稽古場より徒然なるままに

6月20日(日)
内山です。
客演さんを迎えた日、常世田ねーさんが稽古に参加した日…も私が担当でした。
そしてこの日。
照明担当の佐藤さんの稽古見かつ最終稽古日、という…やっぱりスペシャルな日に担当になるというのは、何ともはや…!
通例で言えばとんでもなく痛快娯楽で、驚天動地な上にハイスペクタルな感動巨編…! な日記になりそうなところですが…まあ、そこのところは『稽古のように本番を。本番のように稽古を』の心意気で…いつも通りに綴らせて頂きたく思います。
 
それでは、夜光堂17回公演『17解目のイーナ〜二夜ノ先生の冒険〜』最後の練習日記です!!
 
 
【新しい単位】
 
この度、夜光堂に新しい単位が生まれました。
いつも話題には上るのですが、なかなか実行には到らない『夜光堂辞典』発刊の際は、是非とも加えたいと思います。
その単位、とは!
1NA(いちななうみ)=約153cm
半端! 半端! 使いでがあるのかないのか分からない!
いやね、事前に裁断すべく稽古場に持参した某資材がですね、丁度、七海さんの身長と同じくらいだったわけでね。
『う〜ん、今は1NAくらいだね!』
『そか。じゃ、30cmくらい裁断!』
『了解。ん…?1NAから30cmを切り落としたら…』
『首切り七海だね!』
『首切り七海www ムゴいwww』
みたいな会話で思わず盛り上がってしまったのですよ!
勝手に単位にされた本人は、稽古場の片隅でぷっぷくぷ〜と憤慨しておりました…とさ。
(余談。『約152cm』と言ったら『153cmだもん!』って怒られました。私の脳内データベースは古かった模様)
 
 
【素敵な佐藤さん】
 
と、言ったわけで佐藤さんが稽古場においで下さいました!
朝方までお仕事をされていたとかで、ちょっとお目目がショボショボ。
ありがとうございます、今回もお世話になりまっす!
そんな恩人を捕まえて、『佐藤さぁん、私の衣装、可愛いでしょお? 良く見えるように回ってあげますね、くるくる〜』とその場で回って見せたり、『佐藤さぁん、コレ余ったんですけど良かったら…!』食べかけの小道具を差し出してみたり…とやりたい放題の私。っつーか、初めてお会いした10年前から、まとわりつきかたが変わってないよね! 私ね!
あのときは20代のぴちぴちガールだったけど、(考えてみたら、そんときの佐藤さんは今の私の年齢くらいだったんだなぁ!)今もってそのまま…っつーのは、どうなんだろう…。
吉田さん、七海さんとは装置の話、照明のプランの説明などの理知的な会話が成立するのに、1人だけアホな子が…いつまで経ってもアホの子がおるよ…?
基本的に佐藤さんの対応は『苦笑い』ですが、まあ…楽しんでいただけてるならいいかな…って、楽しんでるのかな…?
どうだろ…?
分かんない…。
(急に自信を失う私)
 
 
【不穏な動き】
 
口頭で照明効果の希望や舞台の形、幕の張り方なんかを説明した後は、佐藤さんに実際に通し稽古を見て頂きます!
その際、暗転や明転のタイミングは分かりやすいように、実際に稽古場の明かりを着けたり消したりするのですが…。
場面によっては『全員が舞台にいてスイッチ操作が出来ない!』ところがあります。
そんな時は、七海演出が『あんて〜ん!』と叫んでお伝えするのですが、とある場面で佐藤さんが『あれ?』となりまして。
『…ここ、暗転ですか?』
『ええ』
パッと消えるとイイ感じです!
『えーと、じゃ、あの、後ろの方でつながってる人たちの動きは…』
後ろの方でつながって動いてる人たち…。
…ん? 私たちだな、チーム・イーナのことだな?
慌てて説明する演出。
『追わなくていいです! あれは芝居じゃなくて、暗転移動の態勢です!意味のある動きじゃありませんから!!』
その時のチーム・イーナの態勢。
ウッチー氏を真ん中に、お手手繋いで横並び…。(暗転中、個々に動くとぶつかったりして危ないので、そのように繋がって移動した方が良いのですよ)
…佐藤さん、チーム・イーナが突然、手を取り合い始めて一体何の芝居なのか…と一瞬悩んだらしい…。
チーム・イーナ、裏では微笑ましい一面もあります、みたいな。
 
 
【その他小話】
 
・面白い方
小道具のハンカチを持ってくるのを忘れてしまった私。
仕方ないので汗拭きタオルで代用することにして…2枚あったので…どっちがいいか、訊いてみた。
その1
何かのオマケについていたと思われる、W杯グッズ(岡田監督のメッセージが印刷されている)サムライブルータオル。

その2
グレー地にバラの模様が入っている、ちょっと上品なデザインのハンドタオル。縁はレースになってる。

イーナ的にはね、バラタオルだと思ったわけ。
可愛いし、品がいいから。
なのに、演出もアドバイザーの吉田さんも…『岡ちゃんタオル』って…!
もうね、キャラクターがどうとかじゃなくてね、明らかに、『面白い方』で選んでます、この方たち!!
まあ、小道具忘れた私が悪いんですけど。
かくしてイーナは、岡ちゃんタオルを片手に舞台袖にスタンバイするわけなのでした…。
 
・思い通り
トイレから戻ってきた七海さんに吉田さんが言った。
『入り口のホワイトボードにチラシを貼っておいたの見た〜?』
部屋の中に入りかけていた七海さんの動きがピタリと止まった。
『…見たよ…。勿論、見たさ…』
言いながら、ずりずりと部屋の外に出て行き…。
『ふふふ…。思っていた通りだった、うん、記憶通りに貼られていたよ…?』
と言いながら戻ってきた…。
鼻をむふーとさせながら…。
ちゃんと見に行って来たんだね…。
普通に『あ、見てない! 見てくる!』とならないのが演劇の人…。
 
・ひどい…
小道具の買い足しが必要になり、その時に体が空いていた私、横山氏、内田氏の3人にその任が託された。
3人で行く程ではないので、誰が行くか…という話になった訳だが…。
『あ、私、パス! 衣装着替えるの面倒くさいから!!』
と堂々て言い放った私、人としてどうだろう…。役柄上は2人の上司的な私だが、今は舞台外なのにね…!
結局、よこっちが行ってくれた。
サ〜セン!
現場入りしたら、そんときは走りますから…!
 
 
夜光堂は、公演前最終稽古が終わったら…その日の稽古場に『お世話になりました』『頑張ってきます』と深々と頭を下げてから後にすることにしている。
8ヶ月の思いを込めて…。
今回もやってきました。
みんなで揃って深々と。
ここで流した涙も汗も笑いも…全て全て、門前仲町の劇場で形に致します。

宜しければ、足を運んでみてください!!

ありがとうございました!
| 17解目のイーナ〜怪事街・二夜ノ先生の冒険〜 | comments(0)
6月19日(土)
 
オス!オラ七海!
いよいよ稽古も残すところあと二回となりました。
通しを連続でガンガンやって最後の力を振り絞るか!と思いきや、本日の練習は極めて基礎に近いものを行います。
ちょいとした梅雨の中休みみたいなものです。
劇場で通用する発声は出来ているのか。
滑舌は完璧か。
テンポは揃っているのか。
などなど…まさに最終チェック!
公演約一週間前という実感が湧いて参りました。
実感といえば、僕の受け持つスタッフ作業のうちの一つにケータリング業務というのがあります。
お弁当、冷たい飲み物、甘いお菓子…劇場に入って作業をしている間の皆の食いモンの手配と食わない輩の心配をするのが仕事です。
劇場に入るといつも決まったスペースにコーナーを作ってお菓子や飲み物を並べておくのですが、毎回僕が用意した覚えのないお菓子などがいつの間にかこっそり入っています。
吉田小人の仕業です。
吉田小人は混ぜご飯の素や、洋菓子店のお菓子などを差し入れしてくれるのです。
そして今回…なんと吉田小人から連絡が…!
「あんねーあんねー今日100均に行ったらね、面白いホニャララがあったから買って来たよ」
当日メンバーをニヤリとさせるために伏せさせていただきますが、ホニャララとはご飯のお供にぴったりの日本人が大好きなアレでございます。
こりゃ有り難くいただかねばなるまいと思った翌日、またしても吉田小人から連絡が…!
「あんねーあんねー、今日も100均に行ってねーまた面白いホニャララ見つけたから買って来たー」
イーニャ物語メンバーの皆様、今回は吉田小人のおかげで大変多種類のホニャララが味わえますぞ!
そんな吉田小人の別れ際の一言は、
「どぅれ…そろそろ腹をしまうか…」
だったのでありました。
ありがとう吉田小人!
腹はしまえよ吉田小人ゥ!
 
