稽古場より徒然なるままに

7月22日(日)
オス!オラ七海!
本日はいよいよ稽古場練習ラスト!
演出よりお言葉が…
「えー、本日はですね、通しを二回やりますが、本番の日と同じタイムスケジュールでやりたいと思いますー!」
はーい!
本番日は、一回目の公演と二回目の公演の間にちょっとした空き時間が発生します。
勿論、舞台セットを整えたり、小道具を配置しなおしたり、はたまた落ちまくったメイクを直したり、腹ごしらえをしたり…やることはたくさんあるのですが、それでもほっと一息つく時間が生まれます。
一旦落ち着いて、さあ二回目をどうやってテンションを上げてキープしたまま持って行くのか…そのシュミレーションをするのです。
結果から申し上げますと、その落ち着くひととき、吉田と僕は「すこかー…ふごふご」と舞台の真ん中で寝ていました。
落ち着くどころか!
完全に落ちておりましたよ…。
スイマーが襲い来る公演直前でした。
 
 
【メイクアップ】
 
本日は本番のメイク決めと、実際にメイクをした状態での通しに挑戦です。
キャラクターイメージに合った色合いや濃さにすべく、普段縁のない化粧品に向き合います。
それでは、メイク決め中に起きた小話を少々。
 
●兄さんに、
「試しに口紅で唇に色をのっけてみて!」
とわくわくとお願いし、試してもらったところ、予想以上にオネエになってしまいました…。
却下!
 
●七海は元の唇に色がのりすぎてあまりにも主張しすぎるのです。
「ファンデーションで一度色を潰しんしゃーい!」
と、吉田。
七海は唇にファンデーションを塗りたくり、そして気ままに稽古場をうろうろしておりました。
…意外と気に入ったのかな…。
(勿論、そのあとでちゃんと口紅をのせましたよ…!)
 
●タイミングが悪い、とはこのことでしょうか。
ゆうちゃんが施したメイクを確認してもらおうと吉田に話しかける時、
「今はダメ!手が放せない!」
アイシャドウを入れている最中。
またあるときは、
「だめ!もっと手がはなせない!」
ふるふるとマスカラを塗っている最中…。
何故だ?!
何故いつも目元の一番精密な作業をしている時に当たるのだ?!
それは誰にも分からないのです。
 
●吉田が左目にうまくマスカラが塗れないと言ったのを聞きつけて、七海参上。
「上むいてー。まばたきしないでー」
「あが!!目がー!!目がかーわーくー!!」
「はい我慢してー」
「目がー!!目がー!!」
稽古場にムスカ登場。
 
ところでこの後我々はメイクをしたまま本番にのぞんだわけですが、目の端っこにアイライナーを入れていた七海。
目撃者の話によるとかなり早い段階からパンダになり始め、本人が激しい目の痛みによってメイク落ちを自覚したときには、既に粗方が落ちていたのだと言います。
やり方がまずいのか、滴る汗の力なのか、それともその両方か。
ウォータープルーフに負けない玉の汗の七海でありました。
 
 
【最後の通しと演出から】
 
さて、いよいよ稽古場最後の通しです。
七海が吉田の足つぼを地味にぎゅーっと押したりしながら進んで行きます。
そして最後には、演出吉田より一人一人に対して稽古場練習のとりまとめの言葉がありました。
稽古場練習はこれにて全ての日程を終えましたが、まだまだここから劇場でのゲネと本番が控えています。
演出からもらっアドバイスを思い出しながら、最後まで気力満タンで心地の良いほぉま物語を紡いでいこうと思います。
困った時、焦った時、頭が真っ白になった時の大切なお守りとして、大切にしましょう…!!
 
 
【さて来週は】
 
本番です!(笑)
じんわりと水を含んだ砂のような物語です。
皆様のご来場を心よりお待ち致しております。
お席のご用意はまだまだ出来ますので、どうぞお気軽にお声掛けくださいませ!
では、劇場にて!!
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7月21日(土)
オス!オラ七海!
さて、稽古場練習もいよいよ最後の二日となりました。
本日は照明をお願いしております佐藤さんが打ち合わせにいらっしゃいました。
この日は佐藤さんに夜光堂からお昼ごはんをご用意させていただいているのですが、今回は稽古場近くのお惣菜屋さんで売っているお弁当をチョイスしました。
蓋を開けて、佐藤さん一言。
「これ、誰か入れたんですか?」
お弁当の中には、おかずやごはんの他に小さな納豆が容器ごと入っています。
「違うんです佐藤さん!それ、我々が入れたんじゃないんです!」
「そう!元から入ってるんです!みんなびっくりしたんです!!」
そうなんです。
もともと付いてるものなんです…。
佐藤さんもびっくりの、ミニ納豆付きお弁当でした!
 
 
【セッティング】
 
本日は佐藤さんとの打ち合わせということで、普段は稽古場に持ち込めないセットの一部を車に積んで運搬しました。
午前中はアップと、そしてセットを簡単に組み立てる作業をします。
そして初めて知る、高さがある舞台の難しさ…!!
今までフラットなところでマイムでやっていたけれど、実際にセットが立つとこういう感じになるのか…とか、実際にはこの高さまで体を動かさないとセットに当たるのか…などなど、それぞれが今しか体験出来ないあれやこれやを何度も確認していました。
しかし、この時点で体験出来てめっけもん。
出はけ口など含めて、劇場に入ってセットを組んで初めて「今回はくんなふうなのか!」となることがたくさんあるのです。
今回は特に吉田が、セットの高さへの挑戦となります。
普段の吉田であれば、身ひとつでヒラリといくのですが、今回はそうもいかないのです…。
と、ここから先は色々と物語に関わってきてしまうので、お話出来ませんが、僕は、このセットと吉田のコラボレーションが、イリュージョンみたいで好きです!
どうぞお楽しみに!
 
