内山良子
『私はコント役者なのか』という疑問を投げかけたところ、七海より『違うよ! ギャグ役者だよ』と言われ、「・・・そうか」と納得。いや、いいんかい、それで!? 納得したんかい!今日も訛ってみたり詰ってみたり、ネタとは違う側面でウケを取っていた・・・・。
角地未保子
新キャラが決まってみたり、新シーンが追加になってみたり、役者的にホクホク。常に稽古場での自主練習を怠らない彼女の自主練ネタがまたまた増えた。努力すれば報われる日が来るんだね〜。『嬉しいです〜』と終始ニコニコだった。可愛い未保子が見られるぞ! ダンナ!
高山宇英
在宅勤務だからなのか? 車通堂だからなのか? 彼が登場したとき、我々の目は点になった。彼は・・・・半纏を着ていた・・・・。誰も突っ込めなかった。さかなスタジオ・高橋さん以外は・・・・。あまりにも堂々としていたので・・・・。舞台にいながらもつい目が行って困ったよ。
仲上みなみ
休み
七海明美
黒い芝居をすると、唇の右端がヒクッと上がる。本人は無意識であるらしい。 今日も彼女の口端は度々、ヒクッと・・・・。上がる度に吉田が倒れ臥したり(彼女の役的に打撃らしい・・・)内山に『・・・恐ろしいことを・・・』とつぶやかれたりしたが、本人はとっても気持ち良さそうなのです。絶品です。
吉田美千子
新シーンの練習に時間の大半が費やされたために、自分自身の役の場面連が巡ってこない状態で通しをしたら、度々台詞が抜けたらしい(笑)。 が、間と見せかけたり、熱い視線で共演者の笑いを誘ってみたりして、切りぬける(?)。 あと、ダンス中に足が攣り、大変な目にあったらしい。ごめん、バラしちゃった。
新シーン追加!新キャラ登場!七海さんが練習前に『今日は忙しいぞ〜』と宣言したのは、こう言う訳だったのでございますねぇ。
新キャラには角地未保子が抜擢。追加台本には仮に『A』と記されていた彼女は、『アザミ』と命名されました。おお、イニシャルじゃないか、何気に。
だけど、この追加シーンも一筋縄では行かなかったのでございます。午前中を丸々使って、書き下ろしのそのシーンの練習をしたのですが、どうにもこうにも、しっくりいかなくて。試行錯誤した末、お昼休憩を使って、その場でシーンを書き直し。
結局それが決定稿となりました。某・クラシック名曲をBGMに使うそのシーン。 音響機器として登場したのは・・・・七海・吉田のPHS!!着信音を利用しての練習。途中、両手にPHSを持った吉田が迫り出して来るという一場面も。スピーカらしさを醸し出してみたかったらしい。
吉田さん、面白いです。
軽いダンスシーンが一つ加わって。これがまた、中々渋めの格好いいやつで。見せ所がまた一つ増えたぞ、と。話の流れ的に割とキーポイントな場面だし。
七海さんが感覚的に付けた振りを、動作顧問・光本氏が、分析−伝達。いいコンビがここにも。
因みにこれには音制限があって、あるフレーズまでに全ての台詞を言い終えてないとならない。もし、この場面で誰かが噛んでしまい『うにゃらほにゃ』とか言ってしまっても、夜光堂的には何事もなかったかのように芝居を続ける、という段取りに(笑)なっているので、ヨロシク。
後半部に軽く通し。何が『軽い』のかというと欠席の仲上の出ているシーンを極力間引き、とりあえず、頭から最後まで、ということです。途中、七海の、『次のシーンは飛ばします』という指示に突然、舞台裏の役者が走り出したり(スタンバイ位置があるから)、とある効果音の後に違う音が入って、全員で爆笑してみたり。バタバタと終え、時間がなかったのでバタバタと各自ダメ出しを受け、本日練習終了。
因みにダメ出し時間中に密かに次回公演のテーマ曲(ヨシダミチコ作曲)が流れていたことを、実は私は知っている・・・・。
夜光堂、ふとした瞬間に美味しいヒントが、転がっています。