 
【応用!】
 
本日は通しがありません。
その代わり基礎練習はみっちりみちみちに行います。
そう…みっちりと言えば、ビリーズブートキャンプ応用プログラム!(爆)
ちょいと筋肉のある人でも「ウギョー!」「ンギャース!」と叫ぶ筋肉むちむちプログラムです。
公演日近くには絶対行わないプログラムが登場という事で、内山は遠い目をして虚空を見つめ、吉田は「トイレに行っておこう!」と万全の膀胱状態で挑むのでありました。
そして始めた応用プログラム。
「しまったあ!応用プログラムは腕立てをしこたまやらされるんじゃないかー!」
「何故こんなに飛ばせるんだ!」
「にゃーさん大変!…疲れた…」
「お尻が…!お尻があー!!」
「ぐぁああおおおおっ!」
腕立ての連続にプルプル震える吉田!
「いた〜い」とお尻をさする内田さん!
「ふごぉー!」と顔を床につけんばかりに傾いて頑張る横山さん!
誰よりもビリーの傍にいたくて、ついつい画面に近づいていく内山!
腹筋が悲鳴をあげる七海!
ムキョー!
なかなかどうして強力なラインナップの連続に、我々の筋肉はプルプルと震え、終わった頃には、皆がダラダラと気持ちのよい汗を滴らせていたのでありました。
余談ではありますが、応用プログラムの最後にビリーはいつも、
「2キロは痩せたな」
と言いますが、ここ数年で何十回も行っており、なおかつ体重の軽い吉田は、もうそろそろ塵と消えていい頃合いだと思います。
 
 
【車をお借りします】
 
明日は照明の佐藤さんがいらっしゃる日!
舞台の色みをお伝えするため、舞台美術の現物をお持ちします。
そんなわけで、ドライバーである吉田とハイエースの左視界担当である助手の七海は、本日から貸していただける車をお借りしに出発。
内山と横山さんと内田さんは、稽古場に残りスタッフ作業を行う事に。
ちょうど夜ご飯に差し掛かる時間だったため、出先の吉田から、
「作業終わったらご飯食べててくだされー」
というメールが飛びます。
しかし悲しい事に、本日お借りした稽古場は完全密閉で電波が届きにくい場所…。
吉田も「ちゃんとメール見れてるかなー」と心配しつつ、無灯火でヨロヨロと向かってきた黒い車にガンを飛ばしたりしていたわけです。
そして間もなく到着という二分前。
「マックにいますー」
内山マック入りから僅か二分後、車は到着しそれを知らせるメールが飛んだのでありました。
稽古場の鍵を持って即戻ってくれた内山に、
「ごはんめちゃめちゃ途中だったんでない!?」
と尋ねれば、
「大丈夫!呼ばれるのを見越してポテトをSにしたから!!」
な…なんて頼もしい!
頼もしいヲナゴなのか内山よ!
全ての運び込みが終わった後、彼女は残ったポテトをザラザラとヲトコ食いしておったのでありました。
ところでイーニャ物語メンバーの中では現在、タバコの自販機などでよくお目にかかる、目の澄んだマッチョなタバコ野郎の目撃が流行っております。
車をお借りするため出かけた吉田が、
「現場近くに着きました」
と出したメールには、何故かタバコマッチョさんの写メが三枚添付されておりました…。
何故!?
 
 
【稽古場小話】
 
●滑舌を取り仕切る滑舌隊長吉田が言いました。
「じゃあ次ににゃーさん、やりたい早口言葉ありますか?」
「まみむめもが苦手なので、すもももももももものうち、をお願いします!」
「分かりました!では生麦生米生卵で!!」
リクエストまさかの却下!
 
●事件です。
ハイエースを運転していた吉田さん、立体駐車場の清算をする際に、領収書のボタンを押しながら領収書を取りませんでした。
理由は、
「届かなかったから」!(爆)
ハイエース…運転席高いッス…。
 
●ハイエースに乗っている最中に流行ったやり取り。
「あ!餃子の王将だ!」
「じゃオツです!(シートベルトを外す真似)」
「や、焼肉屋…!」
「じゃオツです」
「ペットのコジマが…」
「オツです」
 
 
【いよいよ明日で】
 
最後の練習となります。
今日は初心に戻って地味な地味な練習でしたが、音楽も衣装も動きも何もない場所で、気持ちと台詞だけで表現した時に、ふと色々なものが見えて大変身になりました。
内山は本日ガツンと壁にぶち当たりましたが、最後には持ち前の感情の豊かさを取り戻しました。
それに合わせるように、横山さんと内田さんが演じるアーダとコーダもお客様の心に響くステキなお芝居が完成しました。
吉田演じる二夜ノ先生に、
「二夜ノ先生楽しい?」
と聞いたら、自信を持って、
「楽しいよ!」
と答えていました。
イーニャ物語、パチパチ弾けるオモチャ箱のような出来上がりとなりました。
どうぞ皆様、劇場にて二夜ノ先生と共にちょいとした冒険をお楽しみくださいませ!
七海でございました!
| 17解目のイーナ〜怪事街・二夜ノ先生の冒険〜 | comments(0)
6月13日(日)
どうも、吉田です。
最近は稽古自体が終了した後にスタッフ関係の打ち合わせをしております。
全員が何かしらの役割にふられているので、それぞれ自宅で進めていたものを持ち寄って…という感じなのですが。
今回客演さんということでお二方お招きしているんですけどね。お客様よりメンバー扱いでって言って頂いたのをいい事に、かなり手荒い扱いをしてしまっているなぁと思い始めております(汗)。
実際の作業どころか、「これをどうしようか考える」というところから通常メンバー扱いで参加。挙句に持ってきた案に関して「はぁ?ナニソレ?」「そんなこと言いました?」という反応を返す、という…わぁ、酷い。
怒らずに穏やかに次の案を考えていただいて…大人だなぁと、しみじみ思いつつ…今日の日記で御座います。


【今日の稽古場は音がだだ漏れ】

稽古場を押さえてくれている内山の話によると、「そういう練習ならこの部屋ですね!
」って施設の人オススメの部屋なんだそうです。
確かに広いんですけれども…物凄い、音漏れが激しい部屋なのです。
隣は卓球の部屋。
そのカンカンというボールを打つ音も、普通の話し声も聞こえるような部屋で…大音量で音楽をかけ、役者が力の限り声を出す。
一度外に出て聞いてみましたけれども、なんか怖かったです(笑)。
音楽は、まあまだいいと思います。
以前同じ施設内でダンスパーティーみたいなことをやっている方たちに遭遇したことがありますして、同じくらい大音量で音楽をかけて踊ってましたから!
でも問題は声ですよ。
普通の音量で発声をしているのに、施設の入り口近くまで声が聞こえておりました。
いいの!?
ほんとにいいの!?
結構叫んだりしてますよ!?
他の部屋の使用者から苦情きません?特に隣の卓球室のヒトタチからとか!
結果、何処からも苦情がくることなく稽古終了となったのですが、通し練習の本当に最後に、隣の部屋からなんだかしっかりとした卓球に練習の指示を出しているのが聞こえてきて、「果たして大音量の中、指示は通っていたのだろうか」と疑問になったのでした。


【間違えました!】

出番ではない役者はもちろん裏にいるわけですが、裏では水分補給を行ったり、次に舞台に出るまでのつかの間の休息をしていたりと、様々行われています。
それは、本編が終了してカーテンコール直前の出来事でありました…。
ばびゅんっ!と裏に戻った七海、1Lの紙パックのお茶をストローでちゅーーーーー!
水分補給完了!
…そこでふと我に返って紙パックをよくみると…自分の飲み物じゃナーイ!!
同じような紙パックで、同じ様にストローを差していた内田氏のものを思いっきり飲んでました!
「いつかやると思ったんだ」(本人談)
因みに、横山氏はコーヒー牛乳、内山はペットボトルのお茶、吉田はペットボトルのお水(しかもいろはす限定)なので、間違えることがありません。
本番は薄暗い中間違えないように、くるくるまがっているストローや、ちょっとした可愛いマスコットのついたストローを用意して二人の飲み物を区別することになりました!