 
【飛び出す兄さん】
 
今回、裏側の立て役者といえば、兄さんの名前があげられるのではないでしょうか…。
人数が少ない夜光堂、役者自身も裏で秘密裏に動くことがあります。
本日の兄さんは、暗転中の舞台でまさかのヘッドスライディング!
稽古場は実際に暗転にはならないので、みんなの目には飛び出す兄さんの姿が丸見えでございました。
さすがにこれは危険なので改善がされましたが、その飛びこみっぷり、実に天晴れでありました。
 
 
【通しを二回!】
 
本日は佐藤さんに見ていただく通しを二回、行いましたが、稽古場が結構な年期のところだったので、冷房が物凄い音を立てており…。
音響の聞こえに支障がでるので、切って行いました。
幸いにも気温の低い日だったので、耐えられないことはないのですが、もう完全に汗だくです…。
僕はうっかり一度汗だくインナーを脱いでしまい、二回目の通しのときにひどい目に遭いました。
「ぎいやあー!インターが、つーめーたーいー!!」
今のところ三枚インナーを用意しているのですが、ゲネと本番…もしかしたら足りないかも…。
買い足すべきか?!
土属性Tシャツ!
 
 
【色々やる】
 
通しを二回行い、佐藤さんが帰られた後は、広い稽古場を活かしてスタッフ作業を行います。
「スプレー隊!」
「はーい!」
「汚し隊!」
「おー!」
「アイロン隊!」
「やー!」
「細かくし隊!」
「うらさー!」
稽古場のあちこちに散って、様々な隊を結成し、ひたすら作業に励む者たち。
時間がなくて全て片付いたわけではありませんが、それでも全てを現場でやるのと少しでも準備をしていくのでは最終的に大きく仕上がり時間が変わっていくことになるので、スプレーのシンナー臭に時折やられながら…アイロンに奮闘しながら…時にはちょっと失敗しながら…作業を進めました。
 
 
【明日は!】
 
いよいよ最後の稽古場練習です。
悔いや迷いを抱えてなんて勿体無いことにならないように、自分の全部で体当たりしたいと思います。
では、また明日!


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7月16日(祝)
オス!オラ七海!
3日間練習も最終日。
相変わらず僕はハスキーです!
吉田からもらった漢方と薬用ののど飴とのどシュッシュで、どうにか今日を乗り切ろうと思っています!
公演が近くなって体調が悪くなったりすると、どうにか早く芝居に使える体になろうと、様々なアイテムをゴッソリ購入してしまいます。
「えーい!のどシュッシュを上手と下手に置くぞー!!」
普段の僕からしてみれば、な、なんて贅沢な!!ということを、この時期のこういう人はやるのです。
3日間練習が終わった次の日、僕は吉田に教えてもらった漢方を買いに薬局に行ったのですが、もともと数が少ないのにくわえて、やけに置いてある場所が奥まっているなーと思っていたら…。
「その一番前にあったやつは、私が買ったのです…!!」
よ、吉田ーーーー!!!
 
 
【きえものを買おう】
 
今回の演目、ほんの少しですが、役者が舞台上でくちにするタベモノ(キエモノ)が登場します。
通しが始まったからには、やはり実際に食べるものも用意せねばねーと、稽古場近くのコンビニに買い物へ。
色々なものが揃っているコンビニとはいえ、そうそう都合よく売っているわけもなく。
ならばせめて形状がにているものだけでも入手していこうと、心の内で思って通し中にいきなりそれを差し出したところ…、みんなものすごく、困っていました!!
食べられるものだから、嫌いじゃなければもぐもぐ食べてもらっていいのに。
「食べていいのかなと思って…」
みんななんて大人なんだ!!
僕は多分食べてしまうな…。
食いしん坊だから…。
 
 
【食べてみたけど】
 
今度は代替えではなく、ちゃんと本番に近いものを用意しましたよ!
さあ、みんな、劇中で存分にお食べなさい。
「あぐ」
「おご」
「あぶ」
短時間でうまく食べなければならないのですが、お口の中でコーロコロ。
片方のほっぺがぼこりと膨らんでいます。
このミッションに挑むのは、ゆうちゃんと吉田と兄さんなのですが、ゆうちゃんと吉田はアゴもちっこいので特に大変そうです。
ハムスターのように頬袋があれば良かったのですが…!
次々と頬がぼこっていく人々の顔を見て、七海とうとう足をばたばたさせて爆笑。
こうしてキエモノに関わる人々は、演出より、
「家で各自スムーズに食べられるように練習してくるように!」
という命が下りました。
コツは口に入れるや否や、真っ二つに割ってしまうことです。
 
 
【通しを二回】
 
さて、やはりこの時期ともなれば、通しを行い、直後にすぐさま確認と直したほうがいいところのチェックをする…の繰り返しとなります。
二回目の通しが終わり、皆それぞれに衣装を脱いで床に広げます。
汗で染みにならないように、ついでにリセッシュを吹きかけて除菌!
七海の衣装は三枚重ねなのですが、一枚脱ぎ…二枚脱ぎ…したところで吉田が気が付きました。
「にゃーさん、三枚目、汗ダクー!!」
へ??
鏡に映して気が付く汗ダクっぷり。
三枚も重ねて着ているので、上の二枚で封印されていて中身のことがちっとも分からないのです。
「まさかこんなにも自分が汗をかいていたとは?!」
みたいな感じです。
前回の演目では髪の毛からも汗の玉が落ちる七海でありましたが、今回は見た目は涼しげ、人知れず汗をかいている…という状況となりそうです。
三枚目の替えを二枚、買い足しました…!
 
