトルに限る)
∋藩兀僂澆両道具にうっかり足を引っかけた吉田嬢、こけつまろびつ舞台に登場!(解決:実際にはそこに撤収はしませんので問題なし)
シリアス場面で内山のお腹が鳴る!(解決:開演1時間前には食事を終えておきましょう)
ぢ狆豸紊良饌罎妨とれた内山、次の出待ち場所への移動が大幅に遅れる!(解決:聞こえてくる声だけで我慢しましょう・・・・っていうか、本番は舞台見えませんから!)
ゼ分の出番を終えて、ラストシーンを食い入るように見つめる内山、危うくカーテンコールに出るのを忘れそうになる。(解決:い貌韻検
・・・って言うか、ほぼあたしじゃん! ハプニングの宝庫じゃん!!
でも、まぁ、どれもこれも『舞台進行の大幅なる妨げ』とはなりません(・・・・と思う、多分)ので、
いいよね! ってことで・・・・数点の段取りの確認だけをして、今日の練習は終了。残すは、前日のゲネプロのみとなりました。
しかし、演出、練習終了時の最終コールが、
『第8回公演、終了で〜す!!』
っつーのはどうでしょう(笑)。いや、終わってません、演出!!! 本番これからですから(大笑)!!
でも、8ヶ月間本当にお疲れさまでした。
そんなわけで。最終告知。
夜光堂第8回公演『薄雲の月』は、6月27日(日)門前仲町にて2時/5時半開演。
胸が焦げるくらい切ないラストシーンに注目! のシックなお話です。お時間ある方は、是非、いらしてみて下さいませ。 チケット予約、まだ受け付けております。
『はらり〜、はらり〜♪』・・・・離れません。(もう緊張?)
あああああ、頑張ります〜。
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6月19日(土)

 【モンモコモン!モンモコモン!!】

 限界だ・・・。
 いろいろあってオイラのメーターは限界に近い。
 疲労の針はチョモランマよりも高く、眠りに対する憧れは日本海溝よりも深い。帰り道、道路に倒れ臥して眠らんように、クーリッシュのマンゴー味を啜りながら歩いてきたが、もうそろそろ眼球が瞼の中に沈みつつある。
 『ガラスの仮面』の月影先生みてえだ。
 「マヤ、怖い子!!」の時のあの白目だ。
 あの白目になっちょること間違いなしだ。
 マダム月影と呼ぶがいい!(SE:ザッパ〜ン!!)
 ちゅうわけで練習日記だ。
 場面稽古をした!(ストコン!)
 通し稽古を二度した!!(ストトコン!!)
 以上だ!!(ババ〜ン!!)

 駄目か!?
 駄目なのか!?(←宝塚男役風に)
 ちゅうか、実のところ、稽古も押し迫ってくると、練習日記を書く身としては「もう、この仕上がりを是非とも、劇場で見てくれィ!!」としか云いようがない。
 「6月27日、門仲天井ホールにて待つ!!」
 って、果たし状みたいだ。
 「せつなくて、ほんわりと優しい芝居になってるぜ!!」
 って、口調が怖い。
 全然ほんわりしてない。
 が、しかし、実際はせつなくてほんわりした優しい芝居に仕上がっているのだ。
 やはり云おう。
 「6月27日、門仲天井ホールにて待つ!!」(SE:バババ〜ン!!)
 是非ともいらしてくれぃ!!


【ミステリアス・ゾーン】

 練習中に起きた不可思議出来事をご紹介しよう。
 ケータイユーザーの諸君。
 電池満タン状態で、圏外の場所に9時間以上放置した場合、電池の消費量は加速度的に早くなっていくのか・・・ッ!?
 「ヌウウ!!電池が切れたァ!!」
 こちとら稽古中だ。
 ケータイになんかは、指一本たりとも触れちゃいネエ。
 しかし我々が気付いた時、ケータイの電池残量が風前の灯火。
 そしてひとつ、またひとつと、ケータイの電源が落ちていく。
 しかも・・・・3人もだ!!
 ンン〜、気持ち悪いいい!!!
 なんだ、なんなんだこの現象は!?
 よくあること、なのか?
 ケータイユーザーになって日の浅い我々は、この得も知れぬミステリアスな状況に稽古も忘れてただブルブルと震えたのであった。


【ローストビーフ現象】

 オイラたちが今回使用させていただいている施設は、「イトゥ!」「ヨヲ、カトゥ!」の中に存在する。
 よって夕飯の買い出しなどは、地下食品街にて行われるのだが・・・。
 その中に我々を魅了して止まない、とある食材があるのだ。
 『ローストビーフ』・・・・・・!!!
 ヲヲ、その甘美な響よ。
 こんなアチィ日は、牛刺しをもしょもしょ喰いたいのは山々だが、BSEが蔓延してからというものヤツラすっかり身を潜めてしまったのたので、ちょこっと焼いてあるモンでもこの際満足することとする。
 まず、精肉コーナーへ偵察隊が飛ぶ。
 ビュ〜ン。
 そしてローストビーフの所在を確認。
 まずは自ら好みの肉を選ぶ。
 そしてソイツを手に、お惣菜コーナーへと舞い戻る。
 するとソコに、惣菜を探し求めてウロカラしている夜光堂メンバーがいる。
 偵察隊はそんなメンバーの背後に満面の笑みで近寄ると、
 「オネエさん、い〜い肉あるよォ・・・・」
 と、囁くのだ。
 「ヌウ!行って来る!!」
 そしてまた一人、夕食にローストビーフを食するものが増えるのだ。
 嗚呼、赤い肉の魔力よ!!
 今日も君は我々を虜にして・・・・・止まない。