【動かない】

その1
今回、内山・横山氏・内田氏の3人で同時に動く、とある段取りがあります。
全員が一斉に動くものなので、3人とも時間をかけて練習をし、それはそれはキレイに見せられるようになっていたものです。
ところが。
本日の通しの最中、きっかけでどういうわけか内山がぴくりとも動きませんでした。
動きかけていた横山氏は踏み出した足を引っ込める。
内田氏は動いてしまったのでそこで停止。
内山以外の二人の頭上に大きな「?」が。
暫くして「あ、動くんだった!」と思い出したらしい内山が動こうとして…実は丁度その時に「動き終わり」のタイミングになったために、不自然に停止。
その後しっかりと持ち直して場面が進んでいきましたが…もちろん、通し後のダメ出しで全員に大笑いされた内山なのでした。

その2
以前の練習日記に書かれていた、イーナ(内山)が自分の方へ走ってくる二夜ノ先生(吉田)をビシッと一言でとめる、というシーンでのことです。
初めのころは吉田のダッシュの方が早くてどーんとぶつかることもありましたが、最近はしっかりととまっていたのでありました。
そんな「最近順調」なシーンだったのですが…。
いつものように「走り出すきっかけになる台詞」が終わり、「足止めをする台詞」をビシィ!と言ったイーナちゃん。
ビシィ!と言ったのに、何故か二夜ノ先生が走ってない。
元の位置から全く動いてない。
吉田以外の役者の頭の上に、特に内山の頭上には特大の「?」が。
「『コノヒトナニイッテンダロー?』って思ったらぽかーんとしちゃって」(本人談)
「いないからびっくりしましたよ!」(内山談)
「役の素でぽかーんとしてるのがおかしくて…(大笑)」(演出談)
「あっはっはっは」(横山氏談)
「くふふふふふふふ」(内田氏談)
相手役が並々ならぬ気合で発する台詞のシーンだけに、本人どころか全員をぽかーんとさせた出来事でした。


【コネタ】

●機器いっぱい
昨日、音響で使用しているMDプレイヤーの調子が悪くなっていたので代替を用意すべく、吉田家にあるMD関連機器を根こそぎ稽古場へ持参しました。
MDデッキ1台に、ポータブルMDプレイヤーが5台!
並べてみたら壮観です!
コリャータノシイナー!


●くしゃみ
内山が「へーくしょーい!!!」という凄いくしゃみをして、稽古場中の笑いをかっさらっていました。「いつも聞いてたら普通になっちゃった」と七海がぽそっと言った一言に「そっちのがおかしいから!」と横山氏はすかさずツッコミを入れていました。
確かに「へーくしょーい!!!」はないな。


●くしゃみ2
実は通し最中、チョーいいシーンでくしゃみがでそうでした、私。
がんばって我慢しながら台詞をしゃべったら、うまいことくしゃみをしないですみました!
変な顔になってたかもしれませんが、みんなに背中を向けていたのでばれていないと思います。


●そういえば
稽古前に活舌練習兼ウォーミングアップで行っている早口言葉。アレンジをくわえているうちになんだかだんだん長くなってきました。全文をご紹介しましょう。
「東京特許許可局局長、緊急手術中につき、東京特許許可局副局長及び東京特許許可局局員、有給休暇急遽却下」
これを10回言うのですが、終わった後は「東京特許許可局」が非常に簡単に思えます(笑)。


●なな野郎ふたたび
以前「港のなな野郎」と呼ばれた、七海の「港の男」スタイルですが、本日思わぬところで再登場いたしました。
ウォーミングアップで行ったコアリズムにて、どうしてもあるひとつの動きがわからない内山。しかし!このなな野郎の体勢を取るとうまいこといくのです!
「なな野郎、もどして、なな野郎、もどして…できたー!」
それを微妙な顔でみつめる七海なのでした。



【次は…】
まだまだスタッフ作業は続いておりますが…稽古の残り回数は2回となりました!
いつもよりも人の多い稽古場、いつもとは違った方たちも一緒の稽古場、いつもはありえない2回目のキャラクター。
なんだかわふわふ・ふわふわとしているうちに残りが少なくなってしまいました。
残り日数、目一杯楽しんで生きたいと思います〜。
そして、私の書く練習日記は今日がラストとなります。
本番まで、うらっかわやツイッターにてちょこちょこと書いていきますね!
あと2週間ほどでキラキラおもちゃ箱なお話がお目見えです。
劇場で、お待ちしております!!!
| 17解目のイーナ〜怪事街・二夜ノ先生の冒険〜 | comments(0)
6月12日(土)
こんにちは、内山です。夜光堂の者たちは割とモノトーン系の服を好み、普段着も稽古着も黒やグレーが多いのですが、今日は吉田さんがうす紫のパーカーを稽古着に、七海さんが濃紫のTシャツを普段着に着ていたのでちょっと華やかでした。
そして、何故か七海さんには『紫のTシャツの人』というあだ名がつけられ(演劇人のバイブル『ガラスの仮面』の“紫のバラのひと”のもじりですね)、何かするたびに「ありがとう、紫のTシャツの人…!」と潤んだ瞳で見つめられておりました…。
演劇の人の“ふざけ”はマニアック…!
本日の練習日記です。

 
【僕たちの失敗】

週に2回、それも朝から夜まで稽古場に缶詰め…ともなると、やはり少々の綻びが出てしまうものです。
愛ペットとの交流の時間が短くなってしまったり、週2回だった洗濯が一度になったり…。
つまり、この事件は、そんな綻びのうちの一つなのです…。
『ぎゃー、ジャージ持ってくるの忘れたぁ!』
叫んだのは七海さん。
それを受けたメンバー、
『パンツだ、パンツでビリー(ズ・ブートキャンプ)やれ!』
『その際は靴下も履け!』
『Tシャツなら予備あるけど。…履く?』
『いや、その舞台装置に使う予定の布を巻いたらいいんじゃね?』
と大騒ぎ。
そんな大人気ない野次が一段落し、自分の着替えに従事していた私…ふと、あることに気づく。
『なぁっ! わし、今、左右で違う靴下を履いとる!?』
…同じ黒、似た柄だった故に…間違えた…。
幸い(?)パンツ+靴下でエクササイズ…よりはインパクトが薄かったらしく、さほどいじられずに済んだけれども。
吉田さんがその後呟いた、『じゃあ内山くんはもう一回その違った組み合わせで靴下を履かないとね…!』という一言が秀逸だと思いました。
(七海さんは、メニューをセレクトしながらGパンでビリーをやりました)
 
【…ないんです…!】
 
先週の日曜日に、ガッツリ場面のブラッシュアップをしたものの…まだ、自由自在にキャラクターを操れていない私。
と、言うより…先週の日曜日に得たものを、ちょっと違う方向に持っていってしまったという感じかな?
演出から見たら『…そこじゃない、見せたいのは!!』という形になってしまったようで…。
今日も稽古の中心は2回に渡る“通し”だったんですが、1回目の通しの際に『…違うんだよなぁ…!』と言われ、『うーん?』と思いながら臨んだ2回目…!
やっぱり、どうにもこうにも違っていたらしく…我慢出来なくなった演出は、芝居中に舞台上の役者から演出モードに切り替え、私の元に走り寄ってきて、直接指導を始めた…!!
(因みに、夜光堂としては物凄く珍しい現象です。)
最後に一言、
『あと声! 声をもっと低くね!』
と言い残し、彼女は役者に戻っていき、私も、
「そか、声か!」
と思って気持ちを新たにしたわけだったんですが…。
その直後に私は気付いた。
気付いてしまった…。
 
演出…私、この後…台詞が一切ありません…!!