 
【さて来週は】
 
いよいよ最後の練習週。
照明の佐藤さんが打ち合わせにいらっしゃいます!
物語とキャラクターを大切に、一緒に歩いていこうと思います。
ちょっと歩みのゆっくりな子ですが、目の前に落ちているものを、ひとつひとつ拾いながら歩いていく子です。
スタートダッシュが効かないので、正直僕とはデコボココンビですが、顔をあげて歩き始めるまで、しゃがんでそれを見つめている姿を、ちゃんと待っていてあげようと思います。
では、また来週!
 


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7月15日(日)
オス!オラ七海!
昨日から咳き込んでいた僕は、ついに本日の稽古終了後に声が激しくかすれてしまいました。
そんなとき、吉田に教えてもらった手書きメモのアプリが役立ちました!!
スマホにさらさらと文字や絵を書いて、帰り道が同じ吉田に見せて会話するのです。
声帯を休ませ、声を温存。
世の中は進歩しました…。
昔だったら確実にジェスチャーだったに違いありません。
頓狂な動きをして、電車内の人びとをぎょっとさせたに違いありません。
便利な世の中になったものだとしみじみ感じる僕でありました…。
 
 
【七海メモ】
 
通しが始まるようになると、七海は舞台袖にメモを貼り始めます。
スタンバイメモとでも申しましょうか、小道具や、衣装や、どこどこになになにを仕込む…といった、正式な小道具表や衣装表とは異なる、あくまで自分確認用のメモで、ついでに他の人の分も書いておく、みたいなものです。
その他に、自分のキャラクターの移動表なども勝手に壁に貼り付けます。
これは実は本番の幕裏にも勝手に貼り付けされます。
まあ違っているところなどは、皆様勝手に直してもらって!ご活用ください。
 
 
【右目】
 
吉田が言いました。
「にゃーさんキャラを見るときは、右目を、見るんだ」
と。
髪の長さは変えないものの、かなりもっさりと増えてしまった七海髪は、結局美容室ですいてもらうことになったのですが…。
「前髪はこの長さから変えないほうがいいんだよね??」
と、問いかけたところ、
「うん!急に目がぱちーって見えるようになったら困る!!」
とこのこと。
そんな七海キャラは、場面によって「蟲(むし)」というあだ名で呼ばれています。
何故そうなったかは物語に関わるので言えないのですが、最終的には七海本人まで自分のことを、
「むしはねー」
と、言っていました。
夜光堂で色々な演目の色々なキャラクターをやってきましたが、あだ名が「蟲」なキャラを演じるのは初めてです…!!
 
 
【間をつなぐ】
 
本日は場面練から開始。
気持ち満杯で飛び出してくる場面をいきなり行うため、役者が集中する時間をちょこっと待ち。
その間、何故か黙っていられないのが夜光堂。
内山がトリプルループの話をしたかと思えば、七海が物語では描かれていない部分をアドリブで演じ…。
本人たちは、
「大丈夫だ!!俺たちが間をつないでいるから、存分に集中するがいい!!」
という大船的な気持ちでやっているのですが、これ、集中したいほうにしてみれば完全に逆効果。
「本日はあ…お足元の悪いなか…」
「ぶはあ!!」
「くくく…!!」
ああ!!
吉田と兄さんが一生懸命満たしていた気持ちが笑いと共に抜けていくー…。
いやいや、これできっと適度にリラックスし、テンションが温まった状態で芝居が出来ましょうぞ。
そしていよいよ場面開始。
吉田がばん!と舞台に飛び込んでくるところから始まります。
そして次に七海が舞台に登場したところで、吉田の目元がぐにゃりと歪みました。
「クククククク…!!!」
しまった!
やりすぎました!
よく吉田と兄さんに怒られなかったものだと思います。
猛省。
 
 
【通しました!】
 
ギリギリまで場面を固めることに時間を使ってきましたが、いよいよ最終段階の通しです。
七海がかなりのハスキーボイスですが、そこは気にしない!!
ただ通すだけではなく、裏の動きも同時に詰めて行くので、表で裏でとみんなくるくる動き回っています。
実際に劇場に入れば、裏の動きというのは幕に隠れて全く見えない状態ですが、こうして練習の時だと舞台の上からも、兄さんがスタンバイ位置に飛び込んで来たり、吉田が壁を押していたり、またはセットの上を絶妙なバランス感覚で歩いていたり…といった姿を見ることが出来て新鮮です。
僕は今回、表にいることが多いのですが、裏でどんなスタンバイが行われているかちゃんと今のうちに皆の動きも頭に入れておかねばなければ…!!
あまり裏に戻らない僕が小道具やら衣装やらを探していると、ゆうちゃんが見つけて教えてくれます。
吉田は自分も忙しいのに、僕の小道具の位置替えをしてくれたりします。
兄さんは「ここのところで移すのってどれ?」と確認してくれました。
それに、音響ブースは当日見えないですが、通しになると内山は本番を想定して立って音入れに臨んでいます。
稽古場ならではの距離感で小さな呟きが聞こえてくるのも、ちょっとした楽しみです。
通し、高まる!
 
 
【明日は!】
 
きっともりもり通しが行われるに違いありません。
チョーハスキー七海になっていたら、吉田がよく効く漢方をくれました。
本当に飲むとじゅわっと効くのです!
すごいのです!!
漢方の服用は食前や食間なのですが、僕はうっかりすぐに飯にかぶりついてしまうので、吉田が、
「にゃーさんそれを食べる前に漢方飲むのですよー!!」
と、言ってくれるのです。
薬は食後だけど、漢方は食前か食間…七海ひとつ賢くなりました。
喉を休めて出来るだけ温存して、明日に備えます!