【塩大福と化粧水】

 公演当日メイクを担当してくれるカクッチが、打ち合わせの為、塩大福とみたらし団子を持ってやってきた。
 う〜ん、ウメエ。
 「商店街ブラ〜と見てたら目に付いた」
 と購入してくれた塩大福は、甘みを抑えたナイス和菓子!!
 カクッチはうまいものを見つけてくる才能があるぜ。
 衣装担当の西中村と「ああでもネエ、こうでもネエ」と打ち合わせが終わった後、カクッチは内山に向かってキッと強い眼差しを向けた。
 ヲヲ、な、なんだろう・・・!?
 ドキ!女だらけのとっくみあい大会がやってくるというのか!?
 「ウッチー・・・・!!」
 カクッチが口を開いた。
 「今度はちゃんと化粧水とか持って来てよねッッ!!!」(怒)
 実は前回の公演の泊まりの時にこんなことがあった。

 カクッチ「あ!ウッチー、洗顔フォーム貸して!」
 内山  「え?あ、持ってこなかったから、ボディーソープで顔洗った」
 カクッチ「ぬえええ!!?じゃあ、化粧水は!?乳液は!!?」
 内山  「・・・・・・(ポカ〜ン)」

 内山、ノープラン。
 公演日、舞台メイクをビッシリやらなきゃならないのに、まるでノープラン。
 その時を振り返ってカクッチはこう語る。
 「化粧水と乳液ぐらい持ってようよ・・・・。二十代後半の女なんだからさ・・・・」
 ドキイ!!
 無論、オイラも持ってネエ!!
 夜光堂スッピン化計画。
 一体何歳まで続くだろうか・・・・!!


【サラバビヤ〜ン】

 ちゅうわけで、オイラ版『薄雲の月』の練習日記もこれにておしまいである。
 ちゅうか中には「練習日記かよ!」とツッコミはなはだしいものもあっただろうが、ウルヘー!!練習時間中に起こった出来事なんだから、練習日記のうちなんデエ!!ちゅうことで大目に見て下されィ。
 では、次回公演後半にまたお目もじ仕りませう。
 サラバビヤ〜ン・・・・サラバビヤ〜ン、皆さん。
 ですがまずは、27日門仲天井ホールでお逢いしやしょウ!!

                                  七海

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6月13日(日)

 朝は確かに降っていた雨が帰りには上がっていました。何だか妙な気分でした。タイムスリップかなんかしたみたいな感じ? いやぁ、ここ最近の天気は飲み込みにくいですな。本番まであと2週間となったわけですが・・・・当日は晴れるといいなと切に願います。梅雨時の公演はそれが心配。

さて、演出さまのご厚意により、本日の練習開始はいつもより一時間遅い10時からスタート。
近所のお総菜屋さんで待ち合わせたワケでもないのに全員集合。各々お昼ご飯を手にして、稽古場入り。さかなスタジオの高橋さんのご厚意で、かさばる小道具類を預かって頂いてた私、とても軽装で稽古入りできたのは良かったんですが・・・・練習着も預かりモノの中に入れちゃったよ。
高橋さんがくるまで、どーすんだよ? と言うわけで、本日は私服姿にて腹筋。背筋・側筋練習。
ああ、このパンツ(洋服のこと)衣装なのに。私のバカバカバカ! 幸い、今日は常世田さん(音響担当)も同じ時間入りだったので、途中で稽古着に着替えることができたんですけどね〜ん。
物事は良く考えて行いましょう、と言う話ですね、ハイ。

今日の舞台バミりは、昨日実際の舞台設置を念頭において行ったものを再現して・・・・という話だったのですが。実際にその辺の微妙な部分を担当するのは私であったりしたわけなのですが。
・・・覚えてない・・・(というより、ちゃんと見ていなかったよ・・・・)昨日、どんな配置だったか・・・。皆さんに呆れられながら、突っ込まれながら、手伝って頂きながらバミり。
むむぅ、頼りなくてゴメンナサイ・・・・。しかも、後でこっそり吉田嬢が私のバミりを訂正していたのを見たよ・・・。間違っていたらしいよ・・・。ハハハハハ・・・・。