先ほど、声の高さを指摘されたときに言ってた台詞が、この芝居におけるイーナの最後の台詞だったのです…!!
新たにした気持ちの行き場がネェェェ(爆)!
面白ろうてやがて悲しき…。
 
【禁断の呪文】
 
打ち合わせや段取りとは全く違うことを言われてしまった、とか。
急に台詞を忘れて頭ん中が真っ白になってしまった、とか。
芝居中の役者には、まま、そう言ったトラブルが起こり得るものですが…。
私は今日、1人の役者が禁断の呪文にやられてしまう瞬間を目の当たりにいたしました…。
それは、ニ夜ノ先生こと吉田美千子…!
その一言を聞くまでは、順調に芝居をしていた…のに…!
その一言を聞いた途端、何と彼女、台詞をまるまる一個すっ飛ばしてしまったのであります…!!

そう、たった一言、留意から「すきやき」という言葉を聞いてしまったが為に…!!
(その後に続く音段取りを外さなかったのはさすがです)
ネタバレすると興ざめなので詳しくは語れませんが、流れとしては別におかしな台詞ではありません。
台本に書いてある台詞ではなかったけれども、留意役の七海さんはその時々でその部分に入れる単語を変えていたし、それによりニ夜ノ先生が絶句したことはついぞありませんでした。
なのに何故、「すきやき」に限って、そのような事態に!?
…私が思うに、彼女は“すきやきの呪い”に掛かっているに違いありません。
すきやきを実際に食べるまでは解けない呪いです!
心配なので、彼女の呪いを解くためにすき焼きを食べに行く際には着いて行こうと思います!
すき焼き! はふはふ!
 
【これがこうきてこうなって】
 
再来週にはもう小屋入りなので、芝居以外のこと(会場の設営とか準備物とか)についての打ち合わせも大詰めです。
退館ギリギリまで膝突き合わせ、様々な打ち合わせを行っています。
先日も書きましたが、私、頭の中で立体とか組み立てられないんですよね。
なもんで、手近にあるブツを何かに見立てて(転がってるボールペンを木材に、など)説明したり、確認したりするわけなんですが、今日、箱馬(舞台に段差をつけるのに使う、木箱)の使用法を確認する際…思いあまってちょうど手近にあった…みんなのおやつの一口まんじゅうを使い…微苦笑を頂きました…。
そんな私でも、いつかは頭の中だけで立体が構築出来るようになるものなんでしょうか…?
(尚、使った後のまんじゅうは、責任を持って美味しく頂きました)
 
芝居も劇場も楽しく快適な時間を過ごして頂けるよう、奮闘させて頂きます。
6月27日(日)、よろしければ足をお運び下さい…!!
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6月6日(日)
 
オス!オラ七海!
最近僕が会社帰りに寄るスーパーでは、お惣菜売り場で餃子の試食を行っています。
スーパーの試食なんて冷めてパサパサに違いないと思いつつ、試しに口に入れてみたら、意外にほくほくで美味しかったのです。
ふとその時、吉田が以前こんなことを言っていたのを思い出しました。
「デパ地下で餃子一個試食したら、なんかもう満足して夕飯買わずに帰って来ちゃった」
な!
なんと胃袋の小さきガツガツしない生き物か!!
僕なんかひとつ餃子を胃袋に入れたら、たちどころにお腹の減りを実感したというに。
だからWサウザン野菜バーガーを買って帰りました。(爆)
餃子の立場はどうなったかといえば…本日は試食にて終了と相成りました…。 お腹具合を思い知らせてくれてありがとう!餃子!
次回は必ず買います…。
餃子一個でお腹いっぱいになる吉田は、どうやら公演前の激務で少々痩せた模様。
今までぴったりのサイズのジーンズがとうとうゆるーくなりました。
「なあなあにゃーさん、ベルトしてもよい?」
…いいけども!
ゲッソリした先生は見たくないぜ!と思った次の瞬間…。
「あー肉食いたいー」
体はスタミナをとる気満々のようです!
良かった良かった。
 
 
【暑さに弱い生き物】
 
本日はちょっとだけ長い距離を、お日様カンカンのもと大荷物で稽古場まで移動です。
歩いているだけでだくだくと汗をかいてしまうような天気だったわけですが、暑さに弱い生き物が夜光堂に一人…。
「はふーはふー」
人一倍皮膚が薄くて血管の露出が多い吉田です。(爆)
「あにょーここで10分の休憩にしませんか?」
「しません!もう少し頑張ってください!」
「はふーはふー」
そして長旅が終わり、ついにあと数十秒で稽古場到着というその時。
「あにょーここで10分の休憩にしませんか?」
吉田よ…あと数十秒を耐えてくれ!(爆)
「吉田さんっ、あとちょっとだから!建物見えてるから!」
たどり着いた吉田は、七分袖に長袖パーカーといういでたちにより、顔を真っ赤にさせながら、わふわふと舌を出していたのでありました。
「何故そんなに厚着をして来ちゃったんだい!?」
と問えば、
「暑いと思わなかったものですから」
あ、亜弓!
 
 
【通しの予定でしたが】
 
本日は昨日の通しの反省をふまえ、シーンごとの見直しを行ってから、一回通しを行って終了の予定だったのです。
が!
通しで物語を流す事に慣れてしまった事もあり、シーンごとにがっつり見てみると、その粗がバシバシ目に飛び込んで来ていかんともし難い状況になっている事が判明。
急遽、常世田ねぇさんにもご協力いただいてのシーン稽古となりました。
しんどかったと思います。
気を張って、声を張って、滑舌をしっかりして、テンポを守って、その中でキャラクターを確立させて、物語の流れの中で自分の役割をしっかり見極めて果たして…。
初めはチケット代金30円にも満たないような芝居でしたが、みんなが気力を振り絞って集中した結果、600円は払ってもいいぞ!というところまで出来上がりました!
1000円までもうひと踏ん張り、お客様に心から楽しんでいただけるお芝居を、物語をみんなで届けて参りましょう…!
 
 
【通し小話】
 
●演出七海、基本的に説明が出来ない困った演出です。
そんな時に翻訳者となるのが吉田。
「よちさん!こう…甘いシャーベットみたいにしたいんだが!」
という七海レベル1のものから、
「んなーあうあー(人語ですらない)」
「……(無言でじっと見る)」
「!!(動作で伝える)」
などの七海レベル98まで分かりやすく説明してくれます。
今日は七海が黙ってウロウロと舞台の周りを回っている間、演出席にてダメ出しをしてくれていました。
あ、有難い!
 
●とある場面が終了後、演出より言葉が飛びました。
「アーダさんとコーダさんは声を滑舌ください!あと先生は動き後の台詞のほにゃららをほにゃららして下さい!じゃあもう一回!」
「……??」
ご注目ください。
同じシーンに確かにがっつり出ていた内山が、自分を指して口をパクパクさせています。
(あたしは??)
「あ!」
そうです演出、内山のダメ出しを言ってあげてください!
「そういえば先生さあ、もう一個…」
「あたしじゃないんかい!」
ええ。
イーナちゃんはその時、いう事なしの出来だったので…。
 
●七海が演出をする際の特徴は、芝居をしている最中に止めずに指示を出す事。
役者が台詞を言っている最中でも、
「声くださいー」
「滑舌くださいー」
「落ち着いてー…」
「走れ!!」
などなど指示をはさんでいきます。
そして時に感想を述べる事も。
今日も内山が台詞を言っている最中に、
「ステキよー」
とはさんだところ、
「…………。えー…台詞が分からなくなりました」
ギョー!
すみません、もう二度とオカマさん口調で感想を挟んだりいたしません…。
 
●本日の稽古場、特に土足禁止ではないのですが、まずはトイレに行って帰ってきた七海が、稽古場に入ってすぐの場所にスニーカーを脱いで裸足でぺたぺた。
次にトイレに行った吉田、帰ってきて七海の脱いだスニーカーの隣に自分のスニーカーを並べて脱いで靴下でぺたぺた。
さらに内山が自らのスニーカーを持ち寄って並べ、簡易玄関が完成いたしました。
そこへやって来た常世田ねぇさん、並べられたスニーカーたちを見て、
「あれ?ここって土足禁止なの??」
いえ!
これは夜光堂トラップです!
お気をつけくださいませ!
 