 

 
 

 

| ほおずきの街 | comments(0)
7月14日(土)
オス!オラ七海!
3日間練習の一日目です。
実は僕は若干コンディションが怪しい感じ。
冷房の風にげふげふと咳き込んでしまう状態となりました。
稽古場の冷房は油断ならないのです!
気が付くと、ほこりがたくさん落ちてきて稽古場のすみっこに溜まっていたりします。
公演間近にお世話になる稽古場は、音漏れがしてしまう地区センターの会議室等ではなく、防音の効いた施設を使用しています。
そんな稽古場の冷房から、ほこりがガンガン降ってくるというこの現象を乗り越えて初めて、体調管理の出来る役者と認定されるということに違いありません。
利用させていただいている施設は、利用者が科せられる使用時のルールが徹底しており、お値段的にもかなりガッツリしています。
それだけトラブルなく安心して使用させていただける施設ということでしょう。
ならば冷房暖房の吹き出し口のメンテナンスも是非、そのしっかりとした経営の範疇で行っていただきたいと大変深く思います。
軽く本音を申し上げるならば、
「いい加減にしろ」
です。
 
 
【内山の到着】
 
最近の内山は、自転車にて稽古場通いをしています。
電車の乗り継ぎが悪い場所なので、自転車のほうが自由がきいて早いみたいです。
「ごめんねー!道に迷っちゃって…」
と、稽古場登場した内山。
か、顔が!!
顔が日に焼けて真っ赤ですよーーーーー!!!!
汗で日焼け止めも流れてしまったようなのです。
役者はアップや舞台セッティングがあるので朝から晩まで稽古場入り。
太陽の光を滅多に浴びません。
音響さんはアップやセッティングが終わった午後からの参加になるので、一番暑い時に外を歩くことになるのです。
と、いうわけで只今の稽古場情報、音響さんがもっとも活動的な肌色をしています!!
 
 
【ビリーさん】
 
基礎体力の重要性をひしひしと感じた七海、本日のアップは久々にビリープログラムです。
マフィントップ撲滅のためにも、常にツイストをし続ける腹筋プログラム。
基本姿勢のツイストをしながら、床で柔軟をしていた吉田と兄さんに「一緒にやろうよー」と声をかければ、何故か床から上半身だけをむくりと起きあがらせ、ツイストツイスト!!
いや、それ、普通に両足で踏ん張ってツイストするよりキツくないですか…??
っていうか吉田に至っては、足まであげたV字腹筋の状態でツイストしているし!!
「はああーもうダメだあ!!」
V字腹筋ツイストなど、何故キツイことを敢えてやるのだ吉田よ。
ウエストが細くなったと思います。
 
 
【本日の課題は】
 
それぞれ、物語の中でキャラクターが持つ役割をいかにちゃんと理解してこなすかということです。
例えばそのキャラクターだけが持っている設定があるとすれば、それは他のキャラクターがカバーしてあげることが出来ないそのキャラクターの見せ場となります。
演出がこのキャラクターのこの設定をもってして、こう見せたいと演出をつける時、役者はそのキャラクターの持つ物語上の効果を理解しフルに発揮させることが出来なければなりません。
演出は立場上、全てのキャラクターの物語上の効果を把握しており、それを踏まえて演出をつけます。
キャラクター個人の見せ方だけではなく、ひとつのキャラクターをこの
場面で効果的に見せるために、他のキャラクターにこうあって欲しい、という要望だってあるのです。
その役割をしっかりと押さえて演じることもまた、役者のやらねばならぬこと。
演出は段取りをつけるにせよ、役割を踏まえた演出をつけるにせよ、キャラクターにそぐわないものをつけることは絶対にありません!
自分でキャラクターを作るのは大切ですが、演出がつける動きや約束事を素直に受け入れて、キャラクターのヒントを得ることも大切だと思います。
内山は言いました。
「段取りは友達!怖くないよ!」
と。
 
 
【兄さんとコーヒー牛乳】
 
稽古場での兄さんの飲み物は専らコーヒー牛乳系。
ありとあらゆるコーヒー牛乳、カフェオレ系を飲んでいます。
しかも何本も飲んでいます…!!
気が付くと二本目、三本目、四本目を開けています。
すごい!!
そしてそのペースはこの3日間練習のあいだ、キープされ続けたのです…!!
恐るべし兄さん!!
 
 
【明日は】
 
今日は吉田の稽古不足時間を補うため、吉田の出ている場面の稽古を行い、吉田が七海をぎゅうぎゅう押したりしました。
合い言葉は「まだまだーっ!!」。
それをみていた内山が、
「場面はとても繊細なのに、要求されることは体育会系なんだね…!」
そう!
「まだまだーっ!!」
なのです。
伸びしろがないなと諦めてしまうより、まだまだこのキャラクターが、場面が、物語が、よくなると思って踏ん張るほうが幸せ。
明日もまだまだーっ!!
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7月8日(日)
オス!オラ七海!
本日は、まだまだ場面固め。
ゆうちゃんが昨日お休みだったため、ゆうちゃんデーとなりました。
夜光堂舞台初めてのゆうちゃん、危なくない止まり方や、人を追いかける段取りの時の注意などなど、一から覚えなければならないことが沢山あって大変そうです。
ま、実はこれ、教えるほうも結構大変。
大の大人たちがどうすれば、危なくないようにきっちり動くことがうんうんと唸り、尚且つ自分で実践します。
全員でくるくる回ってお尻をパンと叩く動きを繰り返しやったので、多分お尻に手形が付いたと思います。
こうやって改めて動きについて考えると知る、今までの練習の大切さ。
ビリーをやっていた時についた筋肉は、ちゃんと体を支えてくれるし、学生の頃にやったリズムにのって走って止まって反転する動きも、今改めて考えるとちゃんと実際の舞台に活かされていました。
やっぱり筋力系の基礎練大事!!
ここのところあめのもりエクササイズを中心にやってたけれど、ひさびさにビリーでもやろうかなと思う僕でありました。
 