今日はまず、『ずっと気になっていたので・・・・ちょっ発声を』とのことで、発声練習の基礎講座をまず、行いました。ええ、受講生私ね。腹式発声をやってるつもりで実際は喉声でしゃべっていた私ね。『喉強いから〜』と言っても、本式の腹式発声を行っている二人に混じってやれば、その声の荒さ、雑さは瞭然、という感じで。最近、そんなに苦しくなくしゃべれてるなぁ、なんて密かに思っていたことなんか、恥ずかしくて言えやしねぇよ、ってくらいの基礎からスタート。呼吸。お腹でお腹で吐く。『吸えてないねぇ・・・』・・・吸ってるつもりなんですけど・・・・(涙)。『全部吐けてないねぇ・・・』いや、吐ききったつもりなんですけど・・・(号泣)。稽古場の片隅で声も出さず、息を吸ったり吐いたり吸ったり吐いたり・・・。空気が入るべきところに入っていない、ってことだけはイヤって程分かったんですが・・・。それから、腹式発声じゃないのに『ラクに喋れていた』のは、単に「出しやすい音域で喋っていたから」だけのことであったことも・・・・。だって、高い声を出してみるように言われて出してみたら、たちまち喉が痛く・苦しくなったもの・・・・。まぁ、いつまでもやっていてもキリがないので、時間の区切りのいいところで終了し、『通しをやってみて気になった』場面
を細かく練習することに。
『えーと、浜野先生のネタシーン・・・』
・・・あ、私だ。やっぱり、そうか(笑)。私、あれこれ完成度が低いんです・・・。っつーか、ここのネタシーンって何度も練習させて貰ってるのに・・・。
『折角仕込んだネタにメリハリがなくなってきてます』・・・ダメじゃん。ダメダメじゃん・・・!!
『次は、浜野先生の電話のところ・・・』
・・・またもや、私だ。この辺でちらりとある考えが頭をよぎる。すなわち・・・・
『キニナッタバメンッテゼンブワタシガラミナンジャ・・・・?』(余りに恐ろしい考えなので、敢えて読みにくくカタカナにしてみました・・・・って意味分からねぇ!!)
・・・ほぼ当たりでしたよ・・・・。ふふふ・・・。『気になった場面』の共通項、『内山が出ている』コレです!
マイムをやっては『・・・何をしてるのか良く分からない・・・・』、蒼さんと丁々発止っぽいやりとりをする場面では『・・・演技の意図が全く分からない・・・』電話をかける場面に置いては『流れてる音楽に負けて、何を言ってるか分からない・・・』という有様で。常世田さんに音量を下げ気味にして貰うことにしたり、確実なイメージを掴むため、七海氏にエチュード的なものの相手をお願いしたり延々と私の修正に時間を割き、私が出なかったのはたった一場面〜、しかも、それは修正ではなく、七海氏の『ちょっと表現法を変えてやってみたいんだけど』というラストシーンのキャラクター直訴のお披露目で。
これは・・・直訴が通ることになりました。結構・・・胸にくる、感じに仕上がりましたので、皆様、乞うご期待、ですよ!!
因みにこの場面、私は海月の代役で舞台に出て、滅茶苦茶イイ気になって台詞を喋っていたんですが、『真っ暗の街・・・』という台詞を『真っ黒の街・・・』と堂々と言っていたそうです(←気付いてないし)。
真っ黒な街ってどないやねん!

夕飯休憩を取った後は『一番グダグダで、ど〜しよ〜もない』場面の練習。・・・出てるわけですよ、私。
当たり前のように・・・。夜光堂グダグタクィーンの名を欲しいままに・・・欲しくないです(泣)。
何回やっても、『どーしよーもねぇな、おい!』と七海氏からのお言葉を頂く。(あ、内山−吉田嬢場面だったので、七海氏は見学でしたのです)本当は、今日も、通しをやるはず・・・だったのですが。
修正しきってかたでないと意味がなかんべ、ということで。煮詰まったら別の明るく楽しい場面をやってテンションを上げたりしつつ。とにかく場面練、場面練。12時間あっても、時間足りない、やりきれない!
予定では2場面、練習するはずだったのですが、一場面の途中で何とタイムアップ・・・・。来週はこの続きをやって・・・通し! ひたすら通し! 
いい話なんです、本当に! 万全の状態で皆さんにお見せしたい。ラストシーンに胸詰まらせて頂きたい。
凹もうとするココロに鞭打って頑張ります。今日も一日お疲れさまでした。

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6月12日(土)

 【ドンドンドン・ドドンドドン!】

 オイッス!
 『冬ソナ』を夜光堂に広めた今、次に狙うは『安田大サーカス』だ。是非ともあのネタを夜光堂にて再現してみたいものだ。
 「ドンドンドン!」
 「オチで〜す!」
 「ドドンドドン」
 「へくしゅん」
 ってやりたいのだ。
 やってやる。やってやるったら、やってやる。
 今日も『安田大サーカス』を応援する姿勢を下さない・・・そうです、僕です。
 本日も練習日記、綴らせていただきます。


