いやいやいや。10月ですか。今月の末じゃないですか。本番が。
稽古できる日数も限られてきました。三連休はびっちり稽古さ。・・・とかいいつつある人間は一日休むのですけどね(犯人は最後に判明する。)
気力・体力・記憶力すべてをもって残りの稽古をかけぬけるのだ。
いけ、30代の少年・少女たちよ(←30代は少年少女じゃないよ)
そんな、10月の一発目、新人堂員竹原が練習日記を綴らせていただきます。
【カムバーック!!内山さん】
日程的にここまできましたから、がんがん通し稽古をやって、細かいところを修正していく、そんな流れに自然なります。
そんなわけで、通し前のアップが大事になるわけで、今日も今日とてビリーさん。
腹筋プログラムをやりました。(トイレ行って戻りばなに、なんとなく僕が答えてしまったがためにやる事になったんですけどね)
でいや、ほいや、くびれー等と騒ぎながらプログラム終了。
ふと見ると内山さんが倒れこんでいる。そして立ち上がって、タオルを口にして稽古場を出て行っちゃった。
5分経過。10分経過。戻ってこない。。。
「大丈夫かな」「お腹が痛いといっていたし・・」 広がる不安・・・
15分経過。ガチャ。(扉の開く音)
「大丈夫?」「気分悪くなっちゃいました?」口々に心配する他メンバー。
不安げに内山さんを見上げたその先に映る・・・買い物袋?
「いや、今日寝坊しちゃってご飯買ってきてなかったから・・・」
「飯かい!!!!!」
まぁ、何事もなくよかったですが。
ある意味、期待を裏切らないよくできたオチだと思いました。
【神の左手・悪魔の右手】
いまだ変わらずブームなのが、足つぼマッサージ。
マッサージというか、七海さんが、吉田さん、内山さんの靴と靴下引っぺがしてゴリゴリしているのですがね。(ちなみにそのとき僕は基本遠目から見て写メをとります)
すごく痛がってます。でも、本職じゃないのでどこが悪くて痛がってるのか解らないのでただの阿鼻叫喚の修羅場です。
で、それぞれ疲れも出てくる30代ですからマッサージしましょうということで、それぞれ交代でみんなの肩をマッサージ。
はい、これにより夜光堂が二つに分類できることがわかりました。
ひとつ、こりの部分を把握し人の疲れをほぐす正義の分類、七海さん、竹原。
ひとつ、パワー勝負で痛みと疲れを増加させる困った分類、吉田さん、内山さん。
なんかね、皮膚が損傷される感じ。
ある意味、殺法ですわ。
吉田戦車のまんが、つやつや担任で、下手江が祖母から、もう肩を揉むのはやめておくれと書かれた手紙をもらっていた一コマを思い出したよ。
きっと、こんな感じなんだろうな。
【撃沈率100パーセントのミラクル】
見渡せば、舞台内・外の人間が全員倒れていました。
一人を除いては・・・・
とある場面。
内山さん演じる一二三と吉田さん演じる八千が諍いを起こす場面。
テンポ、段取り、さまざまに絡み合ってるので難しい場面なのです。(ちなみに僕はこの時舞台袖です。)
突発的な動きのアレンジ、せりふ噛み、素っ頓狂なダンシング、場面自体が面白い上にノリ、勢い、ハプニングが重なり合ってもうこれ以上は考えられないところで、やりました、きました、一二三さん。
斜めにかけた小道具の肩掛けかばんが肩からずり落ちた、反射的に足を大きく広げ、下に落ち切きらさず、何もなかったかのように引っ張りあげ再び肩へ・・・・
いままで、一度もなかったハプニングだもの。
そのご、二度とおちることがないように、かばんを肩に固定する方法の模索が始まりましたとさ。
【爺の笑顔をおもいえがけ】
「ここは、じじいに格好よくなってもらいたいのだよ。」
と演出が言ってくれるので、その気になってがんばっています(笑)
「笑顔を残してこう・・」「あー、わかるわかる」「爺の笑顔ですよね」「そうそう」
みな、口々に爺の笑顔を思い浮かべて喧喧諤諤。
それぞれの爺像はどんなのかねー。
はてさて、格好よくなれるかどうかは本番でのお楽しみ!!
なわけで、勘のいい人ならお解りかと思いますが、明日は仕事で竹原お休みいただきます。
なので、連チャンで練習日記を書いてるわけですね(笑)
それでは。
ありがとうございました。