 
【来週は通すぞ!】
 
練習も残すところあと4日。
心が柔軟で思いもよらない道を見出だす先生が好きです。
自然な微笑みで包み込むように一歩後ろを守るアーダさんが好きです。
ちょっとクールに見えて本当は素直で一生懸命なコーダさんが好きです。
迫力満点なイーナちゃんが好きです。
来週はバシバシ通して参ります!
気力満点で、また来週お会いしましょう!
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6月5日(土)
 どうも、吉田です。
ねむいですーーーーーーーーー!!!
もうね、通しを二回やるとぐったりです。
今日なんて私、一回目と二回目の間に本気で寝ちゃいましたよ!?
すごいですねぇ…なんだろう、「17解目のイーナ」、本当に全部の全部を使ってのお届けです(笑)。
大体、一回終わったら何も残ってないので、もう一回始まるまでに必死になって充電です!


【セクハラ】

えーと、皆様に連絡です。
夜光堂の稽古場にてセクハラが行なわれました!
大変ですよ、大変ですよーーー!
それが行なわれたのは、二回の通しが行なわれた後、みんなが汗だくだくになりながら片づけをしていたときの事です。
確かに被害者Y田M子もジーパンにタンクトップで無防備だった事は確かです。
女同士だからいいかーって、タンクトップをぺらっとめくったりもしましたよ。
でもですね!
そこでウヒヒヒと悪い顔をして笑っていたのが…U山R子ですね。
Y田のタンクトップにそそそそと手を入れて下着に手をかけ、ぽちっと…ホックをはずしやがりました。
女子校じゃないですよ、ここ!
出演者に男子もいますよ、ここ!
なにをするんですかーーーーーーー!!!!!
Y田、必死こいてなおしました。
その後仕返ししようとしたら、U山が身につけていたのは、スポーツタイプで金具なしでした。
はぅー。


【よろしくお願いしますっ!!!!】

一回目と二回目の通しの間に、様々お世話になっております宮島さんがいらっしゃいましたー!!
いやいやいや、ホントにね、仕込みを始めとして本当に本当に沢山手助けして頂いているのですが、本日はその仕込みの打ち合わせです。
各担当者が順番に宮島さんの前に図面をもって座り、説明しつつ・アドバイスをもらいつつ・この先の計画を打ち合わせつつを行いました。
まずは七海・内田氏による客席隊。(コッソリ他の面々ものぞき込んで聞き耳を立てております)
そして次に吉田による舞台面。
最後に内山・横山氏による舞台幕関係。
どれもこれも、担当者がうんうん考えてもどうにも打破出来なかった課題を、さらさらっと突破口を開いて頂き、もう…ありがとうございますっ!
なのに、いらっしゃった時に超熟睡しててすみません。
思いっきり体力回復中でした…そして二回目の通し最中にお帰りになったのですが、その時に背中を向けて喋っていた最中だったのでご挨拶出来ずにすみません!
ホントにホントにありがとうございます。
そして当日、よろしくお願いしますっ!!


【グタってはいけません】

えー、緊急情報です。
どうやら一回目の通し時にF夜ノ役のY田がどうにも気の入らない、からまわり芝居をしておりました為に、芝居全体がグダってしまいました。
舞台上で演出に目で「クォラアアアアアアッ!」と言われ、うわあああ、やばいなーどうしようかなーと思っていたんですけれども、修正もまき直しも出来ないままラストまで行ってしまったんですよ。
あー、もうね、ホントに本番じゃなくてよかったです。
こういうコントロールが難しいです。
コントロール…じゃないのかな。
うーん、とにかく全員を巻き込んで芝居をグダグダにしてしまうのはマズイのでやめようと思います。ハイ。
久々に舞台上で冷や汗って言うか肝が冷えるというか…手に汗ですよ。
大丈夫です、もうやりませんから!
本番はビシッとばしっとしたお話をお見せしますね!!


【個人練習】

今日はラストのご挨拶まで全ての段取りがつけ終わりました。
ふとみると、アーダとコーダのペアで息のあったところをを披露している横山氏と内田氏が二人で練習をしております。
どうやら、一緒に行なう動きがあっていない、綺麗に揃っていない、というので練習をしていたようです。
「へー、偉いなー」
と思っていましたら、その後、私と七海演じる留意がペアで動くところ、全くの打ち合わせなしでやることになりました。
そうだよ、二人で動くって言ってたんだから、横山氏・内田氏みたいに練習すれば良かったんだよ。
思わずあちゃーという顔をしたふたりなのでありました。


【本日はにーさんの誕生日!】

本日6月5日は横山氏(にーさん)の誕生日であります!
稽古が9時開始の為に、ケーキを用意出来なかったのが非常に残念なのでありますが…おかしとクラッカーでお祝いです!
にーさんが来る前にささささっとクラッカーが配布されます。
「合い言葉は?」
「山・川?」
「龍角散?」
「龍角散で」
「龍角散、でパーン!と行きましょう」
不穏な打ち合わせが短時間で行なわれ、各々ポケットにクラッカーをひそませます。
合図を出す吉田をみんながさりげなく伺います。
吉田がさりげなくクラッカーの紐のシールをはずすと、みんながさりげなくはずします。
ふふんふ〜ん♪
ふふんふ〜ん♪
ふふん…「はい、龍角散!」
一斉にクラッカーが4つ鳴り響きますっ!!!
驚くにーさん。
そして七海先導でなんとも適当な歌を歌い出します!
「はっぴばーすでー にーさーん!!」
…適当です。
「さて、もうあと4つクラッカーが残ってます!もう一回行きますよー!にーさんは知らない体で!」
「知らない体!?」
…はい、まさかの2回目!リテイク!
「龍角散!」
ぱーんっ!と、何故か一回目のものよりも綺麗にテープが開くクラッカー。
飛び散らない便利なクラッカーを使ったのですが…開き方に差があるのですね!
はい、適当なお誕生祝いですみません!
でも…お誕生日おめでとう御座いますーーーーーー!!!


【大道具・小道具ぞくぞく】

大道具に関わる人間たちが自宅で作業をして稽古場で受け渡しをしております。
今日は…完成一歩手前の大道具が稽古場に登場!
いやー、いいですね!
会社のオシゴトで疲れているところでの作業、ありがとうです!
それから、小道具も仮だったものから、本物が登場です!
本日登場したのは食べ物…キエモノです。
私も実は舞台上で口にするんですけれどもね、体力勝負の役だと思っているので、ありがたーくエネルギーチャージにつかってます(笑)。
夜光堂にしては珍しいキエモノかな。
舞台上に現れたソレをみて笑って下さいませ♪


【あーした!】

ちょっとだけゆっくり開始の練習です。
通しを繰り返して全体の流れがつかめてきましたので、今度はもう一度場面にもどってブラッシュアップ。
よりシャープに。
より深く。
しっかりとお客様にお届けできるよう、絞り出して精製いたします!
それではまた明日!
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5月30日(日)
稽古帰りにビックマックセットを買って、がっつり食べた…のに、夜明けの4時に空腹で目が覚めた…。
先週の日記に、『長時間稽古になると1日4食!』と書いたが…1日5食とかにしないとダメなんだろうか…。
溜まったカロリーがちゃんと消費出来ているのか、とても心配…しながら5月最後の練習日記です。