【佐藤様・襲来!】

 トントコトン、とドアが鳴り、そこっと佐藤さんがやってきた。
 佐藤さん・・・それは夜光堂の灯りを一手に担う頼もしい照明さんなのである!!(SE:ババ〜ン!!)佐藤さんは、夜光堂の公演近くに稽古場にやってきて、舞台の様子をフムフム見たり、実際の芝居を見て物語の流れを確かめ、頭の中に素敵な照明を思い描いて帰っていく・・・・そんなお人なのである。
 今までの夜光堂の舞台を見て下さった方は御存知であろうが、佐藤さんの作り出す灯りは物語に大変合っていて、美しいことこの上ない。
 しかし佐藤さん自体は、実はとてもシンプルな印象なのだ。
 芝居を見終わって、ふむふむと頷く佐藤さん。
 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
 なにやら考え込んでいるご様子だ。
 ふいっと顔を上げて、一言。
 「はい、わかりました」
 ・・・・・・ウ、ヲオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
 スゲエよ、スッゲエんだよ、プロのお方はァ!!
 一度芝居を見ただけで、だいたいの流れを掴んじゃうのである!!
 叫んじゃうよ、オレぁ!!
 舞台の中心で愛を叫んじゃうんだよ!!
 これでもう実際に劇場に入ったら、音楽や芝居のタイミングにピタリと合った切り替えを見せてくれたり、そりゃあもう役者すら目を奪われる不思議な効果の照明を仕込んでくれたり、「佐藤さん、ここの照明怪しくしたいんスけど!」などのワケのわからないリクエストに答えてくれたり・・・と、我らの芝居を盛り上げて下さるのサ!!
 海と夜がキーワードの今回の物語。
 佐藤さんは一体どんな照明を見せてくれるのだろうか・・・!?
 6月27日、是非ともその美しさを目の当たりにしていただきたい・・・!!!


【やっちまった・・・!!】

 それは、通し稽古真っ直中の出来事であった・・・。
 「あやし〜〜〜ぃ!!!」
 と叫ぶ内山演じる浜野(ハマノ)。
 まさにその台詞が発せられた瞬間。
 舞台上の時が止まった。
 「あ、あれ?」
 内山が発した言葉は「怪しい」ではなく・・・・、

 「親し〜〜〜〜ぃ!!!!」(絶叫)

 親しいって何?
 「しい」しか合ってないじゃん!!どっから出てきたのよ?「親しい」!!
 わしゃ笑った。
 その時、とある事情によりかぶっていた「キツネ面」をカタカタ云わせながら笑ってしまった。
 カトカト揺れる無表情のキツネ面を見て、必死に自分を立ち直らせようとしていた内山、思わず「ブヲホ!!」と吹き出す!!オイ、何をやっているんだ、内山!立ち直れ!役者ならば、ガツンと自らの足で立ち上がるのだ!!頑張れ!!気合いだ!!ケーン!!
 「カタカタカタカタ・・・・!!」
 キツネは揺れ続けた。
 無表情な顔でコトコト、コトコト、震えていたのだ。
 そんなワシの頭の中では、ギターをつま弾く着物姿の男の姿が・・・!!
 「ア〜タ、結構な自信持って言い切っちゃいましたから!!
  残念!!
  内山良子斬り!!(ジャジャーン!!)」
 ギター侍を知っている方、あの口調でお読み下さい。


【寝るまで】

 今晩は。
 重装備でお馴染み、蒼役の七海ッス。
 今日も、どうにか、通しが二回終わりました。
 もう、なんだか頭が痛いです。
 でも、僕はここで倒れるわけにはいきません。
 疲れても、そのままバッタリと床に倒れ臥すことが出来ないのです。

  ,泙此▲皀發縫哀覺にされている2本のマジックテープを外します。
  ∈犬離坤椒鵑砲屬蕾爾っているカバンを外します。
  ベルトとそれに付いている小道具を外します。
  ず限に付けているアクセサリーを外します。
  ゥ皀皹Ω紊蹐防佞い討い詁罎離劵薀劵乕曚魍阿靴泙后
  Ψい鮓把蠅靴討い詁麕椶離泪献奪テープを外します。
  Хい鮹Δます。
  ┝鵑砲かったアクセサリーを外します。
  腕に付けている布を取り去ります。
  上着がシワになるので、稽古着のTシャツに着替えます。

 そして、改めて、床に倒れ臥す・・・!!!
 ドオオンン!!
 ああああああ!!!寝たれ大の字!!ね〜た〜れ〜大の字ィィィ!!!
 大地って素晴らしい!!寝転がれるって素晴らしい!!
 万有引力・万歳!!
 ガッチガチの装備の為、スタンバイ中も正座で自分の出番をひたすら待つ僕。
 なんでこんなことになっちょるんやろね、僕・・・・。(涙)
 「七海、椅子、用意したろか・・・?」
 え、演出ぅぅ!!!
 役者・七海、人の温かさが身に滲みた夜でした。


【え?いいんスか?】

 午後8時・・・・!!
 本日の稽古終了ッス!!
 ウ、ヲオオオオオオオオオオオオオオ!!!
 理由は「そろそろみんな辛くなってきたから」!!
 素晴らしい、なんて素晴らしい提案なんだ!!
 「え〜んしゅちゅ!え〜んしゅちゅ!!」
 思わず胴上げ。
 演出の勇気ある判断に、皆で胴上げ!!
 「スゲエよ、ヤベエよ、どうっすヨ!?」
 「風呂、湯ぅ溜めて入っちまうよ!!」
 「ヲヲ〜!!」
 「ゲームすっぺ。ゲーム!!」
 「いやもう、寝んよ、ホント。もう寝っから!!」
 「ンダ、寝っぺ!!」
 田舎の馬鹿ヤンのように盛り上がる我々。
 普段の荒んだ生活が見え隠れします。
 ちゅうわけで、スペシャルサンクス高橋様の「なんで舞台に上がってない時のほうが勢いいいのサ・・・??」というコメントを胸に、本日の稽古はこれにて終了じゃい。
 疲れた体をウントコ休めて、明日もゴーだぜ、夜光堂。
 てえか、みんな、『冬ソナ』だけはビシっと見るようにな!!
 残すところ稽古もあと三回。
 気合い、気合いだ、ゴーゴゴー!!