 
【拒絶??】
 
ひとつの物語をつくることは、目標とイメージを一つにしながら、個人の感性と技術と個性と能力を集結させて、演出がそれを纏めて出来上がると、僕は思っています。
稽古場は演出になんとかしてもらう場所ではなく、各々がうんと練り上げてきたものを他の共演者と舞台の上で合わせてみて、演出に練り練りしてもらうものだと思います。
つまり、出すもん出さにゃあなんも始まらんし、どうにも出来んぞウラア、と。
出すもんが演出の望む形で出せないのなら、一度素直に全部飲み込んで、思い切りよくぶあーん!とそのままやってみろと。
というわけで、七海がでている場面で、どうにも歯車がうまく噛み合わないところがありました。
人はその場面を「ぶっちーんの場面」と呼びます…。
「んぎょーー!!感覚掴みたいから誰か共演者の代役やってくれー!!」
と、ヘルプをした七海に演出吉田が、
「じゃあ兄さん」
そして兄さんがよっこいしょと立ち上がった時、事件は起きたのです。
「兄さんはイヤ!!!女の子にして!!!」
…へ???
七海くん、キミはあれかな?
男性恐怖症かなにかなのかな?
「いや、違うんだ!元の役が女の子の役だから、代役をやってもらうのも感覚的に女性がいいと、そう言いたかったんだ!!兄さんがキライとかじゃないんだあー!」
これぞ本日最大の事件となる「兄さんイヤだイヤだ事件」であります。
とっさのこととはいえ、物凄い物言いをしたことを深くお詫び致します
…!!
結局代役は吉田がやってくれました…。
 
 
【汗かく音響】
 
本日もスペシャルアドバイザー内山が、その力を発揮してくれました。
楽しい場面に乗り切れない人には、かけ声をかけながら飛び跳ねて必死に盛り上げてくれたり。
幕に入った後にも芝居が続く人には、感覚を掴んでもらうために幕内に入って「セロリおばさん」なるキャラクターを演じてくれたり。
走り方と止まり方のレクチャーでも、あれはどうだこれはどうだとヒールをはいた足で何度も走って見本を見せてくれたり。
動きの見せ方のレクチャーでは、七海の腕にがっしりしがみついて、見え方を教えてくれたり。
ジャージも着ていないのに汗だくです!!
でも本番は彼女は音響さんとして調光室で物語を盛り上げてくれるのだから、舞台の上で頼ることは出来ません。
今こうして自分の練習時間を割いて色々と教えてくれているうちに、沢山パワーやテクニックを学んでくださいね。
そんなわけで本日はほとんど音響練習ができなかった内山…本当にありがとう!
 
 
【吉田はもしかして】
 
吉田はもしかして掴む手前にいるのかも知れません。
キャラクターの核を!
色々な理由から、今まで感覚を研ぎ澄ませることが出来なかったのだという吉田。
昨日と今日と、「ええーい!もうええわーい!」と七海に扇子やらなんやらをコーンと投げつけながら感覚を戻したところ、いろいろなことがクリアになったようです。
あとは一番痛いところに足をズブズブ入れて、潜って、深くに眠るキャラクターの核を迎えに行くだけ。
頑張れ!!頑張れ吉田!!
 
 
【髪を…】
 
いつもなら、公演前にキャラクターの髪型にするために美容院へカットに行く七海。
今回、演出吉田に、
「前髪どうしよかー」
と、相談したところ、
「うーん、迷うー。なんかバッサーしてる今の感じもキャラっぽいよねー」
うむ、自分としても、このバッサーに親しみを感じていたところです。
 
 
【来週は】
 
三連休練習です!
場面をしっかり固めて、尚且つ通しで波面のつながりや幕内での動きをしっかり把握しなければ…!!
本日はやることだらけで久々に夕飯をすっ飛ばしました。
来週も夕飯をすっ飛ばす勢いで集中していきます!
では、また来週!
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7月7日(土)
オス!オラ七海!
紙を折る、という作業。
僕は苦手です。
手先が不器用、集中力が短い、性格か雑だからでありましょう。
本日は稽古場で紙を折る作業がありました。
吉田は端々でしっかり揃えて綺麗に折っています。
僕はぷるぷると震えながら、必死に折っています。
そして兄さんは…。
「く、空中で折っておる!!」
吉田と僕は床に置いて折っているのに対して、兄さんは空中!!
これは僕、完全に出来ません。
紙を折るにも、人それぞれ個性が出るものだと、しみじみと思う僕でありました。
 