【「うふっ」じゃねぇ!】
 
こう言っちゃ何だが、私が今回着せて頂く衣装は…。
結構、可愛い。
一部の『本物志向』の方々に見つかったら、まあ…叩かれる可能性もあるのだか、これまで“Gパン役者〜衣装はいつもGパン〜”と呼ばれてきたので、なかなか…感慨深いものが。
で、その素敵な衣装を着たまま休憩していた時の事…。
音響担当の常世田ねーさんが、『あれ?』と声をあげた。
『うっちゃん、ちょっと立ち上がってぐるっと一周回ってみて』
あら、私の可愛い衣装を常世田ねーさんもじっくりご覧になりたいのかしらん…? と、自惚れた…わけではないが、「うふっ」て感じでちょこちょこ回転…してみる…! と。
「あ、そこ!」
ねーさん、衣装の一部を指差す。
そこに目を落としてみれば…。
HA☆SON☆ハッケン!!(ショックを和らげるためラブリーに表してみました)
んにゃにゃにゃにゃあああ(パニック)!!
私の可愛い衣装がぁ!! 取り返しがつかないほどのアレではないのが幸いであったが…だからだよ、だから君はGパン役者なんだよ!(立ち振る舞いが粗雑なため、繊細な素材のものは安心して着せられない)という衣装さんの声が聞こえてきたような気がした…。
あう〜、あう〜(泣)。
本番までには可愛く戻しておくので、みんな見にきてNE☆
 
【君も、だyo!】
 
本番まで1ヶ月を切りましたので…舞台稽古は“通し”が中心…ではあるが、無論、場面練習だってやっちょります。
通しをやってみて「どーもここが気になんねんけど…」と演出なり役者本人なりが思った部分をピックアップして確認する作業なのです。
それは、アーダ=横山氏と、コーダ=内田氏がコンビで行う段取りを確認していた時のこと…。
「なるべく足音を抑えてやりましょうか…!」
という指示が、演出陣から飛び、「了解」と頷く横山氏。
と、その背後から飛んだ、内田氏の一言。 
『それは…俺も?』 
・・・アレ?
ペアA&Bで動く際に・・・Aへ与えられた指示は同時にBへの指示でもある、というのは・・・我々の思い込み・・・?
いや、果たして・・・思い込み・・・だろうか・・・?
大抵の場合、SO、なような気がしないでもないような気がしないでもないケド・・・?
DO、なのかしらん・・・?
んんん〜? ・・・やっぱり、思い込みじゃ・・・ないと思うっ!!
と、いうわけで、大いに突っ込ませていただいた。
「・・・何で、自分の足音はオッケーだと思うのさー!!!!」
私の渾身のツッコミに、ウッチー内田、きょとん、としとった。
「なんでっていわれてもー」
・・・ワシか。やはり、ワシがあかんのか・・・。突っ込みどころとちゃうんか・・・。
 
【なまあたたかいきもち】
 
本番まで一ヶ月を切りましたので、スタッフワークの話なんかも致します。
輪になってお昼を食べながら、皆で図面を広げて『○○を××しないと・・・』『△△を◇◇したらいいんじゃ・・・』等の会話が交わされます。
舞台装置の話とか、客席の組み方とか、幕の吊り方とか!!
こんなとき、私は極端に発言が少なくなります。
・・・理解が遅いからです。
自分の頭の中で「・・・ああいうことかな?」「えーと、それって○×ってことか」と“自分の理解できる形”に落とし込むのに必死なもんで・・・。
「分かってる?」と訊かれ、“理解した形”を一生懸命、説明します。大抵通じません。
例えば、“三角柱”を私に表現させると、こうです。
「あれです、良く・・・「探偵」って書いて机の前に立ててある、アレ」
・・・「良く」は立ってないよ、内山! それ、二次元(小説)の話だよ、内山!
因みに七海さんも、どちらかと言えばこの手の話が苦手なようですが、勘が良く想像力や語彙が豊かなので、私よりは理解が早く相手にも通じやすいのですが、やはり自分の頭にあるものを正解に伝えるのに苦労をしているようで…。
「シャーペンAをこの柱、ボールペンBをその柱だとしますね。で、これを裏から、こう…ええい、手が足りん! 」
と、舞台装置の仕組みについて熱く確認中の私を見ながら…七海さんからポツリと漏れた一言。
「みんなが、私の説明を聞いてるときって、こういう生暖かい気持ちなんだろうなぁ…」
んなっ…!
内山、思わず白目。
『ってことは、チミィ、今、私の熱い説明を生暖かい気持ちで聞いてるってことかねぃ!?』
「うん」
再度、白目になる私。
うわ〜ん!!
“なまあたたかい”ってなんだー。
“微笑ましい”とは似て非なるもの、ということは分かるぞ…!!
うわ〜ん!
 
【私と先生だけの…】
 
イーニャ物語にはキーワードがいくつかあるが、その中の代表的なものが『解読』と『解本』だ。前者は主に動詞として使われ、後者は完全に名詞である。
私は一時、この2つが頭の中でこんがらがってしまい、『解本をする』『解読の持ち主』などの誤用が甚だしく、演出を悩ませていたものだった。
最近、ようやく脳内整理がなされたようで、誤用も減少の一途を辿っていたのだが…。
本日の通しの最中、それもドシリアス場面で…私はやらかしてしまったのだ。
それは、名詞と動詞の取り違え…ですらなく。
敢えて言うなら、混合。
『解本』+『解読』=『かいどん』。(あれ? 良く見たら大して混じってない)
場面の演出上、いつもよりも声高らかに…
『かいどん…!』
って派手派手しく述べてしまった。
目の前でそれを聞いたハズのニ夜ノ先生役、吉田さんの眉がピクリともしなかったので、気付かれないで済んだのかと思ったら、通しの終了後、『“かいどん”はネェよ…!』と言われ、平謝り。多分、貝しか載ってない丼モノだと思う。
…貝丼。
 
 
物語を通しでやっていくと、不意に『あ、こんな表現もアリかも!』と演技最中に思ってしまうことがあり、つい、それを試してしまうことがある。
それが、物語のバランスや共演者の妨げにならないものならばいいのだが、私の場合…大抵…『変えない方が良かったよ…?』という結果を招いてしまう。
せっかくのヒラメキが『本人だけが楽しい1人遊び』にしかならないのが…本当に…情けない今日この頃です。
来週は、もう6月。
目先の楽しさに惑わされず、地に足のついたイーナでありたいと思います…。

それでは、また、来週〜!!
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5月29日(土)
オス!オラ七海!
それはちょいと前の通し練習直前の出来事です。
まだ衣装の一部が決まっていない内山に、吉田が自分の私服を差し出していました。
「この形、雰囲気的にどうか着てやってみなよー」
「ありがとー」
吉田の私服を自分の衣装の上に羽織った内山、稽古場の鏡の前に立ち、
「にやり…」
さらに呟くこの一言。
「うふ、あたし…可愛い…」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
しーんと静まり返る稽古場。
内山、すまない。
僕、「自ら言わない」を美徳とする文化で育った日本人だから!!
うっちゃんみたいにフランス人な感覚じゃないから!!
(内山は学生時代「実はフランス人」キャラでした)
だから…何も言えなかったよ…。
この出来事は実に通し開始ギリギリの時間帯に起きたのでありますが、みんなちゃんと衝撃を吸収して芝居を開始したのはさすがであります。
通し前の緊張から、誰も何も言ってあげられなかった僕ら。
今度内山を目撃の際には、みなさま是非、
「よっ!可愛い!可愛いよっ!」
のコールに加え、
「ヒューヒューだよ。アツイアツイ」
と、お声がけくださいませ。
 
 
【メイクをするぞ】
 
今日は横山さんがお仕事により17時頃からの参加。
通しは到着後一回ガッツリ通しとなります。
なのでそれまでの時間を有意義に使うべく、本番メイクを決める企画を打ち出しました。
メイク用具をわさわさと出し、机に並べる人々。
そしてここから、内山良子の長き道のりが始まるのでありました…!
まずは演出より業務連絡。
「吉田はとにかく血色よく!内山は白めを目指せ!以上!」
吉田と七海は以前も演じた役ということもあり、思い出し出しメイクを行います。
「うむー。粉のファンデーションはたいたっけ!?」
「口紅の色何色だっけ?」
などなど悩みながら…イーニャ物語用にプラスアルファをして完成。
内田さんはバシッと男らしく、色の入った下地を叩き込んで完成。
そして…内山!
なんと彼女の肌は、パウダー類をことごとく弾くハイパー肌でいつも舞台メイクに苦労しているのです。
刃物(顔ソリ用剃刀)の吉田、(ベースを)叩き込みの七海、男子目線からの意見内田氏の三人がかりで内山を囲んで内山の肌に合う化粧品を捜索。
結果、様々な化粧品を塗り重ねる事により自然な肌質になった内山だが、一つ問題が!
「韓国でいれた眉タトゥーが邪魔して、入れたいラインが取れないよ!(爆)」
内山が眉タトゥーを入れた当時、流行は真っ直ぐにすっと引く眉。
それに対して、今回の役として望むのは、弧を描くふんわりとした眉。
んはーんはーと一同悩んだ結果、薄くなってきた眉タトゥー部分はファンデーションで消し、余分な場所に生えている眉毛を、吉田テクにて綺麗に整えることにより、ステキ眉へと大変身いたしました!
やったぜ内山!!
いつもと違う雰囲気で、とってもビューティーでございましてよ!
 
