7月22日(日)
オス!オラ七海!
本日はいよいよ稽古場練習ラスト! 演出よりお言葉が… 「えー、本日はですね、通しを二回やりますが、本番の日と同じタイムスケジュールでやりたいと思いますー!」 はーい! 本番日は、一回目の公演と二回目の公演の間にちょっとした空き時間が発生します。 勿論、舞台セットを整えたり、小道具を配置しなおしたり、はたまた落ちまくったメイクを直したり、腹ごしらえをしたり…やることはたくさんあるのですが、それでもほっと一息つく時間が生まれます。 一旦落ち着いて、さあ二回目をどうやってテンションを上げてキープしたまま持って行くのか…そのシュミレーションをするのです。 結果から申し上げますと、その落ち着くひととき、吉田と僕は「すこかー…ふごふご」と舞台の真ん中で寝ていました。 落ち着くどころか! 完全に落ちておりましたよ…。 スイマーが襲い来る公演直前でした。 【メイクアップ】 本日は本番のメイク決めと、実際にメイクをした状態での通しに挑戦です。 キャラクターイメージに合った色合いや濃さにすべく、普段縁のない化粧品に向き合います。 それでは、メイク決め中に起きた小話を少々。 ●兄さんに、 「試しに口紅で唇に色をのっけてみて!」 とわくわくとお願いし、試してもらったところ、予想以上にオネエになってしまいました…。 却下! ●七海は元の唇に色がのりすぎてあまりにも主張しすぎるのです。 「ファンデーションで一度色を潰しんしゃーい!」 と、吉田。 七海は唇にファンデーションを塗りたくり、そして気ままに稽古場をうろうろしておりました。 …意外と気に入ったのかな…。 (勿論、そのあとでちゃんと口紅をのせましたよ…!) ●タイミングが悪い、とはこのことでしょうか。 ゆうちゃんが施したメイクを確認してもらおうと吉田に話しかける時、 「今はダメ!手が放せない!」 アイシャドウを入れている最中。 またあるときは、 「だめ!もっと手がはなせない!」 ふるふるとマスカラを塗っている最中…。 何故だ?! 何故いつも目元の一番精密な作業をしている時に当たるのだ?! それは誰にも分からないのです。 ●吉田が左目にうまくマスカラが塗れないと言ったのを聞きつけて、七海参上。 「上むいてー。まばたきしないでー」 「あが!!目がー!!目がかーわーくー!!」 「はい我慢してー」 「目がー!!目がー!!」 稽古場にムスカ登場。 ところでこの後我々はメイクをしたまま本番にのぞんだわけですが、目の端っこにアイライナーを入れていた七海。 目撃者の話によるとかなり早い段階からパンダになり始め、本人が激しい目の痛みによってメイク落ちを自覚したときには、既に粗方が落ちていたのだと言います。 やり方がまずいのか、滴る汗の力なのか、それともその両方か。 ウォータープルーフに負けない玉の汗の七海でありました。 【最後の通しと演出から】 さて、いよいよ稽古場最後の通しです。 七海が吉田の足つぼを地味にぎゅーっと押したりしながら進んで行きます。 そして最後には、演出吉田より一人一人に対して稽古場練習のとりまとめの言葉がありました。 稽古場練習はこれにて全ての日程を終えましたが、まだまだここから劇場でのゲネと本番が控えています。 演出からもらっアドバイスを思い出しながら、最後まで気力満タンで心地の良いほぉま物語を紡いでいこうと思います。 困った時、焦った時、頭が真っ白になった時の大切なお守りとして、大切にしましょう…!! 【さて来週は】 本番です!(笑) じんわりと水を含んだ砂のような物語です。 皆様のご来場を心よりお待ち致しております。 お席のご用意はまだまだ出来ますので、どうぞお気軽にお声掛けくださいませ! では、劇場にて!!
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