 
【スペシャルアドバイザー】
 
本日は、夜光堂にスペシャルアドバイザーが誕生いたしました!
じゃん。
長年に渡って夜光堂の芝居に役者として立ってきた、今回音響さん参加となる内山です!
演出吉田のやりたいことを汲みつつ、苦戦する役者に「こう考えればいいんじゃない??」「もっとこういう感じのが見たいんだー!」「のこはこういう感じなんじゃないかな」と、徹底解説アンドアドバイスアンドリクエスト。
内山の解説は、自分の想像で気持ちや隙間を補填する、という類のものなので、特に感覚的な面でのキャラクター構築が難しい人にはとても分かりやすいようです。
キャラクターは自分とは違う人間なので、自分ではやらないような行動をしたり、自分では紡がない言葉を紡いだりします。
テンションや物の感じ方、受け止め方も違うので、自分を基準にして自分から生まれてくるものだけを使って表現するのは、とても難しいと僕は思います。
そんな時、内山は、
「この人はこういう行動をとる人なんだ」
という演出と物語が提示する最終的な前提を崩さずに、
「じゃあなんでこの人、こんなふうな行動したんだろう??もしかしてこんなかな?こんなこともあったのかな?」
と、行間を読むように補填していくのです。
吉田は聞けばそういったものをちゃんと説明してくれる演出ですが、解説が繊細で精密機械の小さな部品みたいに緻密なので、役者側がある程度自分で世界やキャラクターを理解していないと無駄にしたり壊してしまったりします。
七海の演出に関してはもう論外で、
「知らん。そんなことは自分でなんとかせえ。で?ここの段取りは覚えたのか?これをちゃんとやれば、自ずと答えは見えてくるわい!さあやれ。ほらやれ!」
というライブタイプなので、頭で考えて自分の中でじっくり組み立てたいタイプの役者には向きません。
内山は、自分でも言っていましたが、本や漫画を沢山読むので、わかりやすく解説するのがとてもうまいのです。
そして演出という立場ではないので、
「こういうの見たいんだけどな」
というリクエストがとってもソフトで伝わりやすい!
そんなわけで、勝手に命名。
夜光堂のスペシャルアドバイザーうちや〜〜ま〜〜。
 
 
【ダンドリスキー・ダンドッター氏】
 
七月に入って最終調整の夜光堂。
ギリギリまで場面を固める仕事をします。
そんなときに登場するのが、ダンドッター氏(七海)。
主に吉田キャラに面白い動きをつけるのが仕事です。
「もっとこう!ほんでこう!で、更にこう!!」
思いついた動きを身体能力と的確な理解力で表現してくれる吉田が、ダンドッター氏は大好きです。
ついつい、過剰な動きをつけてしまい、
「いや…それはさすがにないワー」
と、全力でやった役者を放り出すのが悪いクセなのです。
 
 
【本日の稽古場インパクト】
 
内山「取り乱せ!!」
吉田「鳥乱せ??ワッシャー!!」
 
内山「このちびっこがね…」
七海「ち、ちびっこじゃない!!」
 
内山「ギバちゃんに似てるよね」
兄さん「ギバちゃん…??」
  
 
【明日は】
 
本日お仕事でお休みだったゆうちゃんが合流し、もりもりと場面を固めて行く予定とのこと!
では、また明日!


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7月1日(日)
オス!オラ七海!
今回の演目には、ちょっとしたキエモノ(食べ物)が登場します。
本日の通しで実際に食べてみようと、夕飯を買いに行ったコンビニで簡易的なものを用意し、実際に次の通しに使おうと、ラップまで外したのですが…。
わけがあって、通しではなく場面練習となったので、結局そのキエモノは手付かずとなってしまいました。
吉田が購入したものだったので、吉田が持ち帰って食べればいいさ!と思い、片付け時のバタバタした時に後で渡そうと僕のカバンの一番てっぺんに乗せていたのですが…。
えー。
わたくし、このキエモノをまんまと我が家に持ち帰ってきてしまいました!!
この場を借りて吉田へ連絡。
僕がうっかり持ち帰ってしまったキエモノですが、ラップをかけてしっかり冷蔵庫保管してあります!
決してつまみ食っておりません!
後にお届けするか、新たなものをご用意しますので、どうか、ご安心めされ!!
…確信犯ではありません。
 
 
【通しと調整と】
 
本日は通しをガッツリ何本も行う予定でしたが、色々調整などを入れるために最終的に通し二本と、場面練習を行いました。
通しが始まる目安を、演出が、
「じゃあお昼すぎに音響さんが来ると思うので、音響さんが来たら、通しの準備に入ります!」
は、はーい!!
そんなわけで、知らぬところで通し開始のきっかけとなっていた内山、稽古場の扉を開けたら、
「わー!通しだー!通しが始まるぞーーー!!」
と、叫ばれて、
「え!こ、こないほうが良かった?」
と、困惑しておりました。
いやいや、とんでもない!
因みに今回の物語、最初の準備に一番手間がかかるのが吉田です。
立っていたかと思ったら座ってごあれやってこれやって、形を整えながらこれ…かぶる前にここの小物付けて、これは自分じゃできないから…誰かー!誰かー!みたいな感じです。
吉田に紐を結ぶのを依頼された七海は、見事なタテ結びを披露して、吉田を苦笑させておりましたが。
 
 
【今日のやりとり】
 
七海「なんかねえ、○○集団みたいで怖いんだよ!」
吉田「私、それ前からずっと言ってるよ。ハッキリ言うと、にゃーさんみたいな言い方になるんだよ」
七海「おーい、誰かオブラード持って来てー!」
内山「わ、私、粉薬飲める人だから…!!」
 
 
【劇団のハエですか?】
 
本日はどこからかでっかいハエが入ってきて、人々を苦しめました。
通し中に止まったらいかんところに止まる!!
ダメ出し中に滑空して、会話を分断する!!
捕まえようとしても、なかなかすばしっこくて捕まらない…!!
ハエよ。
君に気を取られている時間がどれほどまでに貴重なのか分かるか?!
ええ?!
ハエよ。
もし君がここに居座ることによって、施設の管理の人から「なんかハエが残ってるんですけど引き取ってもらえます?」みたいなことを言われたらどうしてくれるんだ。
もしかして夜光堂に入りたかったのでしょうか…。
でもうち、代表が大の虫嫌いたから、多分入れてもらえないと思うんですが…。
 
 
【詩的に反省】
 
人間の表情は気持ちと連動しています。
表情は作るものではなく、気持ちをうつして湧き上がるもの。
その人間の中身を映すもの。
年表だけでは掴めない。
追うだけでは捕まえられない。
そこに飛びこむ勇気がないと。
知らない人間を一から知ろうと踏み出す、覚悟がないと。
 