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6月6日(日)
 夜光堂合宿〜。いや、別に予定していたワケではなかったのですが、「12時間後には、またここに来るのに帰るのは面倒くさい、キィィ〜!」(後半部は余計)ということで、昨日は稽古場近くのビジネスホテルに宿泊した夜光堂メンバーなのです。
夜は『冬のソナタ』をツッコミ入れながら揃って鑑賞、朝は『戦隊ヒーローもの』を各々の部屋で鑑賞、その間新しい餌を供給されなかった、吉田嬢の愛ハムスターにして喉のアレルゲン『るか』嬢は、怒って、先程帰宅した私の指を噛みました・・・。いつもより余計に噛みました。
公演終了までということでお預かりして一週間になりますが、未だにコミュニケーションを築けない悲しさに滂沱の涙を流しつつ、本日の練習日記を綴らせて頂きます。

例の如く2日続けて同じ稽古場であったため、今日は機材設置とか舞台バミリとかが昨日のままそっくり残されておりましたので、『ホテルのベッドは柔らかすぎた〜』『枕が低すぎた〜』なんて言いながら悠々といつもの腹筋・背筋・側筋・発声に励む。
11時になり音響の常世田さん登場。「あ、常世田さん!」「今、選んでいるんですけど!」「効果音(楽)が、また一つ増えますから!」満面の笑みでもって、またもや効果音を増やしたことを告げる私たちに常世田さんは優しく微笑んで下さるのでした・・・・。
そう、ここの効果音(楽)は、昨日の稽古中に七海氏が『あれ? ここって何か曲を入れるって言ってなかったっけ・・・?』とふいに思い出し、『・・・・言ってた〜!!』と全員で目を丸くしたという・・・『忘れられていた一場面』だったのです・・・。「これで効果音、全部揃ったね」「良かった、良かった」と微笑み合っていた先週の僕らに教えてやりたい・・・・。

そしてそして、この場面(ネタ場面なのですが)にピタリと合うジャストなモノが、吉田嬢の手持ちの膨大な効果音CDから見つからず、駅前のTUTAYAに発掘に出かけることに。その間、私と常世田さんは、『音合わせの練習しましょう、是非、しましょう、折角だからしましょう〜!!』と仲間意識(ネック場面がたまたま一緒だったので・・・)むんむんでひたすらに音合わせ練習に励んでおりました。二人だけど、個人練習(笑)。一応、声はかけるんですよ。「いきま〜す!』とか、何とか。で、共に始めるんだけど、終わった後は「・・・・早かった(←自分のこと)」「これじゃ、キレイに下がってないんだよ・・・(←自分のこと)」という感じで、自分に没頭。よ、余裕がね・・・・。お互い自分のことが気になってるから、相手の微妙なさじ加減の善し悪しを計るだけの余裕がね・・・・。偶々練習したい場面が一致していたから良かったけど、そうじゃなかったら、仲悪そうだ・・・。
しかし、そんな(どんな?)甲斐あり、『あれ? 何か出来てきたんじゃないの? お互い?』な感じになったんですよ、二人が帰ってくるまでに! ああ、良かった、イイ練習した!(←慢心?)

借りてきたCDの楽曲達を次々と流しながら、新ネタ場面の練習。入る曲の感じによって、台詞や動きが微妙に変わる。
あ、ネタ奉行が笑ってる・・・・。大笑いしてる・・・・。『楽しいね、楽しいよ、もっとも楽しいよ、この場面!!』・・・・観たい。私も外から観たい・・・。しかし出てるから無理・・・・っつーかここ全員総出じゃん!! はい、そんなわけで、全員総出の楽しいネタ場面は、芝居の中盤に前触れもなく、ひょっこりと出てきます。メンバーかなりの度合いでご満悦の仕上がりになっております。
そして。ここでネタ場面が完成し。入る曲も今度こそ全部、決まり。台詞も・・・・(一応)全て頭に入り。3週間前となれば。やりますよねぇ、やっぱりこれですよねぇ・・・・。
『じゃあ〜、通しをします。お昼食べてから』
やった〜! 来た〜!! ついに『薄雲の月』の全貌が明らかに!(?)初通しだ、初通しだ〜!
台詞を忘れることもあるでしょう、小道具が思うところになかったすることもあるでしょう、登場・退場がどうだったか、一瞬分からなくなってしまうこともあるでしょう、だがしかし、いやしかし、やるのです、やり通すのです。名付けて『バカ通し』。
・・・・結果。一番バカだったのはあたしだったよ、母さん・・・・。台詞を飛ばす、段取りもたつく、小道具を持って出忘れる・・・・演出さまに『君は何よりもまず、落ち着いて』とか言われる出演者ってど〜よ? もう、公演8回目なのに!(正確には7回。私、一回お休みしたから)前回公演では、吉田嬢に装着物が数多くあり、支度に時間がかかっていたのですが、今回は、どうやら七海氏が、尤も支度に手間取りそうな気配です。装着物・・・・かなり多いです。今度時間があるときに装着させて貰おう・・・・。そして、写真を撮ろう、ふふふふふ。海月の衣装も借りて、清純なお嬢様を気取らせて貰おう、わははは!(コスプレ好き)