 
【メイク小話】
 
●七海→吉田
七海、自分で色を塗り塗りして、吉田に見せに行きました。
「このくらいでいいですかー?」
「………いいよ」
何故この時吉田が口ごもったかといえば、
「もっと塗りなさいって言いたかったんだけど、予想以上にガッツリ塗られていたもんで…」
との事でした。
しまった!!
もっと薄くて良かったのか!
 
●吉田→口紅
吉田は経済的な唇をしています。
「あのねー。輪郭とって中ちょこっと塗って、んむんむんむってしたらおしまい」
唇が薄いので、少ない量で短時間に塗れるのです。
ご覧なさい、隣の内山はまだ半分も塗っていません。
「そうー?じゃあアイランもやっちゃうねー」
ぬりぬりぬりぬり。
「アイラインできたー」
ご覧なさい、隣の内山はようやく八割くらい唇を塗りつぶしましたよ…。
「いいなあ。唇うすいの可愛いなー」
と、呟く内山でありました。
 
●兄さん→急に下地
横山さんが仕事を終えて駆けつけました。
その時我々は通しの準備中。
「ハッ!じゃあ兄さんは、顔の右半分にこの下地を!左半分にこの下地を塗ってみてください!」
「お…俺もか!」
稽古場に来て早々に、何故か顔に下地クリームを塗る事になった横山さん。
おかげさまで全員のメイクが決まりました!
 
 
【稽古場小話】
 
●吉田→シャツ
メイクをしたついでに衣装と合わせてみようと思い立ち、先生に声をかけたところ、
「兄さんに試しで貸したシャツが今日戻ってくるから、シャツはまだないよ…」
そうか。
じゃあ、あるやつだけでも。
「うん…」
かくして吉田は、タンクトップに先生のトレードマークであるリボンという姿で現れ、
「お笑い芸人じゃね!?」
「筋肉芸人じゃね!?」
と、はやし立てられたのでした。
 
●吉田→通し開始
吉田が寝転がって小さく声出しをしています。
でも決めていた通し開始時間が来ていたので、開始のキューだしをしました。
吉田、がばちょと起き上がって来ました!
 
●内山→ヨガ
本番は幕で仕切られているので勿論見えませんが、稽古場通しでは裏のスタンバイが丸見えです。
舞台上にいた時、ふと目に入ったスタンバイ中の内山。
何故か、土下座。
もしくは、五体投地。
後に聞いたら、体調を整える猫のポーズ(ヨガ)だったとの事でしたが、なかなかスタンバイ中の役者が深々と祈りを捧げている姿を目にすることがないので、大変ビックリいたしました。
 
●七海→靴
音響の常世田さんに、
「衣装の膝から下が、自分では絶対しない格好だからイヤだ」
という話をしたところ、
「膝から下は、別人だと思えばいいんだよ!」
ハッ!目からウロコが!!
 
 
【明日は二回通し!】
 
今日のアップはビリーのタエボーから、ファンクというビリーノリノリのエクササイズ。
初めて体験した内田さんは、ビリーの壊れっぷりに大いに笑っておりました。
明日は横山さんがファンク初体験!
是非、端から端までツッコミを入れていただきたいと思っています!
明日は元気に通し二回!
自分のキャラクターを演じられる回数も、残り少なくなってきました。
楽しんで大事に、大事に。
本番までじっくり育てて行こうと思います!
では、また明日!!
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5月23日(日)

どうも、吉田です。
昨日稽古が終わってから大道具作りをいたしました。
30オーバーの面々が作業をしている様は…そう、「残業」といった感じですね!
そんな残業時に私のプレイヤーを使い「全曲シャッフル再生」でBGMを流しておりました。
1GB弱、曲が入っていて、その全部の曲を対象としてシャッフルをかけているのに、何故か同じアルバムの曲が3曲連続でかかったり。
あいうえお順で曲が流れたり。
まったくもって不思議なプレイヤーです。
そんな作業も無事、退出時間には完了しまして、本日の稽古で御座います。
本日は「通し2本」が告げられていたので、「こりゃー体力削るぞぅ」と戦々恐々としながら…ウソです。「2本だ〜♪」とわっふわっふと稽古場に参上致しました。
さて、そんな通し2本の稽古日記ですよ!


【えーと…おばちゃん?】

内山から吉田に荷物を受け渡す、というシーンでの事。
のほほんとしているところではなく、きな臭いところなのですが…荷物を受け渡しながら台詞を言うはずの内山、どうやら台詞がふっとんだ様子。
「…あああら、これ可愛いわねー、ねこちゃん〜?」
登場人物紹介でも「謎!」扱いされている内山演じるイーナが途端におばちゃん臭くなったぞ。
確かにその荷物にはねこちゃんのストラップがついているけれども!
そのねこちゃん可愛いけれども!
言われた吉田は目がテンですよ!
とはいえ、そこで「言わなければいけない台詞」もなんとかクリアして場面をとめることなく進めた内山。
うん、その役者根性はステキだ。
でも…おばちゃんはいらないとおもう!


【あ、忘れてた】

昨日の夜の段階で、少々舞台美術が変わりました。
ざっくり全体図はできましたので、説明して、大道具の準備も変わるのでその変更点を伝達して。
「ふぅ、早めに連絡出来て良かった」
と思っていたんですが。
横山氏と内田氏、早退してたーーーー!
「はっ、こりゃぁ、休憩時間に捕まえてオハナシせねばなりますまい!」
と思っていたのに、まるっと忘れて今に至ります。
えーと、舞台の動けるエリアは変わりませんが、側面の印象が変わると思います。
次の稽古日に説明しますねー!


【コネタ】
・今日は横山氏がアーダさんの衣装をひとつ忘れ物。ひとつ欠けた衣装を付けているアーダさんは、コーダさんと並ぶと…ちょと見習いさんに見えたのでした。


・昨日からの引き続きの作業も平行して行なっておりました。休憩時間にペンキを塗り塗り。ニスも塗り塗り。着々とできあがっていっております。


・大道具担当吉田、音響も担当しているので、機材とできあがった大道具と自分の衣装などの荷物を…一人で持ち帰るのが無理そうだ、と思った七海と内山が自宅まで運搬を手伝ってくれました。


・だるん、と横たわっていた吉田の目を揉み始めた七海。吉田の足を揉み始めた内田氏。七海の肩を揉み始めた横山氏。そこにトイレから帰ってきた内山…「えーと、どういうことかな?」。とりあえず、揉まれる一方だった吉田が一番得をした、ということになりました。


・ごいん、と七海と吉田の頭がぶつかりました!ちょっと目測を誤って、吉田の目元に七海の頭突きがきてしまって…失敗失敗。2回はやらない様に気をつけまーす。


・どすん、と内田氏が横山氏の腹をパンチしたらしいです。ちょっとした段取り違いの様子。き…気をつけよう!


・吉田が稽古中に衣装代わりに着ているジーパン、お役目が終わったあとは、内山に引き取られる事になりました。


・内山、吉田が通し中に仕掛けるトラップにはまりまくってくすくす笑っております。常世田姉さんもトラップにはまって「いや〜!」と言っておりました。役柄上、かなり自由人と化した吉田には要注意だ!


・留意役の七海も舞台に出るときに忘れ物。うーん、こうして「これを忘れない様にするんだな」「ここにチェック表が欲しいな」なんて風に進めるのでありました…多分!