テンションはもらうものではなく、自分で膨らませるもの。
時にふわふわのパンのようにやわらかく心地よく、時には火の粉を散らす炎のように艶やかに熱く。
花畑の花を踏まないように飛び跳ねて歩く軽やかさとやわらかさも、地を揺るがすような深い響きの声も。
何もかもが楽しくて仕方のない毎日も、キラキラ弾ける水も。
どうしようもない濁流のような気持ちも、細かい砂を含んだ風も。
そして音楽も。
それから出来れば、君の周りにいる人も。
すべてを味方にしてテンションにすれば、きっとメーターなんかを気にしない無限の広がりが見えるかも。
 
まずは全てに忠実に。
付けられた動き、声の大きさ、滑舌。
舞台の上では、指先の先まで、髪の毛の一本一本まで、つま先の爪までも、気を張って美しく。
キャラを活き活きと舞台上の限られた時間で生かしてあげたいと思うなら、自分がそのキャラを生かせるような状態であること。
君がどこかを痛めていたら、キャラクターがしたいことを表現してあげられない。
舞台の上にいる時には、その体はキャラクターのもの。
メンテナンスを怠らず、いつでも万全な状態で貸してあげることが出来ること、それが役者の役目のひとつだと思います。
 
ちょっと詩的に反省。
では、また来週!


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6月30日(土)
オス!オラ七海!
本日はズバリ大道具の日。
9時から17時まで、わたくし、布と格闘し、そしてハトメを延々と付け続けました!
そして、親方と呼ばれました。
あまりにもハトメと触れ合う時間が長かったため、ハトメと仲良くなることが出来ました。
トンカチ代わりの釘抜きの後頭部で指をガチーンとやったり、土台にしていたタッパーのふたに穴を開けたりしながらたどり着いたこの関係。
あくまで今現在でありますが、僕はおそらく夜光堂一ハトメとの関係が良好な堂員に違いありません。
またハトメ打ちが必要な場合は、是非ともチャレンジしたいと思います。
 
 
【ハンドメイド色々】
 
七海がハトメを付けている時、吉田が何をしていたかといえば、なんと、七海キャラが身につけるアクセサリーを作っておりました…!
今回劇中に登場するアクセサリーは、ほとんどがアクセサリーキットで吉田と一部七海が組み立てたもので、とても味のある仕上がりになっています。
「ぬあー!竹串使わないとビーズに紐が通らないー!!」
紐の太さギリギリのビーズに苦しみながらも、器用に竹串とポンドとペンチを使い、あっという間にアクセサリーを仕上げました!
「どぉれ、衣装と合うか確認しなくちゃなー」
おや?
もしもし、吉田さん??
今吉田さんが一生懸命着替えているそれは、七海キャラが身につける衣装ではありませんか??
確かにそれは七海キャラのアクセサリーであり、キャラ衣装と合わせないとバランスが見られないとは思いますが…。
「♪♪♪」
吉田、ノリノリで着ていました。
さらに、フリーサイズのイージーパンツを気に入ったようで、アップの間も何故かその衣装パンツを着続けたのでした。
そして最後に言うことには、
「にゃーさん、このパンツね、素材的にちょっとちくちくするから、柔軟剤入れて一回洗ったほうがいいかもよ」
は、はあ…。
ありがとうございます。
 
 
【畳む人】
 
七海は不器用です。
長い布をうまく畳むことが出来ません。
本日の仕事として、すんごい長い布をちょこっとした長い布に切り分ける作業をしたのですが、切り分けた布をぽーいと横に…。
そして吉田がそれを畳むという構図になっていました。
布を切り終えた七海、自分も畳んでみようと一枚手にとり…、角と角を合わせて…そして…合わせて…あわ、合わせ…。
「そっ…」
他の布を畳んでいる吉田の横に、「そっ」といいながは布をそっと置いていました。
ああ、挫折。
「そっ…って!!」
ツッコミながらも七海が放棄した布を畳んでくれる吉田。
さらにハトメを付けている時は、七海が次から次へとハトメを付け終えて、横に布を分投げて行きます
それを、次は内山が布次々集めて畳んでくれました。
ありがとう!!
 
 
【疲れた…】
 
本日の稽古場は、ショッピングセンタービルの一部にあります。
階下には百均なんかもあり、足りないものがあったら買い出しにすぐに行ける場所です。
一見便利に思えますが、すぐに買いに行ける場所にお店があるというのは、意外に厄介だったりするのです。
「下に手芸屋さんあったよね?布にハトメとかを付けておいたら、後が楽かも」
買い物へ。
「よちさん、大変です。ハトメを付けるには、トンカチと台になるものが必要だそうです」
「下に百均があったな…」
またまた買い物へ。
と、まあこんなことを繰り返すこと三回と、昼夜のごはんの買い物などなど…流石に五回も行き来を繰り返せば、
「つ、疲れた…。稽古場にいたい…」
買い物疲れとでも申しましょうか。
体力を思わぬところで削られてしまった吉田と七海でありました。
 
 
【さて明日は】
 
本日は兄さんが仕事終わりからの参加、ゆうちゃんがお休みだったので、録音作業や大道具の仕込みなどの作業を行いました。
明日はきっと全員揃うに違いない!
明日から7月です。
また明日!


| ほおずきの街 | comments(0)
6月24日(日)
オス!オラ七海!
本日は駅からちょっと遠い稽古場。
最寄りの駅から始発のバスに乗って出かけます。
僕と吉田は同じ方向から稽古場に向かいますが、なにせ荷物がもっさりと多いもので、バスの後部座席の三分の二を占拠してしまいます。
いつも「たくさんお客さんのるかな?!」と、ドキドキしながら座っているのですが、幸いにもこの稽古場に行くバスは時間的にもとても空いているので、のほほんと揺られて行くことが出来ます。
バスの運転手さんから見たら、ゴロゴロやスポーツバックやリュックをたくさんさげた二人連れが、始発停留所から終点までうへうへと笑って乗っている様はさぞや不気味だったと思います。
(旅行?いや、終点付近には観光スポットなどないはず?!旅行…帰り??こんな早い時間に?謎だ…)
と、思っていたりしたら、ちょっと面白いです。
でも昨日はそれにプラスして木材持っていたから、それに比べればまだ旅行で済むような格好だったと思います!
 