通してやってみて、『キャラクターが一貫しなくなった・・・? んん?』と悩む七海氏、『思ったより覚えてた・・・・/む、1時間21分!? 1時間を切るかと思っていたのに』とつぶやく吉田嬢/演出、『思ったよりヤバイね、僕。はははははは』と穴があったら籠もりたい気分の私。
初通しの悲喜交々。
その後、舞台設営の打ち合わせ、七海氏の次回作の漏れ聞き、夕食、20分のお昼寝(笑)などを挟み、もう一度通し! 今度は七海氏が間を詰めるキャラクターでやってみたので3分縮まり、1時間19分で終了。『薄雲の月』は、1時間20分くらいの芝居である、ということが判明しました。
最後にカーテンコールの段取りを簡単に決めて、今日の練習は終了。
来週は〜。照明の佐藤さんが、稽古場にいらっしゃり〜、ゲネゲネプロの装い〜。まだまだ先だと思っていた(思いたかった!?)のに、もう、そんな時期なんだよ・・・。
そう言えば、洗濯物を干しっぱなしで家を空けてしまったよ、雨降ってるのに・・・ということに気付いてややブルーになったのは、稽古の帰り道でした。
本日もお疲れさまでした・・・・。

| 薄雲の月 | comments(0)
6月5日(土)

 【夜光堂お泊まり大作戦】

 オイッス!!
 ウウウウウ〜〜ンン!!ぎゅ、牛刺し喰いてエエエエエエえええええええええぇぇぇぇえええええ〜〜〜!!(絶叫)・・・そうです、僕です。(何もそこまで劇的に叫ばんでも)
 本日の練習日記を綴らせていただく前に、これだけは説明させていただかねばなりますまい。そう、通常日曜日にニョキニョキと出現する土曜の練習日記が、何故に今回は遅れたのか・・・?

 僕らは『ビジネスホテル』という名の誘惑に、負けたのだ。

 完膚無きまでに負け尽くしたのだ。
 長時間の稽古を終えて、アウアウと半ばアゴ出気味に歩く僕らの前に、その真っ青な看板は現れた。
 鮮やかに、あまりにも鮮やかに夜空に映えるその青に、僕らはしばし歩くことを忘れ、したたり落ちるヨダレを拭うこともせずに、ただただ魅入ったのだった。
 嗚呼、ここに泊まれば・・・・!!
 フカフカのベッド様が目の前にィ!
 モワモワのお風呂が目の前にヒィ!
 「ンン〜モフモフゥ・・・・」(想像中)
 「ンンナアア〜ジンワリヒヒ〜ィ」(妄想中)
 嗚呼!帰りたくない率最早無限大!!
 心の中で誰かが僕の袖を引く。
 「今夜は・・・・帰りたくないの・・・・!ねえ、泊まってってもいいでしょ?」
 ああ、いいさ!!
 泊まればいいさ!!
 アゴ美がそう云うなら仕方ないサ!!
 誰だよ、アゴ美!?
 知るくァ!!ド〜ン!!(最早錯乱)
 そして気が付けば、我々は自らの財布を広げ、お札の数を数え始めていたのだ。
 おお、恐るべし『ビジネスホテル』の罠。
 「な、ななせんえんあったら泊まれるかナハァ〜?」
 「泊まれるよォ〜」
 「泊まれるっつうの〜ォ」
 僕らは浮かれていた。
 「ヲヲヲ!!」
 どうしたんだ内山ァ!!
 「わし金持っちょるゥ!!」
 公演の為に使ったお金を返金してもらっていた内山の財布はホクホクであった。
 「よ〜し!!おめえら、薬局でパンツ買ってやんぞ!!」
 「わハ〜い!!わハハ〜いい!!パンツだパンツだ〜!!」
 駅の改札前で、葉っぱ隊の如く喜ぶ我々。
 そして僕らは天国の門をくぐった・・・・。

 僕らは負けたのだ。
 ビジネスホテルの誘惑に・・・・!!

 だから練習日記書けませんでした。
 みんなで一つの部屋に集まってウヘウヘ『冬ソナ』見てました。
 「ヒロシ(お笑い芸人)」見て泣いてました。
 いや、もうホント、許して下さい・・・・。


【差し入れ】

 夜光堂メンバーかくっちこと角地未保子がやってきたのだ。
 陣中見舞いにやってきたのだ。
 「ヲ〜!!」
 と、元気良く稽古場の扉をくぐってきたカクッチ。
 「あ!これ、差し入れなんで!!」
 テーブルの上に置かれたソレは・・・・。
 「え、栄養ドリンク・・・・!!」
 箱にみっちり詰まった黒〜いラベルの健康ドリンク!!
 う〜ん、ちゅうか、効きそうだ!!
 弱った体にギュ〜ンと効きそうだ。
 『滋養強壮に!!』と書かれたラベルを読むにつれ、ああ、稽古終盤で疲れ果てた体になんて有り難い差し入れなんだ、と感じ入る。
 夜光堂を訪れる大抵の人々が、かっわい〜お菓子っ!とか、甘〜いお菓子っ!とかを持ってくる中、栄養ドリンクをザックリ差し入れる・・・・僕たちは改めて角地未保子の器のオトコらしさに夜光堂メンバーとしての心意気を感じるのであった。
 僕らは飲んだよ。
 グビグビ飲んだよ・・・!!
 ありがとう、かくっち・・・・!!