 
 

通しを2回やると…かなりキツイです。
ですが、1回目より2回目の方がほんの少しとはいえ、良くなっていたようです。
まだまだ…本当にまだまだではありますが、少しずつ少しずつ面白くなってきてるこのお話。
1回目と2回目の自分と全体とを見直して、平日にできることはすませて。
今日よりも更に深く、今日よりも一層純度を高く。
くっきりはっきり楽しいお芝居をお客様にお見せできるよう、頑張っていきたいと思います!
そろそろ公演日まで1ヶ月、頑張っていきましょうー!

| 17解目のイーナ〜怪事街・二夜ノ先生の冒険〜 | comments(1)
5月22日(土)
超時間練習も開始から早1ヶ月を迎えようとしております。
『9時〜21時(時には22時)で練習をしています』と言うと、大抵の方は『そんなに!』と目を剥かれるのですが、実際にやってみると…案外あっという間です。
会社にいるときはやたらと遠くに感じる17時(私の終業は17時半ですが)が、割とすぐにやってきます。
動き回ってるから?
一方、(個人的に)困るのは…1日4食になることです。
朝(家)食べて、昼(稽古場)食べて、夕方(稽古場)食べて、夜(家)に食べて…。
イーナの衣装がゴムウェストでほんとに良かった…!
ってなわけで、本日も帰りにコンビニで購入した、“かしわめし+鶏天弁当”をむしゃむしゃと食べながら、びゅんびゅんスピードだった稽古のあれこれについて、お話させていただきたいと思います!
 
 
【お久しぶりのビリー隊長】
 
本日のウォーミングアップは、お久しぶりのビリーエクササイズ。
『体力もつきますからネ!』という、演出の言葉に、「しまった!」と叫ぶ私。
「…ヒールしか持って来てネェ!!」
いや、あの、衣装で履く靴に慣れようと思って。ここんとこ、ウォーミングアップは稽古場の隅から隅を往復するウォーキング系だったので。
仕方ないので靴下も脱いで裸足で挑むことにしたのですが、ふと見れば、横山氏も裸足…!
そうだ、彼も衣装の革靴しか持ってきとらんのだ!!
仲間を得た嬉しさに、思わず私が口走った一言が…。
『良かった〜、よこっちもハダカじゃん!』
横山氏はニヤリと笑い、
『…脱ぐかい?』
いやぁぁ! ハダカでエクササイズって、どんな新世紀のアダムとイブなのっっ!
と、まあそんな感じで久しぶりに(着衣+裸足で)挑んだビリーエクササイズでしたが、相変わらずビリーは案外何もしちょりませんでした。
『詳しいことはシェリーに!』っちゅうて、丸投げしちょりました。
そして、ウッチーこと内田氏は、弱点のわき腹を無防備にさらし過ぎだ! と思いました。
思わず突っつきたくなるじゃないか…ねぇ?
(そのように思う者が後をたたなかったため、ウッチーは色んな手にわき腹を突かれて悶絶、人の倍動き回っていた…合掌。ちーん)
 
【壊れかけのれでぃお】
 
思春期に〜♪ しょおねんから〜♪ 大人に変わるぅ〜♪
稽古場に壊れかけのラジオが。
夜光堂備品か?!
はたまた、小道具か?!
いやいや、メンバーたちの発声です!
先週行った初通しの際にどうにも活舌(滑舌)がアレでソレな場面がござる…! ということで、実際の台詞に則した強化メニューを! という演出のリクエストにお答えして、活舌隊長こと吉田さんが考えたのが、この…『台詞のスピードを変えて話す』というもの。『できる限りゆっくり!』と言われれば『わ〜た〜し〜は〜きょ〜お〜』と喋り、『速く!』と言われれば、『私は今日!!』と、ぺらぺら喋るのです。
スピードに乗せられなかったり、やたらと走ったりする台詞は己の苦手な部分なのである…! というのは大変に理にかなったものであると思います。
かくして、稽古場では“慌ただしい留意(デフォルトはおっとり)”や“のんびりした二夜ノ先生(デフォルトはぺらぺらぺらり)”の台詞回しが響き渡るのでありました。
『そ〜う〜だ〜ぞ〜。りゅ〜う〜い〜』
『は〜〜い〜〜。せ〜〜ん〜〜せ〜〜い〜〜〜〜!』
『どうかな、留意!』
『素敵です! 先生!!』
聞きながら…やりながら…思うのです。
「このラジオ、壊れてる! 回転数おかしい! 誰か直して!!」
なんだかね、「奇妙な空間に迷い込んだ…」そんな気分になるのです…。おかげで、“正しい台詞スピード”を見失う私…。
まあ、そういう、感覚の馴染みの不得手は置いておいてですね、発語ひとつひとつを意識するには有効な方法であったと思います!
と、ここまで書いて気づきましたが、ラジオで狂うのは“周波数”であって、“回転数”ではないことに気付きました。
でも、面倒だ〜か〜ら〜直さないっ!!
 
【2回目の通しをしたよ!】
 
音響担当の常世田さんの到着を待ち、本日も、通しを実施!
と、いうわけで、そこで巻き起こったあれこれをご紹介!
 
●先生の“気品”
=シャツの裾、らしい。現在、仮衣装。シャツの裾がちょっと短め。故に、アグレッシブな先生をやっていると、インした裾がアウトになってしまう。
そこで先生は…。
「ちょっと待て! 今、“気品”を調えるから…!」
と、アドリブをかまし…うんしょうんしょとその場でシャツの裾をインさせていた…!
 
●3年ねばったり、穿ってみたり?
珍しく吉田さんが噛んでしまったのだった。
“椅子”と云うべきところを“石”と言ってしまったのだ!
そんなところに座ったら、お尻は痛くなるわ、冷えるわ、3年経ったら穴は空くわで、大変なのである!
言い直してましたけど。
音きっかけ直前だったので、キューだしの七海さんと音を入れる常世田ねーさんが、あわあわっとしてました(笑)。
しかし、先生は超〜然〜♪
さすがです、先生!(留意風)
 
●わたしのぱん
舞台で使う小道具の代理品に、明日の朝食べようと思って買っておいたパンを貸し出した。
劇中で封を開けて、2つに割られた…!
いや、全然、問題ないけど。
「あ、内山くんのパンだったの? ウッチーさんのパンかと思って食べるの遠慮したのに」
あ、そうだったの。食べて良かったのに。
「そうだよ、兄さん(横山氏のこと)に「(劇中に)割っていい?」って訊いたら、「うっちゃんに訊いて」って言ってた!」
…訊かれてねぇよ?
「反対手(七海:上手、内山:下手)にいたから!」
あ、なるほど…!
割られたパンは、内山が翌朝、美味しく頂きました!

●にゃーさん
にゃーさん、と言えば、吉田→七海の呼び名であるが。
芝居後のダメ出しの際、吉田さんがあらぬ方向を見て「にゃーさん、今の指示を覚えておいて…」と呟く。
長い出番で疲れてしまっているのか? と思い、「七ちゃんあっちにいるよ、みちこさん…」と指差したところ、「…うん…。よろしく、にゃーさん…」とやはりあらぬ方向を見ている。
更にその後、七海さんが「明日、このシーンを確認しよう…。にゃーさん、覚えておいて…」と依頼しているのを目撃…!
いるのか、この場に!?
記憶・記録係的な人物、“にゃーさん”が!?
ならば、私も頼みたい…!
「にゃーさん、今日、私についた修正点…覚えておいて…」
 
 
稽古が終わった後、舞台美術のペンキ塗りと、面取り、ヤスリ掛けをしました。
明日は朝一でペンキ塗りとニス塗りに着手する予定。
終わった後、ウチに持って帰って何か…(具体的には思いつかん)利用できないだろうか…! と思ってしまうほどの出来です。(完成予想図を見るに! まだ、パーツの状態なのだ、うひひ)

明日は通しを2回行う、という予定が演出から発表されました!
4食バッチリ食ったことだし、エネルギーに変換して頑張ります。
| 17解目のイーナ〜怪事街・二夜ノ先生の冒険〜 | comments(0)
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