 
【手足が長いのだ】
 
ニューフェイスゆうちゃんは、今時の若いコ。
なもので、スタイルがよくて手足が長いです。
それはとても利点なのですが、場面によってはうまく収納したほうがいいよ!という部分が生まれて来ます。
ちょっとした動きがついているところなのですが、ゆうちゃんの腕がぶんぶんと宙を舞い、
「腕たたんで!腕たたんで!」
と、昭和な人々から声が飛ぶという風景が…!!
動きがある時に体の制御が出来ないと、共演者に当たったり、演出が意図しない効果が出てしまったりして、マイナス面に働いてしまうのです。
どうやら本人もダメージを受けているようで、
「腕を振り回してる時にはよく体に痣が出来る」
と言っていました…!
腕が回ってるぶん加速がつくから、床にひざなどを着いた時にいつも以上の力がかかってしまっているのかも。
膝小僧は大切にしてね!!
 
 
【わーれたわれた】
 
七海の装飾系の小道具が通し中に割れてしまいました。
実際に取り扱うために付けていたものではないので、物語上支障はないのですが、吉田キャラクターと七海キャラクターで割れたものを世間話などしながら片付ける、というのほほんとした一幕が加わりました。
こういったトラブル、本番の舞台なんかでもあってはまずいですが、色々と発生しています。
舞台を支える土台が壊れたり、雑炊が飛び散ったり、御手洗団子が床に落ちたり…。
大丈夫、自分がキャラクターとして舞台の上に存在し続けていれば、壊れたものを片付けることすらも物語のひとつになります。
ちょっと間延びしてしまいましたが、その時に話していた雑談が、のほほんとして力が入っていなくて、なんだか面白かったです。
キャラクターエチュードっぽくて、得たものが大きかったです。
他の場面では、内山が、夜光堂舞台初のゆうちゃんに、困ったときの対処法をレクチャーしていました。
「もし万が一出てしまっても、拾って食う!!これね!!」
これだそうです。
力強い!!
 
 
【役者色々】
 
通しを行うようになってくると、それぞれ役者側の課題が浮き彫りになってきます。
兄さんとゆうちゃんはとてもよく似ています。
舞台上で物語の中にくみこまれているはずなのに、
「おもうように出来ない」
「時間が余るけどどうしたらいいんだろう」
と、その物語内には有り得ないことを考えて、完全に物語にとけ込めずに異物化しています。
物語の中に物語の世界では有り得ないことを持ち込むことで、自分でうまくできない原因を作っています。
場面が終わって演出がどうだったかと聞けば、返ってくる答えは毎回同じ。
演出も言っていましたが、なにかひとつだけ持って余計なものをぶんなげて、キャラクターや物語と向き合い、自分のメンタルな部分と真っ向勝負してみればどうでしょうか??
あと、この物語、好きですか?
自分が演出から預かったキャラクター、誰よりも好きですか?
この物語やりたいですか?
キャラクターを誰かに取られそうになったら、本気で抵抗できますか?
演出が作りたい世界に心を寄せていますか?
この物語とキャラクターを、守ってあげられますか?
愛は持ってきてますか??
中身がない笑顔なんて怖くて不気味なだけです。
物語の破壊者ではなく、物語の織り手、奏で手であってください。
演出が怒らないので、僕が怒って泣きますよ。
物語とキャラクターを大事に大事にしてあげてくださいね…。
と、いうわけで、日曜日の七海はちとキレ気味でした。(笑)
何故七海の機嫌が悪かったのか、分からなかった方、これがその理由です。
 
 
【吉田のとっかかり】
 
吉田は演出業に今もかなりの時間をさいているため、自分自身もまだキャラクターをつかみ切れていません。
舞台上で純粋に役者として集中出来る時間が極端に少ないのです。
しかし、今日はいつも迷っていたという場所にとっかかりを見つけることが出来たとのこと。
そのとっかかりとはズバリ!
「刺さってみる」
刺さってみる?!
どこに?!
自ら?!
吉田以外の人間には、何故「刺さってみる」がキャラクターのとっかかりになるのか、分かりません。
どこらへんが??
どんなふうにとっかかりになったの??
それは多分吉田にも言葉で説明することは難しいのではないかと思います。
もしかしたら、
「ああそうかあ、この子刺さってる子なんだーぷすすー」
と、思っただけかも知れません。
それでもキャラクターのことを想っていれば、そのぷすすーな温かい気持ちが染み込んで、こうやってとっかかりになることがあるのかも知れません。
色々なピースを心におとしこむことの大切さを感じました。
 
 
【来週は??】
 
通しがどどんと行われる…と、思います!
人のことをああだこうた言っていますが、いきなりキャラクターチェンジをして、共演者たちを戸惑わせたのは僕です!ババーン!!
今回僕が難しいのは、自分で突き進んで行くタイプではなく、周りからの色々な働きかけや気持ちを受けていくキャラクターだということ。
自分だけ出来ればなんとかなるじゃなしに、周りあってのキャラクターなのです。
物語を組み立てて行くにはある程度の順番があります。
綺麗な器の中にプルプルもによもにょと流れ込みたいです。
気合い。
では、また来週!

 
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