【装備多し】

 夜光堂の演目の中には必ず『衣装を装着するのに時間がかかる』キャラクターが現れる。
 前回『クリスタル・クロックの鐘の音』では、響(ヒビキ)役をやっていた吉田がそれに当たり、「うお〜い、始めるぞ〜。っていうか響まだ準備終わらネエのかよ!?」などと演出をやっていた僕にツッコまれていたものだったが・・・・。
 まさか、今回、このわたくしがそんな目に遭おうとは・・・・!!!
 「エエ〜、じゃあ七海が準備を終わったら始めます」
 クウウ、屈辱ゥ!!
 オイラがカチカチ云うベルトだの犬の首輪だのを必死に装着しているその横で、既に衣装姿の吉田ビヨンビヨン余裕の横っ飛び。
 クソウ、僕が演出を担当する次回公演では、吉田を『重装備』キャラにしてやるぜ!
 てえかオマエなんか鎧だ!!鎧!!
 武者(むしゃ)の役だ!!
 ・・・・こうして夜光堂の芝居には数々の『重装備』キャラが生まれて行くのだ。
 ちゅうか、次回、どんな芝居なんだろう?
 武者て・・・・。


【だから入れるんだっちゅうの!】

 内山の衣装は今回、黄色いブラウスにベージュのチョッキ(あくまでチョッキ)だ。
 内山、以前衣装合わせの際、ブラウスの裾ををチョッキの下から出していて、夜光堂専属衣装・西中村光子にしこたま怒られた。
 しかし、今日も何故かチョッキの下からブラウスが出ている。
 「ちょっとうっちゃん!!ブラウス出さないって云ったでしょ!!」
 「あ、あれ?!そうだっけ?!なんかわかんなくなっちゃうんだよ、どっちだったのか!!入れるのか、入れないのか!?」
 ズボンの中にブラウスを一生懸命押し込める内山。
 多少、脳味噌のシワの溝が浅くなってきてしまった内山に、僕からひとつアドバイスを送ろう。そうしたら君はきっともう、間違えることがなくなるハズだ。
 内山よ。
 オマエはえなりかずきなのだ。
 えなりかずき、なんだ・・・・。


【未来予見】

 僕らは約束した。
 「明日は通しをしようね」って。
 そしたらどうだ。
 出来たじゃないか。
 僕は知っているよ。
 だって、この練習日記を書いている僕は、月曜日の僕。
 雨の月曜日からやってきた僕だからね。
 だって土曜日はビジネスホテルに泊まっていたからね。
 ていうか、いやもうほんと、許して下さい・・・。

 稽古もいよいよ大詰めだ!
 様々なサプリメントのチカラを借りて、気合いを錬り出せ!ヲー!!

| 薄雲の月 | comments(0)
5月30日(日)
 む、む、む、蒸暑い〜〜〜!! いやぁ、確かにここ数日洗濯をサボっていた私には恵みの日の光であったという一端は無視はできない。やはり洗濯物はお外に干すのが一番だ。その点では有り難いとは思っている。が。汗っかきの私。2時間程前に練習を終えて帰宅し、まずは汗を流すべくお風呂に入ったら・・・・シャンプー泡立たないでやんの。滅茶苦茶髪が汚れていたんですね、という話ですね。このまま暑くなったら9月には血液が沸騰して死んでしまうに違いない、と練習の帰り道すがら、僕らは語り合ったのでした。
さて、さて。5月も最後の練習日となりました。3日前、5月27日の日付でカレンダーを観た夜光堂関係者は、つぶやいたに違いないのです。
「・・・・一ヶ月切った・・・・」
夜光堂第8回公演『薄雲の月』は、6月27日(日)に門前仲町は天井ホールにて堂々上演!
チケット好評発売中です!(練習日記中に宣伝活動)

一ヶ月切ろうが一週間を切ろうが、まずは、腹筋・背筋・側筋・発声等の基礎練習から。お馴染みとなりました、今日のトークは『七海明美による妖怪定義講座』及び『わら人形を使った正しい呪いのかけ方』更に『宮沢賢治の作品について』でした。因みに『わら人形〜』は東京都某区にお住まいのヨシダミチコさん(28歳)からの質問が元だったのですが、もしや何か、ご予定でも・・・?
『宮沢賢治の童話』については、これまた七海氏がとってもお詳しい。それに比べ、僕と吉田嬢は、「雨ニモマケズ 風ニモマケズ、夏ニモ 冬ノ寒サニモマケズ・・・続きなんだっけ?」
内山「米ハ二合」(生活が質素、ということを表現したかった、のだと思う)
吉田嬢「睡眠ハ8ジカン」(個人的に好きだ、これ。健康的なんだね!)
などと答え、七海氏を大いに嘆かせるのでした・・・・。

基礎練習の終了後、舞台作り。音響ブースを設置するために舞台をこれまでよりやや上手寄り(お客さまから見て右側になります)に寄せねばならないことをすっかり忘れていた私は、七海氏にそれを指摘され、軽くパニックに陥る。『え? え? そしたら、えーと・・・何? どうするの? どうしたらいいの? え? 何センチ? わぁぁぁ〜!!!』となり、己の精神的弱さを露呈。本日のダメ子ちゃんぶり、その1。(この後、何個か出てきます、ダメ子ちゃんぶりが・・・・)
七海氏の落ち着いたアドバイスの元、何とか舞台をバミり終える。

今日は『仮音でもいから、SE、音楽、とにかく全て用意しておこう』ということになっており、ネタ場面でまだ未決の音をネタ奉行・七海氏がセレクトしている間、私は演出様を独り占めして、長台詞(これまで何回も出てきましたが、『電話』の場面)の練習をさせて頂く。
「アワアワしないで」「息を音させて吸わないで」「ゆっくり喋って」「落ち着いて」・・・・。
まぁ、出るわ、出るわ。未だにツッコミどころ満載なわけですよ。余りにアレでそれだったので、『ここさ、もしかして私と演技のイメージが違うのかもしれないから、どんな感情でやってるのか教えて貰ってもいい?』
と演出様から質問される。
「う。え、それは・・・・ここは、ですね、その・・・・」
言葉に詰まる私。ダメ子ちゃんその2。詰まるなよ、この時期に。『出来てなくても言っていいのかな』
と思ってしまった所為であることをここで告白します。すみません、未熟で・・・・。
続いて、セレクトされた音を使っての簡単な音合わせ。ネタシーンばかりなので、みんなでケタケタ笑い合いながら合わせる。決まった音を吉田嬢が早速音響MDに収録・編集。その作業中に、七海氏を捕まえて、昨日の場面の復習をさせて頂く。合間にお昼ご飯を食べる。

音響の常世田さんが、夜光堂が愛して止まない大きなスピーカーを持参していらっしゃる。今までは夜光堂備品のミニスピーカー(その名も歩と進)を使用していたのでございます。大きいスピーカーから流れるクリアな音に聞き惚れる僕ら。歩・進も頑張ってはくれていたのですが、如何せん、大きい音を出そうとすると音割れしたりしていたので・・・。
「キレイだね・・・」「うん、いい音だ・・・」とすっかりご満悦なのでした。
早速、そのいい音を使って先程ネタ奉行が選び出した効果音を中心に音合わせ練習。ごめん、常世田さん、僕ら、また、音を増やしました・・・・(笑)。
「いや、常世田さん、違いますから。これ、効果音ですから。音楽じゃありませんから!!」
「そう、そう。効果音CDから取った音ですから!!」
と口々に常世田さんに言い訳をする夜光堂メンバー。何故かと言えば・・・『今後、効果音がいくつか増えるとは思いますが、音楽は増えません』って・・・・宣言していたからです、先々週くらいに。そして・・・。
今日、新しく加わったものの中に・・・・確かに効果音CDから抜き出したものではあるのだが、『曲』としか言えないものが混じっていたからです・・・・。常世田ねーさん、苦笑。

音合わせは順調に進み・・・・後半の山場場面、登場人物が台詞なしに動きだけで舞台上を錯綜する、というとても味のある場面の集中練習に入る。
動きがあるのは、私と吉田嬢です。難しい指示は出てません。なのに私の身体は思うように動きません。何度やってみても上手く行かない。ここで・・・・今日最大のダメ子ちゃんその3。自分が悪いのに、癇癪を起こしました、私。稽古場の壁を蹴ってしまいました。施設の人、稽古場の壁、そして何より、その場に居合わせた皆さん、本当にすみません。
その後、吉田嬢が細かい動きを何度も何度も真摯に練習する姿を見て、深く、深く反省しました。
どうして、こういう風に素直に取り組むことができないのかと、舞台装置代理としてタオルケットを掲げながら(あ、本番はやりませんよ!)ひたすら反省しました。ものすごく、自分が情けなかったです・・・・・。

あっという間に時間が過ぎ、夕食休憩の後、オープニングの練習。
出番のない私は舞台の外からそれを見学していたのですが・・・・。イイ場面だな、これ。海月の浮世離れた雰囲気とか、蒼の怪しさ(笑)とか、すごく良く出てる。蒼さん、怖かった・・・・。いやぁ、相手が海月だったから、無事で済んだけど、そうじゃなかったら、あれは確実に誰かを殺す気満々の顔だったよ・・・・。
それくらい怖いんだよ、オープニングの蒼!!
対する海月はまるで妖精のように儚くて、この世のものとは思えない!! この二人の対比はものすごく不思議な空間を生み出します。そして、それを盛り上げる常世田さんの音響オペレーション! 見る価値、あると思います、ホントに。

来週は『バカ通し』をやるそうです。今まで場面場面区切ってやっていたのを、頭から最後まで通してやるのです。
『・・・・何処に退場するのか分からない〜!』とか『小道具は何処だ〜!』とか、『移動が間に合わない〜!』
とか、通してやってみて初めて浮上する問題に右往左往する予定(笑)。
何か後半の一部、『ウチヤマリョウコのごめんなさい日記』の様相を呈しておりますが、本日の練習日記はここまで。
皆さん、お疲れさまでした・・・・。

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